2019/05/31

ビナミルク(VNM)という上場企業

今朝メールを開いたら、証券会社の担当の方から

ビナミルク(VNM)が今年1回目の配当で6月に1株につき1,500ドンの配当しますよっていうお知らせが。

ビナミルク(VNM)は毎年5,000ドン程度の配当と、持ち分に対して20%程度の株式配当があり、



ずっと放置しているだけでもひたすら増えていくありがたい銘柄です。

ベトナム株式市場の中でも超有望銘柄のビナミルク(VNM)ですが、僕はたまたま2009年に買いました。ほんと、この株だけはずっと上がり続けてるよなぁとふと思い、僕がどんな経緯でベトナム株を買ったのかをちょっとご紹介。

僕が初めてベトナムに来たのは2007年6月だったのですが、ちょうどその時期ベトナムはややバブル的な状態になっていて、

土地投資や株式投資が今以上に盛んに行われており、出張者である僕にも土地を買わないかという話を持ってくる人は多数いました。僕の親しくしていたベトナム人の方が

「外国人にとって土地購入は色々とややこしいけど、株は気軽に持てるから持っておいた方が良いよ」

と薦めてくれ、ちょうどそのタイミングでサイゴンビール(SAB)の初めての売り出しがあったのもあり、2008年1月頃に初めてベトナム株式口座を開いて数十万円お金を入れて始めてみました。

ただ、ちょうどベトナム株式市場が一気に急落し始めているタイミングだったので、ピーク時よりは2割程度安く買えたものの、一気にすべての株が下がっていく中で買い向かった状態になり、「こりゃ当分塩漬けだな」ということで放置状態になりました。実際、2009年春くらいに株価を見たら、全ての株が購入時の3割程度まで下がってました。

そんな中で、2009年夏頃に証券会社の人がビナミルク(VNM)の株の外国人枠が空いたので買いませんか?とお誘いがあり、こんな低迷している株式市場の株、追加で買うのもなぁと思いつつも、証券会社の人がわざわざ知らせてくれるくらいなんだから少しくらいお付き合いでということで口座に残っていた10万円ほどのお金を使って買いました。

後で聞くと、ビナミルク(VNM)の株はその当時もすごく人気で当時は外国人保有率は50%を超えられない中で、ビナミルク(VNM)の株は常に50%の状態で、外国人の誰かが売りに出さない限り枠が空かずに買えなかったのだそうです。今もREEとかCIIは同様のようですし、銀行株は外国人保有率30%までなので、大半の銘柄は買えないようです。

そこから数年間は株価を見るのも辛いくらいの低迷期だったので、2010年にビナサンタクシー(VNS)の株を追加で購入したりとかを除くと、ほぼ放置状態だったのですが、2014年くらいにふと何かの拍子に株のことを思い出し、証券会社の人に

「今持ってる株のリストを見せてください。」

と伝えたら、一覧表を送ってくれたのですが、ビナミルク(VNM)の株数が3倍近くになってます。

びっくりして、証券会社の人に聞いたら、

「ビナミルク(VNM)の株は毎年5,000ドン程度の配当と持ち分に対して20%程度の株式配当を行っているので、自然に増えていくんです。」

とのこと。

そんな情報全く知らずに買っていたのでなんだかすごく得した気分に。そして、その後外国人投資枠の制限が無くなって以降もずーっと変わらず同じような配当を行ってくれているようで持ち株数も10年で10倍くらいに。

あの時もっと買っておけば良かったという典型的な話なんですが、この株式配当がずっと続いてくれるなら、あと10年もすればすごい株数になってそうですね。

経済発展中の国は食生活の欧米化に伴い乳製品消費は年々増えていくそうなので、まだしばらくは期待してても良いのかもです。

ベトナムはこの1,2年は土地投資がやたら注目されてて、2007年頃と同じような感覚を覚えますが、株に関しては同じような高揚感は全く感じられない中、またどこかのタイミングで株式投資に関心が移る時期も来るのかもしれないですね。  


Posted by いのっち at 11:43Comments(0)

