2017/08/31

拡がる民泊と違法なビジネス

数日前にも書いたように今回の東京は大井町のホテルなのですが、7,8年前と比べ大井町にも明らかに外国人旅行者が増えているなぁと実感します。

そんな中、大井町に戻る電車の中でたまたま近くにいた大井町で降りるマレーシア人の人たちが会話をしていたのですが、

会話の中でそのマンション名が出てきていてどうやらのマンションの1室のようで民泊みたいです。

そんな話を秋葉原在住者にしたら、

「僕の住んでるマンションなんて、1階に民泊禁止って書かれてるのに、全く無視で、民泊の人だらけですよ。」

とのこと。おそらく登録すらしてないのでしょうね。さらに

「しかも、貸主の一人がうちの部屋を使ってくれた人には格安で車貸します、と言ってレンタカー事業してるみたいなんですが、どう考えても事業として登録している気がしないし、さらにそもそも借りる人たちって国際免許持ってる人かすら怪しいかと思います」

とのこと。

なんだか、勝手にビジネスが行われているようで、しかも網の目をくぐってアジアの違法なビジネスが持ち込まれているような状態。同じような違法、もしくは違法すれすれの観光客向けのビジネスが色々と成立しているのでしょうね。後日書きますがホテル状況が改善されるという意味では民泊はありがたいですが、様々な副産物も持ち込まれてしまう中、全てを防ぎきるのは難しいのでしょうね。

  


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2017/08/31

ベトナム人スタッフよりひどい日本のとんでもない社員たち

ベトナムで様々なとんでもない社員のネタは過去にも何度かこのブログにも載せさせていただきましたが、

最近日本も変わらないよってことで日経ビジネスの便乗時短という特集記事を紹介いただき拝見させて頂きました。

読んでみたら、確かに日本も結構ひどいことやってる社員いるんですねぇとつくづく思う内容ばかり。


たとえば在宅勤務ということで働いているかを確認するためにパソコンがアクティブになっているかを確認できるようにしていたところ、家でTV見ながらマウスを動かしているだけで実は家で何も仕事をしていないみたいな実態が判明したみたいな記事があったのですが、

これと似たようなのは日本企業などでも立ち上げのメンバーを採用してオフィスなどの準備をしている最中に日本人スタッフがいないのを良いことに実はもう一つ別の会社の仕事していたりや、オフィスに出社していることになっているはずだったのに何度電話しても返事がないからってことで、僕が代わりに訪問したらもぬけの殻になってた(これはまたどこかの機会に別記事で詳細を)などがあったので、ベトナムのとんでもないスタッフと変わらないじゃんって感じのものや、

時短を守るために、仕事を夕方になったら受けなかったり、エレベーターにすぐ乗れるようにするためにチームプレーで先にエレベーターに若手を行かせて、帰る準備をしていたりというような記事も載ってるのですが、むしろベトナム人の方がよっぽどきちんと仕事しているような気がする事例もチラホラ。

こういうのが記事に出てくるってことはあちこちで同じような事例というのは存在しているのでしょうね。今までダラダラ働いていたかもしれないけどやるべきことはきちんとこなしていたのがダラダラのままで能率は上がってないのに時短だけ進んでいるという本末転倒なことが日本で多数起きているようですね。

こういうのを読むと日本人は真面目で勤勉というのも徐々に薄れてきているのかもしれないなと思いますね。

  


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2017/08/30

人材関連の看板だらけ

今日は久々に溜池山王駅へ。地下通路を歩いていたのですが、何だか半分くらいの割合で看板が人材関連のものに。

数年前にこんなに人材関連の看板なんて無かったと思うのですが。








大手有名企業の総合的な業種の看板だけでなく、不動産分野に特化した転職紹介企業の看板みたいな、一部特定の人を狙った人材関連の看板までかなりバラエティにも富んでます。溜池山王以外でも、ほんとあちこちで人材関連の看板を見かけますので、すごい広告額が動いているんでしょうね。

