2019/08/26
香港の若者のコミュニケーション方法

香港はどのSNSが主流なんだろうか?
と思い、ネット上で調べてみました。
すると、FBが非常に高いようですが、 Whats Upがそれ以上の人気の様子。
Lineは台湾やタイ、インドネシアなどと比べるとかなり低いみたいですが、そこそこ善戦している様子。
デモを行う若者の間ではTelegramがセキュリティも高く人気のようです。
インバウンド向けのマーケティングするのであれば、FB、Whats Upあたりを押さえておけってところなんでしょうね。中国とかかわりのある人であればWe Chatあたりも使用頻度高そうです。
2019/08/25
分断の先にあるもの

香港人の深層にも触れることが出来て非常に収穫の多い滞在でした。
気のせいなのかもしれないですが、
10年ぶりの香港は昔の香港と比べて生活のしにくい街になっている気がしました。きれいな街になった反面、あらゆる物価が高く、人々のギラギラ感覚が少なくなって経済のダイナミックさが感じにくい街になってきてるよなぁと。
特に深圳と比較して感じることは日本などと比べると遥かに良いとは言え、明らかに香港自体が停滞しつつある気がしました。富の集中が日本と同じく年配者に偏っているようですし。平均年齢も2015年で43.2歳とのことなので、日本ほどではないとはいえ、社会全体が高齢化しているのでしょうね。
香港人の友人のデモに対する意見を書きましたが、
2019/08/16
香港人の間での分断がどんどん進んでいる気がしました。昔の香港は努力すれば報われるみたいなイメージでしたが、努力しても報われない層と、努力しなくても豊かな層との分断みたいな。ある意味、今は中国(深圳)の方が努力すれば報われるのかもしれないです。
豊かになった中国人たちが大挙してやってきて香港で大量に買い物している姿を日常的に見てると、自由主義の香港にいる方が豊かじゃないみたいな矛盾を実感するのかもしれないです。
ただ、中国人が豊かになることを通じて、豊かになった年配者の香港人も多数いるのも事実。若者と年配者の埋められないギャップです。
分断の先に何があるのか、さすがに僕程度の香港知識では正確な予想はできませんが、分断すればするほど中国に対抗する力も弱くなる中で、中国が提唱している深圳や広州と香港を一つのエリアにという構想もどういう形かは別にして確実に進んでいく話だよなぁと思います。
ただ、若い香港人の人たちの行動力はすごいなぁと。今、日本の10代、20代が数十万人単位でデモをするとすれば何の時だろう?と。日本が急に徴兵制になったとしても徴兵される10代、20代が徴兵制反対ってここまで本気でデモしないんじゃないかなと。
このデモの様子を見て、まだ、今の香港の若い人たちにはもう一度香港を活性化させるエネルギーは十分持ってるんじゃないかと思いました。
今後香港という街がどう変貌を遂げていくのか対中国という部分も含めて当分目が離せないですね。
Tag:香港 デモ
2019/08/25
謎の日本土産ショップ
無事、香港空港に辿りつき、チェックインしてイミグレーション通過後、搭乗まで何して過ごそうかなとブラブラしてたら、なんだか日本語の書かれた菓子が大量に陳列されているお店を発見。

この陳列されている商品、ほぼ日本のお土産(菓子類)のようです。
ただ、このお店に陳列されているお菓子類、全然日本の観光地では見かけないものばかり。この商品なんかも
「白い恋人」
のコピー商品?と思わず疑ってしまいそうになる商品。
しかも香港限定の日本土産っていったい?

さらにこの
「満月の囍び」なんて日本語読みすると「まんげつのきび」

なんとなく伝えたいことは分かりますが、もはや、日本語では無いですよね。いったいどんな人がこの店運営してるんだろう?とかどういうルートで仕入れてるんだろう?とか、仕入れ担当者の選定基準が知りたいところですが、ともかく笑いのネタと時間つぶしにはもってこいのお店でした。

この陳列されている商品、ほぼ日本のお土産(菓子類)のようです。
ただ、このお店に陳列されているお菓子類、全然日本の観光地では見かけないものばかり。この商品なんかも
「白い恋人」
のコピー商品?と思わず疑ってしまいそうになる商品。
しかも香港限定の日本土産っていったい?