2019/05/29

日本の犯罪とベトナムの犯罪の比較

ベトナムはひったくりやすりなどの軽犯罪が日本と比べて多いからお気を付けをという話をしますが、

昔は日本も大差なかったよねって話題で盛り上がったのでちょっとご紹介。




お話をお聞きした方は若い頃、1日に2回もカツアゲに遭った経験があるんだそうです。しかも見ず知らずだけど、同一人物から2回も(笑)。

朝、街に向かう途中の道端で1回目のカツアゲに遭い、用事を済ませて帰り道に別の駅前で再び同一人物からカツアゲに遭ったのだそうです。

いかにも友達のように「おおー、久しぶり」と肩を抱いてくれてそして、「1万で良いからさぁ」と言われ、2回とも払わされたのだそうです。

僕自身カツアゲに遭ったこともカツアゲをしたこともないですが、学生時代には街中やショッピングセンターなどでカツアゲに遭った話は日常的に聞いていたよなと。また、その大半は上記の話含め犯罪件数には含まれてなかったでしょうし。しかもカツアゲって、恐喝、強盗という範疇に入るでしょうから、立派な凶悪犯だよなと。

ベトナムで市街地やショッピングセンターなどでカツアゲに遭ったという話はあまり聞かないので。正確なデータを持っているわけでは無いですが、バイク社会と歩行社会の差があるのか、ベトナムと日本とでは犯罪の起きやすい場所や対象が全然違うのかもなぁと。国が変わると犯罪の内容や起きやすい場所も違うんだなぁと思う話でした。

  


Posted by いのっち at 14:26Comments(0)

2019/05/27

ベトナムの大人のおもちゃの販売店へ

ホーチミンのあちこちにあるコンドームの店始め、大人向けのお店たち。

どういうライセンスで商売してるんだろ?

とか色々と謎な部分がいっぱいあるのに、





そもそも店の中すら入ったことすらなく、何が売られてるかも知らないよなと人目を気にせず在住9年目にして初入店。

中に入ってみると、特に中を隠すような壁などもなく、もろに商品陳列状態。















ただ、商品ラインナップはかなり特徴的で8割以上がバイブレーション。アダルトビデオとかSMグッズとか何に使うのかよく分からないような小道具はほぼなく、ひたすら大小様々な形や色のバイブレーションの陳列でした。

商品は箱のパッケージなどから想像するに大半は輸入品のようです。値段は比較的安く日本円で1~3千円程度のものが主力のようです。

どういう人が来るのだろう?と店員さんに聞いてみたのですが、薄笑いで詳細は特に教えてくれずだったので、どなたか購入経験者いらっしゃれば詳細情報コメントを是非。
  


2019/05/26

継続させることの難しさ

オフィスの近所にできたトレーニングジムに見学へ。

新しい施設だけあり、器具も最新のものが準備されてて、いったい月謝はいくらくらいなんだろう?と尋ねたところこのリストが。



全て使い放題のメニューのリストなのですが、基本1年契約の上に、2年、3年契約の倍はかなりお得なメニュー。しかも今なら半額で入会できるそうです。

ベトナムも健康ブームであちこちにフィットネスクラブができてますが、いかに脱落者が多いかがよく分かりますね。そもそも3年もこのジムが続くかも怪しいところですが。

  


Posted by いのっち at 18:41Comments(0)

2019/05/25

エンジンが爆発

数日前からエンジン付近でカラカラ音がしていたので、

なんか小石でも入ったのかな?