日本は人手不足がひどくなっていると聞いていますし、実際本当にそのようですが、もはやいかに転職したい人材を確保するのかみたいな状況のようです。

この状態だと日本は当分人手不足は続くのでしょうね。ただ、もしこんな時に万一リーマンショックみたいな経済が一気に冷え込むような出来事が発生すると人材紹介会社がバタバタ倒れてしまうのでしょうね。

  


Posted by いのっち at 22:20Comments(2)

2017/08/30

夜の銀座で働くベトナム人

昨日はお客様に久々に銀座に連れて行っていただきました。

銀座の素敵なお店で食事をさせて頂いたのですが、接客してくれているお姉さんがどうも日本人っぽくない。

そのうちに、お客様が、「この子、ベトナム人なんだよ」と教えてくださいました。




ああ、やっぱりってことでベトナム語を少し使いながら彼女と色々と会話してみました。彼女はホーチミン出身で2年ほど前に留学のため東京に来て、日本語学校で勉強中で来年から大学進学なのだそうです。

留学生の人材(アルバイトスタッフ)紹介会社みたいな会社からの紹介でこの店にやってきて、アルバイトをしているのだそうです。夏休みのこの時期は週5で入ってくれているそうで、お店でもしっかり戦力として活躍しているようです。

銀座のお店で鍛えられているだけあり、接客も他の中途半端な居酒屋で働いている日本人なんかより全然スムーズでしたし清々しい接客でした。日本の夜の街のシンボルみたいな存在である銀座で、ベトナム人留学生が戦力として活躍しているんだなとうれしい反面、日本の飲食業界の人手不足もここまで来ているんだと実感する出来事でした。


  


Posted by いのっち at 09:15Comments(2)

2017/08/29

中国人観光客出ていけ

東京のお客様のところを訪問していて、この後、大阪に行くという話をすると必ず「ホテルは大丈夫ですか?」という話になります。

そして、実家に泊まるという話をすると「良いですね」という話になるくらいに

中国人はじめインバウンド旅行者の増加で大阪での宿の確保は大変みたいです。



本来なら1泊してみたいな時でも日帰りでという方も多いらしく、そんな中で笑えない話を。

先日、お客様が久々に大阪出張(宿泊)の時に会食がない場合にたまに行く中華料理屋へ。その店は同じような宿泊の出張者が夜使うようなのですが、この数年、皆さん宿が取れず日帰りが増えているため、常連の出張者が立ち寄ってくれてもささっと食べて、すぐ新幹線に間に合うように帰っていくのだそうで、宿泊の場合と比べて客単価がかなり差があるとか。

間接的ですが思いっきりインバウンド旅行者のマイナスの影響を受けているようで、その店の中国人オーナーのおばさんが

「中国人観光客なんか大阪から出ていけ」

と言っていたのだそうです(笑)。インバウンド旅行者が増えることでプラスの影響マイナスの影響、いろいろとあるんだなぁと思う話でした。


  


Posted by いのっち at 08:38Comments(2)

2017/08/29

歩きスマホができる安全で整備が行き届いた国、日本

東京都内を歩いていると至る所で歩きスマホしてます。

よくホームとかで歩きスマホは危険ですというアナウンスなどが行われていますし、

歩道でも歩行者同士や自転車との接触事故が報告されていて危険性が指摘されていますが、





ある意味、歩きスマホは治安が安全で道もきちんと舗装されていて安心して歩ける街の象徴のような気がします。

ベトナムだとひったくりに遭いやすいので危険極まりないですし、そもそも歩きスマホをできるような歩道がほとんどないですし、歩道があっても段差や歩道自体が壊れていたり、街路樹が浮いていたり、路上駐車のバイクが邪魔していたり、まともに歩きスマホができる場所がほぼないです。

バンコクだと中心部の一部の場所くらいでしょうか。まだ、ベトナムよりは歩きスマホができる場所がある気がします。台湾の中心部でようやく歩きスマホができる地域ありましたが、日本みたいに歩きスマホしている人なんてほぼいない状態でした。