さらにこの
「満月の囍び」なんて日本語読みすると「まんげつのきび」

なんとなく伝えたいことは分かりますが、もはや、日本語では無いですよね。いったいどんな人がこの店運営してるんだろう?とかどういうルートで仕入れてるんだろう?とか、仕入れ担当者の選定基準が知りたいところですが、ともかく笑いのネタと時間つぶしにはもってこいのお店でした。
2019/08/24
ベトナムも富裕層は香港で買い物

朝早めの便だったのでフライト途中までウトウトしてたのですが、
食事の時間になって食後の飲み物を飲んでる最中に
「あなたは日本人ですか?」
と英語で聞いてこられました。
そうですよって答えたら、スマホを取り出し、なにやら色々と写真を見せられたのですが、どうやら日本から中古機械などを輸入しているようです。日本にはちょくちょく行くのですか?と聞くと、友人が日本側で手配してくれているみたいで今までに1回しか日本には行ったことは無いとのこと。
今回の香港の目的は?と聞くと
「家族で買い物のために行くんだ」
とのこと。これまでに既に3回香港には行ったことがあるそうで、ショッピングしたり美味しい料理を食べて楽しんでいるのだそうです。自分だけではなく自分の友人でもちょくちょく香港に行ってる人はいるよとのことでした。
ネットで調べる限りベトナム人が香港に行くにはビザが必要なようですが、人にもよるとは思いますが、ベトナム人富裕層にとってはすでに香港はビザの要らない東南アジア同様身近な存在になりつつあるのかもしれないですね。
2019/08/24
ここは中国じゃないから

上手く分けるようにしてたものの一部の硬貨が混じる状態に。
そんな中、うっかり香港のスーパーで支払いの際に中国の硬貨を渡してしまいました。
すると、店員さんが
「Here is not China」
と一言。
確かにその通りだったのですが、なんだか、店員さんの言葉に怒りがこもっている様子。中国人の人が香港に来て買い物した際などに同じようなことして、「また、間違えたやつがいるよ」みたいな感じだったのですかね。
それとも今の情勢下で中国の硬貨出してきやがってと思われたのか。
何にしてもなんだかちょっと間違えたレベルじゃないことをしてしまった雰囲気を感じました。
2019/08/23
香港人の怒り
日本でも報道されてますが、香港人の人たちは今回のデモ活動以外にも街中に自分たちの想いを込めた紙を貼り付けているのでその一部をちょっとご紹介。
今回のデモは一部暴徒化したりしてますが、本当に平和なデモが繰り返されている中で、この張り紙も静かな抵抗の一つです。
香港人の皆さんの想いが通じて、良い方向に進んで欲しいなぁと切に願います。





今回のデモは一部暴徒化したりしてますが、本当に平和なデモが繰り返されている中で、この張り紙も静かな抵抗の一つです。
香港人の皆さんの想いが通じて、良い方向に進んで欲しいなぁと切に願います。





Tag:香港 デモ
2019/08/21
次の中国発ブランドNEMO

やたら若い人たちが吸い込まれるように入っていくお店が。
NEMO
と書かれています。
店内に入ってみると、雑貨類、加工食品、アパレル用品あたりが主力のラインナップのようですが、一つ一つが非常にデザイン力も高く、お値段も日本で言うと無印良品やコムサあたりと変わらないイメージ。


中国発ブランドで言うと「MINISO」、「Mini Good」「MUMUSO」あたりよりはるかに高デザイン、高イメージで、値段もそれらと比べやや高め。だいたい10元~200元(150円~3,000円)くらいの価格帯のものを中心に扱っているようです。
「MINISO」、「Mini Good」「MUMUSO}が非常にもっさりとしたイメージに感じられるくらいに一つ一つの商品が良いもの選ばれてます。
ネットで調べると既に中国国内でも40店舗以上展開されているようですし、香港市内でも見かけました。
「MINISO」、「Mini Good」「MUMUSO」などの中国ブランドはこの数年、東南アジア市場を席巻しましたが、次はこの「NEMO」なのかなぁと。
上記の通り、NEMOは非常にハイセンスなので消費者目線でも楽しみですし、中国でもこういうハイセンスなブランドが出てきたのだなぁと
デザインなどで中国=日本から少し遅れてるというイメージはもはや完全に捨て去るべき時期が来ている気がします。
2019/08/21
伸びてる深圳でもダメなビジネスはダメ