と思って気にせず走っていたら、

今日の夕方突然エンジン吹かしても上手く動力が伝わりにくい状態に。

オフィス近くのバイク屋から1.5kmくらいのところだったので、やばいなぁとノロノロ運転で何とか辿り着こうと走っていたら、突然

「バーン」

という爆発音とともに部品が飛び散る光景が見え、そして、僕の右足にも何か激しく硬いものが当たった感触が。

なんだろう?とエンジンあたりを見ると、エンジンのカバーが吹き飛び、エンジンの部品が飛び出してきてました。そして、エンジンは完全にストップ。足もジーンズを履いていたので、特に傷は無い状態。

この場所から、オフィス近くのバイク屋までの間に修理屋が無いのは分かっていたので仕方がないから押して向かうことに。

そして、ようやく辿り着いて、

「エンジンが壊れたので修理して欲しい」

と伝えたら、エンジンの様子を見て修理屋のお兄さんも目が点。

なかなか無いレベルの爆発だったみたいです。

確認して、

「こりゃエンジン取り換えるしかないね。」

とのことで数日間預かりということに。

しばらくバイク無し生活になってしまいました。
  


Posted by いのっち at 21:37Comments(0)

2019/05/25

せめて僕の名前を憶えてから来てください

弊社には日本の様々な業種の企業が

ベトナム人向けのサービスを一緒にやりませんか?

という提携話を持って来てくださることがちょくちょくあります。



もちろんご一緒にできそうな話などの場合は、内容に応じて色々と継続して話をさせてもらうのですが、そんな中で先日面白い体験があったのでちょっとご紹介。

数年前にお会いした方からあるインバウンドビジネスのことで提携したいとのことで弊社で打ち合わせをすることに。

色々とお話をお聞きしていると、訪問者は今回の提案内容の分野は未経験分野みたいです。同じようなビジネスやってる会社もう既に何社もあるのに、何故わざわざ?と思いつつ話を聞いていたのですが最後の話をまとめるところで、

いかがでしょうか、「いのっちょ」さん

と思いっきり僕の名前を間違えて呼びかけてくれました。

まあ、内容を聞いて、無いなとは思っていたのですが、

「おーい、そこすら間違えるんかい。ああ、この人、こっちの名前すら分からずに提携しようなんて、この件自体も完全に思い付きで話してるんだ」

ってことが丸わかり。

せめて提携したいのなら、こっちの名前だけでも憶えてきてくださいよと呆れつつ、興味ないとお断りしておきました。
  


Posted by いのっち at 13:05Comments(0)

2019/05/24

人生2回目のHIV検査

皮膚炎になったので、検査のため病院へ。皮膚そのものの検査だけでなく、HIV検査をしておきましょうってことに。

というのも肺炎入院中にどんな治療が行なわれていたかは分からない中、



誤ってHIV感染している可能性は0ではないそうなので。ベトナムの病院で輸血によりB型肝炎はじめ様々な病気をうつされるという話は聞いてますが、病院でむしろ違う病気になってしまうことがちょくちょくあるみたいです。僕も実際院内感染しているのでまさにその典型例のようです。




ベトナムの血は売血も多いみたいで、お金欲しさに薬物中毒者などが売血していることもよくあるそうです。デング熱がひどくなると輸血が必要になりますが、それこそデングウイルスが輸血の血に含まれていることすらあるそうです。

人生2回目のHIV検査はもちろん陰性でした。


ちなみに1回目のHIV検査の時の話はこちら。



  


Posted by いのっち at 14:41Comments(0)

2019/05/23

ベトナム人だったら誰でも商売が上手く行くというわけではない話

弊社のあるヘム(路地)の中に昨夏までホーチミンのカメラ愛好家の間では有名なカフェがありました。

カメラ愛好家のオーナーさんが経営していて、





店の雰囲気もお金をかけていない割には昔の田舎の雰囲気のような内装になっていて、ベトナム人にとっては落ち着く雰囲気だったようで、多い日だと1日に100人近くのお客様が訪れるような繁盛店でした。

ただ、建物のオーナーチェンジの関係で追い出されてしまい残念ながら閉店となったのですが、その後新しいオーナーさんが古かった建物を色々と半年ほどかけてリノベーションし、完成後新たなテナント募集をしたところ若いベトナム人夫婦がカフェをやりたいということで借りることになりました。

旦那さんも奥さんもそれぞれアメリカとイギリス留学経験のあるバリバリのエリート。何故ゆえにカフェ?と思いつつもまあ、そんな2人だから勝算もあるのだろうと見守っていたところ、