ほんと、日本は歩きスマホができるくらいに安全で道の整備が行き届いた素晴らしい国だと言えますね。

  


Posted by いのっち at 07:45Comments(4)

2017/08/28

謎の男性募集ポスター

東京を歩いていたら、民家の横にこんな「男性募集」と書かれたポスターを発見。



中高年(70歳まで)も大歓迎とかかなり年齢制限も緩いです。

しかも、

「お金持ちの美熟女の簡単なサポート」

と相当謎な業務のための募集。簡単なサポートっていったい???どう考えても怪しんですが。

さらに

震災復興応援ポスター



って書かれてます。いくら震災復興のためでもこんな怪しげなポスター許されるんだとか、ってかそもそもどの部分が震災復興支援???

と謎いっぱいのポスターなんですが。

ベトナムにも不思議なものはいっぱいありますが、日本にもいろいろとあるものですね。
  


Posted by いのっち at 11:55Comments(2)

2017/08/28

日本の国際化の象徴的な光景

昨日から久々の日本です。2年ぶりくらいに日本時代に住んでいた住宅街に宿をとりました。勝手が分かっているので夜に近所のスーパーへ。あれこれ買い物しながらレジの近くにいたら、中国語を話す買い物客が何か質問しているのですが、日本人店員では対応できずオロオロ。



すると、10mくらい先で別の用事をこなしていた中国語を話す留学生のようなアルバイトスタッフがやってきて、中国語で対応し無事終了。日本のスーパーですが、日本人の介在する余地全くなし。

こういう姿を見ると、東京だとは言いながらも、日本も国際的になったよなぁとつくづく思います。10年近く前に僕がこの街に住んでいたころには既に日本語以外の言語が話せるスタッフ(留学生)がいましたが、こうやって日本語が話せない外国人が買い物してるってのはさすがに無かったです。銀座や浅草なら当たり前の光景でしたが、こうやって住宅街ですら同じような光景が見られるというのは驚きでした。

今は東京や大阪などの一部の都市圏でしか見られない光景なのでしょうが、外国人観光客がもっと増え、移民政策など実施するようになってくると、どこの街でもこういう光景は当たり前になってくるのかもしれないですね。

アメリカでは英語よりスペイン語の方が通じるエリアというのがあるそうですが、日本でも日本語以外の方が通じやすいエリアなども増えていくのかもしれないです。
  


Posted by いのっち at 07:40Comments(2)

2017/08/27

どぶ川の環境浄化とベトナムの成長の関連性

7年間、同じマンションに住んでいるのですが、近所のどぶ川が年々きれいになっていきます。

住んだ当初は時期によっては悪臭がしたりしてたのが、浚渫でヘドロを取ったり、

川に魚を流したり(これを食べるために釣ってる人がいてよく食べるよなと思うのですが)、




色々とベトナム政府も取り組んでいく中で年々川の水が澄んできてるよなと感じております。昨日も川に沈んだビニールやペットボトルなどの回収を行ってました。

ある意味このどぶ川の環境浄化が進めば進むほど、ベトナム経済も成長していっているみたいな一種の関連性を感じるくらいです。まだまだ、発展途上国ですので、様々な環境汚染があちこちで発生しているのは間違いないのですが、ベトナム経済の成長とともに環境問題が多数発生するのではなく、このどぶ川のようにベトナムの成長とともに年々改善されていくと良いですし、この分野こそ日本が力を貸すべきだよなぁとつくづく思います。

弊社もベトナムの環境改善に取り組む日本企業のお手伝いをしてますので、何とかこのプロジェクトを成功させたいなと思っております。

  


Posted by いのっち at 16:21Comments(2)