商業施設に入ったら人が溢れ返っているし、
最初はただただ感心してたのですが、
ホテルの近くの小さめのショッピングセンターに入ってびっくり。
地下1階、地上4階までがショッピングエリアになっている建物だったのですが、生き残っているテナントは1軒のみ。
見事なまでの全滅っぷりでした。お隣のビルのショッピングセンターは人が溢れているくらいの状態だったのですが。深圳は伸びてるからどんなビジネスを行っても上手く行くってことは全くの幻想だと理解させてくれる場所でした。
2019/08/21
今、香港のデモを応援しないということは数百万人の親日家を失うということ

どんな本が並んでいるのだろうと近寄ってみると、日本の地名が。
何と、日本旅行のガイドブックが全体の2割くらい占めています。
香港人は年間200万人くらい日本を訪れています。また、先日のブログにも書きましたが、スーパーに並んでいる商品は多いスーパーだと3割くらい日本からの輸入品です。
親日家の家庭なら、毎日日本からの輸入品を食べて、年に数回は日本に旅行して、子ども達は日本のアニメを見て育つということも稀な話ではない気がします。
親日家ならぬ心日家みたいな人達も多数いるのでは無いでしょうか。
そんな中で気になるのが、今回のデモに対する日本の関心度の低さ。
日本のメディアは明らかに情報収集不足なため、おそらく日本人は正確な情報も掴めて無いでしょうし、日本政府も韓国との対応に夢中。
中国嫌いな日本人が助太刀するためデモに参加したみたいな話も聞かないです。香港人にとっては自分自身のためにとはいえ、トランプさんの方がよっぽど援護射撃してくれてます。
そんな日本人の姿を知って香港人はこれからも日本のことを好きでいてくれるのかちょっと心配です。
僕らがあんなに困ってた時に、日本政府や日本人は応援どころか関心すら持ってくれなかったということで香港人を失望させてしまうんじゃ無いかなぁとちょっと気になりました。
また、こんなタイミングだからこそ日本人は敢えて香港に行って、日本のメディアからでは分からない香港を理解した方がよい気がしますね。
Tag:香港 デモ
2019/08/20
この喰らいついてくる営業はすごい

羅湖商業城という深圳駅前にある電脳街&偽ブランド街で有名な場所で購入しました。
朝早めに到着したので店もまだ大半が閉まっていたので、
レストランか何かでコーヒーでも飲んでとウロウロしていると、
「コピーブランド、コピーブランド」
と言いながらよって来る人たちに出くわします。
今回の目的は偽ブランドではないので、断って立ち去ろうとするとひたすら後を追ってきます。
そして、ずーっと
「コピーブランド、コピーブランド」
と言いながら、まとわりつかれ閉口するレベル。階を2つくらい上がっても付いてこられ50mくらいはついてこられた気がします。日本で繁華街などでキャッチセールスにご注意くださいとありますが、ここまでのはさすがにいないはず。
この人は何故ゆえにここまで付きまとうのだろう?と思わずカメラを向けた瞬間、彼女は一気に立ち去っていきました。
どうやら
写真を撮られる=晒される
という意識があるみたいで、その素早さや驚くべきものがありました。
その後も何名もの
「コピーブランド、コピーブランド」
と言いながら寄ってくる人たちがいましたが、カメラを向けた瞬間、みんな立ち去ってくれたのである意味ドラキュラに対する十字架みたいな存在に携帯カメラがなってくれました。
ただ、この喰らいついてくる営業力はすごいよなぁとちょっと感心するレベルではありました。彼女の中ではこんな時間にわざわざやってくる外国人はコピーブランドを買いたいと思っているに違いないから、最初は警戒して断るけど、押しの一手でアピールしてたらそのうち店に案内してくれって話になると思っているのでしょうか。ただ、彼女の中では押しの一手で攻めれば落とせると確信してた感がありました。
なんにしてもこの喰らいついてくる営業力はほんと迫力ありました。