借りた物件の内装を気に入ったのか、ほぼ内装には手をかけず2週間ほどでオープンすることに。

とは言いながらも工事はベトナムではありがちな、ギリギリまで全く進まず遅れまくって、オープン当日午前まで内装工事。そのためか全く事前準備をしている雰囲気も無し。

本当にこれで大丈夫なんだろうか?とやや不安を感じつつもオープンしたので一番乗りの客としてコーヒーを注文。

初日を見ていると彼らの知り合いと思われる人たちが10人程度コーヒーを飲みに来ていて、順調とは言い難いですが、まずますの滑り出しでした。

ただ、翌日以降が大変。1日数名もお客様が来ない状態で、うちのスタッフに様子を聞いても、

「今日コーヒーを頼んだのは社長だけですよ」

という日も。

1週間くらいしてようやくボツボツお客様が来るようになりましたが、それでも1日10人未満。

「うわぁやばいなぁ」

と思っていたら、ある日開店時間(8時)になっても店が開いていない状態。典型的なお店の運営ができない状態になってきてます。

そして、オープンから2週間の昨日、大雨で全くお客様のいない夕方に夫婦間で大喧嘩勃発。

時々、パリーンとか食器の割れる音がして、ヘムの住民たちがチラチラと様子を伺うような状態。今朝は通常通りの時間に開けてましたが、10時頃からどこかに外出してしまい再び閉店状態。

この店、もう長くは無いようです。

ベトナム人経営者が開けた店でも数か月で閉店する姿は多数見てきているので十分起こりうることではあるのですが、一部始終の様子を見ていると今回は彼らの完全な準備不足。

彼らはベトナム人であるわけなので、知り合いも何百人もいるはずなのに、全く告知ができていないのでしょうし、ここはヘムの中なので、店がオープンしても表通りの人は誰も気づかない中で、オープン後にチラシの1枚配りに行った様子もなし。

また、そもそも家賃を考えた時に何杯くらい売らないとこの場所だと採算が取れないかなども深く考えていたとは思えない状態(実はこの店でコーヒーで採算を取ろうと思うと家賃代だけで1日40~50杯くらい必要)。

過去には日本人でも同じような失敗している人も多数いますが、ベトナム人であっても、しっかりと準備してビジネスしないと全く上手く行かない典型的な事例になってしまいました。ベトナム人でも準備しないと失敗する中で、僕ら外国人は成功しているベトナム人起業家の何倍もの努力をしないと上手く行かないということを身に染みて実感します。

また、業界に何の経験も知識もない上に、特段の準備もしてくれないベトナム人パートナーと合弁を組んで大失敗している事例は日系企業にも多数ありますし、このカフェの失敗は他山の石として学ぶべきこと多いです。また、合弁失敗話は別の機会にでもブログにアップしようと思います。
  


Posted by いのっち at 13:14Comments(0)

2019/05/21

日本で購入可能なベトナムのSIMカード

ベトナム来越中のお客様とベトナムの電話の話をしていたら、最近は日本でSIM購入
可能ですよと教えて頂きインターネット上を見ていたら、15日間有効期限のベトナム
国内通話60分と6GBまで3Gの利用可能なSIMが売られてました。


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感想(0件)




ホーチミンのタンソンニャット空港到着してすぐのところに旅行者用のSIMが売られ
てますが、同じようなものなのでしょうね。

ベトナムで買うより少し割高ですが、日本で購入完了して持って行ければ空港到着し
た瞬間からベトナムのSIMでネット通信が可能なのでかなり便利ですね。



日本の通信会社も海外での通信を定額制のサービスとか行っていたり、色々と便利な
サービスが次々に出てきますね。













  


Posted by いのっち at 18:14Comments(0)

2019/05/21

非在住者でも口座開設と入金可能な銀行口座TIMO

ベトナムでは外国人はワークパーミットなど居住許可を持っていないと基本銀行口座開設できません(時々例外がありますが)。

そんな中でVP Bankというベトナムの中堅銀行がTIMOというネットバンクみたいなサービスを提供していて、このサービスだと非居住者でも開設可能な上に、外国人の場合難しい、現金入金も可能だだよという話を聞き、銀行口座開設にチャレンジしてみました。