2017/08/27

AIなどの産業変化で会社や業界が無くなっても生き残る術

バタバタしていてすっかり紹介忘れてましたが、

先週、今週と弊社に2名のインターンシップ生が来てくれています。

2人とも大学生なので社会人としてどんな分野で活躍していきたいのかとか、就活にありがちな業界分析とか色々と考えているようです。




そんな中で、AIなどの発達でここから10年くらいの間にあらゆる業界が一気に構造変化したり、業界そのものが無くなったり、あるいは就職した会社が無くなるというのは一気に起きるだろうと言われている中で、いったいどの産業なら大丈夫なんだろう?みたいなこととかいろいろと考えているみたいです。そんな中、大人も交えてワイワイ話し合った話題が面白かったのでちょっとご紹介。

それはどこの会社やどの産業が生き残るかというのは大人もよく分かってないので、推測しようがないということ。

そんな状況下で自分自身が生き残っていくにはたとえ自分の働いている業界や会社が無くなっても、じゃ、是非次はうちの会社に来てくださいと言われるような人間やあるいは別の業界でビジネスできる存在にならないといけないということ。

そして、そんなどこの業界でも誘われたり活躍できる人物ってどんな人だろう?

というところで話は終わったのですが、この後色々と自分で考えてみたのですが、僕の中ではやっぱりコミュニケーション能力と学習能力、適応能力が高い人かなぁというところです。特にコミュニケーション能力はどこの企業、どこの業界であっても、周りの人たちと一緒に力を合わせていかないと良い成果は生み出せない中で、重要だと思っております。

じゃ、どこの業界でも通じるコミュニケーション能力ってどうやって鍛えておくの?ってなってくるとこれは常日頃から自分の会社以外、自分の業界以外の人と公私共々交流しておくかってことに尽きるかなと。日々の仕事で業界や社外の人との交流が少ないのであれば、学校の同級生含め、時間外や休日に様々な人と交流図ることなんでしょうね。先が読めない時代だからこそ、ヒューマンスキルが一番大事なのかなと思います。

  


Posted by いのっち at 08:27Comments(2)

2017/08/26

生活が苦しいんです

お盆の時期、日本食店で一人でカレー食べてたら、

隣のテーブルに在住の現地採用っぽい日本人(40代)とその先輩みたいな日本からきている日本人(50代)の2人組が。

すると、在住者の方が

「今、生活が苦しいんです。」

と先輩に切実な訴えを。


いかに切実かという話を延々とし始めたので、彼の生活模様が見えてきたのですが、どうやら独身で月に2,000ドルくらい給与をもらっていて、レタントンのヘムの中に住んでいるようす。ここまでなら

「十分な生活できるだろ」

と思うのですが、なにやら経費で落とせないお客様との食事などの交際費等のおかげで毎月全く残っていない状態で、一時帰国費用すら貯金できてないと訴えておられました。ただ、それでも相当毎晩夜の街で楽しくやってるんだろうなというのはおおよそ想像はつきます。

ただ、中小企業の駐在員の方などで僕らより遥かに羽振り良く生活している人、たまに見かけますが、中には同じような実態の人もいるのかもしれないですね。あるいはバンコクなどだと多数いるのかも。もはや今日を楽しく生きるということでは路上で上半身裸で店番代わりにバイクの整理などしている怠惰なベトナム人のおっさんと大差ない気が。

まだこの国で日本人だけでサラ金借りたりとかは手続き大変なので0以下にはなりにくいのでマシなのでしょうが。元々の生活習慣なのか、それともベトナムで享楽生活送っているうちにこうなってしまったのか、そして先輩はこの不真面目な後輩に救いの手を差し伸べるのか、先にランチを終えて帰ってしまったので続きが聞けなかったのが残念なところです。
  


Posted by いのっち at 15:30Comments(2)

2017/08/26

結構悲惨な技能実習生の貯金の使い道

日本でも10万人以上頑張っている技能実習生たち。面接会に立ち会ったりすると、

「日本に行って、実家の両親に家をプレゼントしたいです」

みたいな、今の日本じゃそんなこと言ってる若者に出会うことまずないだろうなと思うような目的で3年間過ごすのですが、そうやって必死になって貯めたお金の使い道ですが結構悲惨なことも。



ある技能実習生は毎年1回ずつ100万円程度をベトナムの親に渡し、最後の100万円を持って、「これで両親に家を」と思い喜んで帰ったら、なんとその前の2年分は家族や親せきが既に使ってしまっていて、結局100万円のみしか残らず家が建てられなかったみたいな話は結構あります。その使途も、お兄さんが全て博打に使ってて残ってなかったという笑えない話も。

家族が勝手に使ってなくても、自分で事業などを始めようして、思いっきり失敗して一瞬で無くしてしまっていることも。帰国早々友達からカフェを一緒にしないかと誘われ、そのままお金を持ち逃げされたみたいな悲惨な話も。

日本だと300万円くらいならそれほど大きなお金でもないですが、ベトナム人の一般の人の10年分くらいの所得ですし、田舎なら家も1軒建てられてしまうようなとてつもない金額だけにそのお金を巡って悲喜こもごも起きているみたいです。

ただ、こうやって家族の使い込みなどせっかく貯めたお金を勝手に使われていたとしても家族ならベトナム人はみんな許してしまうんですよね。ベトナム人における家族の絆ってほんとすごいんだなと思います。
  


2017/08/25

ベトナム産ピスタチオ

来週からの一時帰国のお土産を買いに市場まで。カシューナッツとか、クルミとかマカダミアナッツとか色々と買い込んでたら、ピスタチオの袋が。

お店のお姉さんに聞くと、ベトナムでもダラットのあたりで少ないながらも生産しているのだそうです。

食べてみたら、味も結構おいしかったのでこれも購入。ピスタチオ好きのお客様に渡そうと思います。

ナッツ類大好きな僕は、市場に行ってお姉さんと会話しながらお土産を選びつつ、様々なナッツをボリボリ食べるっていうのは楽しいひと時です。  


Posted by いのっち at 13:49Comments(0)

2017/08/25

口コミの評判が高い人(企業)の特徴

毎年のことですが、お盆の時期はどこの企業も出張者が少ないので、在住者も比較的手が空いているので、在住者同士の飲み会などが色々とセッティングされます。そんな中で必ず話題に上るのが様々なサービスなどの口コミ。

今回移転したけど、内装工事お願いした〇〇会社良かったよとか、あの新店すごく美味しかった、みたいな在住者共通の悩みや希望を叶えてくれるテーマは必ず数件は話題に上ります。

そんな中、そういう口コミの評判の高い人(企業)に共通しているのがあまり広告出してないこと。たくさん広告しなくてもお客様が集まるってことなのでしょうね。つまりお客様満足度の高い仕事をしてるってことで。

日本全体みたいな大きくて競争の激しいマーケットだと違うのかもしれないですが、ベトナムくらいの小さなマーケットだと、最低限の広告と口コミでもお客様かお客様を呼ぶ状態になっていくのでしょうね。

こういう在住者同士の飲み会で聞く口コミってホント大事だよなぁとつくづく思います。

  


Posted by いのっち at 00:22Comments(1)

2017/08/24

そろそろバブル崩壊かベトナム不動産市況

去年の半ばあたりから、カラオケのお姉さんが銀行から融資を受けてマンションを購入してるという話を聞いたり、

明らかに様子がおかしくなりつつあったベトナム不動産市況、

そろそろ本格的にバブル崩壊の兆しが見え始めました。





来年あたりに一気に完成物件が増える中、マンションの賃貸料が去年より2〜3割程度安くなっていたり、

新規の購入に際して、数千万円のマンションを買ったら今なら外車プレゼントか500万円の値引きとか、値引き合戦が起こっているようです。売れてない完成在庫を不動産会社が銀行に担保に入れてたり、何だか日本のバブルの末期みたいな銀行も巻き込んだ怪しい雲行きが拡がっているようです。

ベトナムの建築は施主が建築会社に進行に合わせて数割ずつ支払っていくので、購入者が集まらないとその支払いができなくなり、建築中の物件が止まり始めるとなるでしょうから、そうなるといよいよバブル崩壊となるかと思われます。