事前にTIMOのウェブサイト(英語)で名前やパスポート番号等入力の上、開設手続きのために訪問可能な日程を入力します。

そして、Pastuer通りにあるサービスオフィスに訪問し口座開設をしてもらいます。















中の雰囲気は銀行というよりもカフェみたいな雰囲気で、しかも口座開設者には1ドリンク無料サービスまでついてます。















銀行口座開設には基本的にはパスポートとベトナムの電話番号さえ持っていればOK.。担当者から英語で住所(ホテルなどでもOK)など補足情報の確認、パスワード設定や入金などの使い方を説明してもらった上で、銀行口座開設完了し、カードを渡されます。














そして、このカードを使ってTIMOに置かれたATMもしくはVP BankのATMを使えば簡単に入金可能です。
















 













さらにこのTIMOのすごいところは外国人でもアプリを使えば、送金(ベトナム国内)、定期預金開設などが簡単にできてしまうところです。

僕も以前にベトナムの銀行で定期預金開設をしましたが、銀行に行って窓口で手続きしてと結構面倒くさかったのですが、これが携帯からものの1分で実施可能という今までのあの面倒くささは何だったんだろう?と思うくらいの簡単さです。しかも金利も他の銀行と変わらぬ7%程度の金利。

外国人非居住者には銀行口座開設させないようにするというのが世界的な流れですし、今までベトナムの銀行もその通りだった中で、時代に逆行するような銀行なので、ひょっとするとそのうち、外国人は開設できなくなってしまうかもしれませんが、開設できるうちに皆さん是非。  


Posted by いのっち at 11:54Comments(2)

2019/05/19

お困りごとありませんか?

先日お会いした方の話。元々、日本で富裕層向けのビジネスをしておられたそうなのですが、

そんな中で行きついたビジネスが夜の薬(バイアグラなど)の販売。

なんで、そのビジネスに?と思っていたら



富裕層の方とお付き合いし色々と話をしているとかなり高い割合いで夜の薬の話になり、皆さん「良い精力剤ないの?」という話になる中で、それだったら自分たちが手掛けてしまおうという話になったそうです。

確かに目の前のお客様のトラブル解決がビジネスに広がっていくという話はよく聞きますがまさにその典型例なのでしょうね。

そう考えた時に、弊社の日本のお客様、ベトナムのお客様の困りごとって何なのだろう?とふと思いました。確かにお客様から相談来られることあっても、こっちから

「お困りごとありませんか?」

って聞いたことなかったなと。

しばらくお会いする皆さんに聞いてみようと思います。特に普段僕とあまり接点のないこのブログを読んでくださっている方がどんなことで悩んでおられるかは想像もつかないので、皆さん、日々のビジネスでどんなことで悩んだり、困ったりしておられるのか聞いてみたいので是非コメントして頂けましたら幸いです。

  


Posted by いのっち at 17:13Comments(0)

2019/05/17

使えない元技能実習生の特徴

日本で3年間過ごして帰国した元技能実習生たち。

日系企業で働きたいと思っている人が多いですし、日系企業側も

日本できちんと仕込まれているはずなのできちんとビジネスできるはず

と思って採用するものの、

「なんか期待してたのとは違う」

って思っていたら、数か月もしないうちに辞めてしまったという経験お持ちの企業は少なくないかと思います。

そんな中で、何社か送り出し機関の方とお付き合いのある中で、こういう技能実習生は使えないから避けた方が良いよと教えてもらったのをちょっとご紹介。

まず、

・日本帰国後、働き始めるまでの休憩期間が長い

2~3か月程度であれば地元に戻ってプライベートの用事を済ませたりしてということで十分あり得るそうですが、半年以上経っている場合などは、日本での仕事態度なども完全にリセットされてて日本の経験はほぼ抜けてしまっているそうです。