日本の不動産会社の大手も新規で建築してたりする中で、ここで何とか踏みとどまるのか、それとも一気に崩壊するのか、この半年くらいが見ものですね。
  


2017/08/23

嫌な客を排除する仕組み

ベトナムで飛ぶ鳥を落とす勢いのタクシーアプリ。

先日も既存のタクシー会社がかなりやばい状況になってきたという話を書きましたが、

業界1位のビナサンタクシーの株価は1年前の半分にまでなり、いよいよという状況のようです。

そんな中で、タクシーアプリのGRAB、UBERには面白い機能があると聞きましたのでちょっと紹介。

それはドライバーがお客様を評価する仕組みです。僕ら乗客もドライバーを星5つで評価する仕組みがあるのですが、

ドライバー側にも同じ機能があるようで、もし横柄な乗客だった場合には、低い星をつけることができ、

それによって乗客の評価がどんどん下がり、予約しようとするとなかなかドライバーがOKしてくれないという仕組みになっているのだそうです。




まさに嫌な客を排除する仕組みですよね。

こういうサービス提供側が迷惑なお客様を排除する仕組み、日本だと差別だとか言い出す人がいそうですが、僕は日本でも導入すればよいのにって思います。例えば運送会社が不在が多い宛先に関してはブラックリストを作り、送り主からその宛先への依頼が届いた場合には拒否するみたいな。

そうやって拒否されたら、送り主も慌てて、「何かありましたか?」と聞いてくれるでしょうから、それにより、きちんと受け取り可能な時間を調整しあうことで不在を減らすように持っていくなんてことすれば、きっと配送環境よくなるはずなので。

飲食店の出入り禁止みたいなのと同じで、一定以上の迷惑をかける客は今後受け付けないという姿勢を明確に出すことで、客側も態度を改めるのではと思います。人手不足でサービスを低下させる前にクレームばかりの客へサービスを受け付けないとした方がきっと業務改善につながるような気がするのですが。


  


Posted by いのっち at 08:35Comments(2)ベトナムビジネス

2017/08/22

ベトナムから逃げんなよ

数か月前、ある人材紹介会社の方と話していた時の話が面白かったのでちょっとご紹介。












それは、

「若手を中心にベトナム駐在1年も経たないうちに色々な理由を作って日本へ帰国、もしくは他の国へと行ってしまう人がいるけど、仮に自分の意志ではなく、業務命令でベトナムやってきていて、いくらベトナムと合わないとしても1年も経たずに帰国してしまう人って、たいていその後もロクな活躍しないんですよね。ほんと、ベトナムから逃げんなよって感じです。」

という話。

「逃げんなよ」

きつい一言ですが、そうやって言われてみて、僕らの周りで1年以内で帰国していってしまった人のその後を見ても、確かにその後日本でバリバリ活躍している人って、元々1年の研修できていた人とか、日本本社で起きたトラブルの解決などのために無理やり戻されたような形の人を除き、ほとんどいないというのは事実です。

この「逃げんなよ」って一言を聞いた時、ふと学生時代のことを思い出しました。僕は学生時代、体育会の部活動をしていたので、練習前後にウェイトトレーニングをするのは当たり前でした。そんな中で、そのきつさからトレーニング量を減らそうとしたり、最後の追い込みをかけない人に対して先輩たちが浴びせてたのがこの

「逃げんなよ」

とか

「甘えるな」

って一言。

この一言に奮起して、さらに追い込んだ者だけがパワーアップし、逃げてしまった者は結局一向に筋力アップしないっていうのは紛れもない事実でした。

大人になったら誰もそんなこと言ってくれない中で、簡単に逃げ出せる環境はいくらでもある中、もちろん身体や精神を壊してしまうまでは追い込む必要は無いでしょうが、グッとひと踏ん張り大事ですよね。
  


Posted by いのっち at 11:46Comments(4)ベトナムビジネス

2017/08/22

日本大好き

今日、訪問したホーチミンの日本企業就職などに力を入れておられる大学で、ふと水を見たらなんとボトルの名前が

「だいすき DAISUKI」

になってました。どうやら大学としてオリジナルの水を作っているみたいなのですが、その名前に日本語を入れてくれているみたいです。




日本企業就職に力を入れている中で、こうやって使う水のボトルの名前にまで「だいすき」と入れてくれているのはなんだかうれしいですよね。

まだまだ日本の方を向いてくれているベトナム企業やベトナム人はたくさんいる中で、いかに日本人がそれに応えられるか、僕ら一人一人の頑張りにかかっているよなと改めて思いました。

  


Posted by いのっち at 00:25Comments(2)ベトナムローカル情報

2017/08/20

子どもの粗相への謝罪で分かる国の民度

昨日今日と在住ゴルフ仲間でブンタウにあるカジノ付き5つ星ホテルのホーチャムに滞在してました。

夏休み時期もあり、ベトナム人子ども連れ家族だけでなく、

欧米系や台湾系の子供連れ家族なんかも滞在していて子どもだらけの状況でした。

そんな中で、ちょっと興味深かった出来事をちょっと紹介。


エレベーターホールに向かって廊下を歩いていたら、前から来た子ども連れ家族の子どもからいきなり靴を投げつけられました。

ギリギリで外れたのですが、かなり腹立たしい状況でした。そして、ベトナムにありがちな親は完全に無視。ベトナムで過ごしていると、エレベーターで子供に思いっきり靴踏まれたのに親が完全無視はほぼ日常なので、「全くもう」って思っていたのですが、

その後ロビーフロアで立っていたら、欧米人の子どもがよそ見をしていて、僕にぶつかってきました。その瞬間、欧米人の親はすっ飛んできて、「Sorry Sorry」と・全然痛くも無かったので、「No Problem」と僕も一言。

また、その後、エレベーターの中で台湾人と思われる家族の子どもから足を踏まれたのですが、この時も親は「Oh Sorry」と一言。

日本時代、同じようなことが起きて親が謝ってる光景は当たり前のように見てましたし、中華系にしても欧米系にしてもあまり謝るということをしない民族ですら謝るので、やっぱりどこの国の親も子どもの粗相に対して謝るよな、これって民度の差が出てるのかもと思いました。

どんどん、豊かになっていき5つ星ホテルで家族で楽しく過ごせるくらいのベトナム人が増えているということはベトナムで仕事をしている僕にとっても大変うれしいことなのですが、こういう外国人も多数泊まる5つ星ホテルで子どもが粗相をした時の振る舞いなどが分からないまま、お金だけ持ってしまったというベトナム人が増えているのではと思います。

本当にベトナムが先進国の仲間入りをしていく頃には一人一人のこういう振る舞いも変わっていって欲しいなぁと思う出来事ですし、モンスターペアレンツなど過剰な親の反応がやたらと話題になる最近の日本ではどうなんだろう?とちょっと気になる出来事でした。

  


Posted by いのっち at 18:15Comments(3)ベトナムローカル情報

2017/08/20

ベトナム人有名女優Diem Myさんに越境ECサイトe-janの告知の協力をしてもらいました

今年春よりサービスを開始し、少しずつですが、販売が伸びつつある日本商品のベトナムへの越境ECサイトである

e-jan

http://e-jan.vn/

の告知にベトナムの有名女優であるDiem Myさんにご協力してもらうことになりました。




彼女はFBのフォロワーだけでも330万人というベトナムでもトップ5に入るようなネットでの影響力を持った方です。ベトナム国内ではTVやドラマでも活躍しているだけでなく、様々な商品の広告に登場するなど知名度抜群の女優さんです。

彼女の告知協力でさらに認知度をアップさせ、さらにベトナムマーケットでの日本製品販売に取り組んでいこうと思います。
  


Posted by いのっち at 07:51Comments(2)ベトナムビジネス