・日本帰国後に仕事もせず語学学校にばかり行っている

日本語能力が足りないからもう少しアップさせてから仕事をと面接などでも言ってくるそうですが、本人自身がある程度能力が無いということを自覚していて、せめて語学だけでもとなっているか、経験もたいしてないのに自分がうまく仕事するには語学力をアップさせることが重要だと勘違いしていることが多いそうで、言葉が多少上達しても使えないものは使えないそうです。

・日本に行く前にほとんど職歴が無い

いくら日本でたくさんの経験を積んできたとしても、ベトナムでの仕事の仕方は違う部分もある中で、日本に行く前にブラブラしてロクに仕事をしてなかった人などはやっぱり使えない人多いそうです。冷静に考えたら、プータローしてたわけで進学も就職もできなかった人でもあるわけなので。

・日本で大規模工場などで働いていた

大きな工場のラインなどで数十名以上の規模でワーカーとして働いていた人などで、こちらは職場もプライベートも完全にベトナム状態で、たまたま勤務地が日本だったということで日本でしか味わえない日本食と経験は観光くらいみたいな人が多く、日本語のレベルも全然見たいな人が多いそうです。

もちろん、個人差あるし、本人の努力やセンスもあるでしょうし、日本と全く同じ業種で働けるとなればあてはまらないでしょうが、上記に当てはまる人は採用しても長続きしないよとのことでした。

確かに弊社でも過去に技能実習生帰りで応募してきた人の中で上記に当てはまる人は数週間で辞めて行った人も。皆さんご参考までに。

  


Posted by いのっち at 16:19Comments(0)技能実習生・留学関連

2019/05/16

事なかれ主義の駐在員たち

あるミーティング時に話題に出た話。

ベトナムの日系企業の問題点という話だったのですが、そんな中で

「駐在員の人達って事なかれ主義多いからなぁ」

とのこと。



どういう事かというと、ベトナムに子会社ができ、ある程度軌道に乗ってくる中で何か問題点があったとしても、その問題点の解決が重要ではあるものの緊急ではない場合、自分の駐在時期には手を付けず、そのまま帰任していってしまうタイプの駐在員が多いとのこと。

初代の立上げ責任者は比較的積極的に問題点の解決に取り組む人が多いものの、2代目、3代目とだんだん事なかれ主義になっていくのだそうです。また、自分の得意分野じゃない業務になるほど改革したがらないとか。

確かに社内に痛みを伴う改革って日本でもなかなか手を付けたがらない人が多い中、親会社から見えにくいベトナムの子会社での出来事だとその改革のための予算取りや親会社への説明含め、面倒くさいから取り敢えず後回しってことにして、そのまま帰任してしまうのでしょうね。

でも、そんな改革に着手してないと伸び行くベトナムマーケットに取り残され、10年後にとんでもないことになるんですが、という話でした。今取り組むのは辛いかもしれませんが、ベトナム子会社の10年後のことを考えて、駐在期間中に社内改革に取り組む、皆さんいかがでしょうか。
  


Posted by いのっち at 16:25Comments(0)

2019/05/15

読者登録数が50名に

数日前にメールくださった方から、

「ブログの読者登録しておきましたよ」

とメッセージ頂いたので、

うれしいなぁと思いつつ今何名の方が登録くださっているのだろう?

とふと読者登録数を見ると、50名になってました。


年初に見た時に46名とかだった記憶があるので、この数か月でさらに増えて50名まできたようです。

ベトナムビジネスをというブログを始めて年弱、いろんな方が読んでくださっているのは知ってましたが、50名の方がわざわざ登録までして見てくださっているんだなと思うと、ベトナムビジネスベトナム進出関連の記事が中心にはなってしまいますが、もっと良い記事いっぱい書かないとなと改めて思います。

50名の皆様ありがとうございます。また、励みになりますので、まだ未登録の方でも、僕のブログよく読んでくださっている方はこのブログの右横のところから読者登録是非。

PS:その後3日でまた2名増えました。嬉しい限りです。  


Posted by いのっち at 12:24Comments(0)

2019/05/12

半ケツのお姉さん

休日の昼下がり、コーヒーを飲みながら読書中の時の話。

目の前を欧米系のお姉さんが通ったので、ふと目線を上げたらなんと

「半ケツ状態の半ズボン」でした。

腰の位置が高いので、ほぼ半ケツが目の前を通った感じ。




服がずれているというより単純にこういう衣装のようです。

えーっと、ここは夜の男女の出会いの場のお店では無くって子どもたちもたくさん来るマクドナルドなので、誰も別にあなたの半ケツを求めるような場所じゃないんだけどとお姉さんに言うべきだろうか、こんなおっさんが言ったら変態扱いされるのでは等々、色々と英文考えているうちにお姉さんはどこかに店の遠くの方に去っていきました。

以前にもうちのマンションにトップレスの欧米人がいたり、今回の半ケツのお姉さんがいたり、欧米系の人達は露出の感覚がアジア人とはちょっと違うのかなぁと感じます。



  


Posted by いのっち at 16:09Comments(2)

2019/05/09

変圧設備が爆発

昨日の夜、家で過ごしていると外で

「ババババババーン」

と花火みたいな大きな音が何度も聞こえてきました。

え、今日花火あったっけ?



思いながら外を見ると家から数百mくらいのところに青白い光が。

そして数分もしないうちにオレンジの光に変わり、激しく燃えているような雰囲気で光ってます。

どうしたんだろう?

と思い、歩いて光の発生場所まで行ってみると、既に光は消えていたものの、消防車が来ている状態。

周りの人に聞いたところ、どうやら丸亀製麺の外の変圧設備が爆発して、火花を上げて燃えていたので消防車がやってきたとのこと。

たまに変圧設備が故障して周囲一帯停電ということがありますが、まさにその状態だったようです。数百メートル離れてもあれだけ大きな音がしてたので、近くだと大変な騒ぎだったのでしょうね。

ともかく周囲が火事にならなくて良かったというのが正直なところでした。
  


Posted by いのっち at 12:49Comments(0)

2019/05/08

お前なんか出てけ

携帯のケーブルが断線してしまったので、たまたますぐ近くにあったMini Goodへ。

ケーブルを選んでレジに持って行き、お金を払った後にすぐ使おうと箱を開けたら、口の形が合致しておらず使えないことが判明。



「申し訳ないんだけどキャンセルさせてください」

とベトナム語で伝えたところ、

「No」

と英語で返されました。

仕方が無いので、英語で

「この口の形が違うから使えないんで、どうしようもないのでキャンセルさせて欲しい」

と再度伝えたところ、

「You already pay money so you can not cancel , you get out 」



「キャンセルできないからお前なんかとっとと出てけ」

とかなりの塩対応。

うわぁどうしようと思ったら店長みたいな人が出てきたので、もう一度事情を説明したら、

「OK」

という一言で無事返却。

しかし、多分、「Get out 」って言葉が、かなりきつい言葉ってことをご本人は理解せず使ってるんでしょうね。多分外人だから英語でってことでご本人英語で話したのだと思うのですが、中途半端な英語って怖いなぁと思った瞬間でした。
  


Posted by いのっち at 20:09Comments(0)ベトナムビジネス

2019/05/06

〇〇さんを帰任させてください

知り合いの会社での話。4人の駐在員の方がいらっしゃる会社で1名が帰任されることに。

後任はどんな人なのかなぁと思っていたら、そのまま1名減の3名体制で業務を続けていかれるとのこと。



「それだけベトナム人スタッフが育って来ている証拠ですね」

と言ったら、実はそうでもないんですとのこと。

どういうことだろう?と詳しくお話を聞いてみると、

半年ほど前に大口の取引先の方が工場監査に来られ、製造の状況などをしっかり確認していかれて、お客様からも

「しっかり作っておられるのが分かったので引き続きお願いします。」

と言われたので、引続き頑張っていこうと思っていたら、お客様が日本帰国後に日本の本社を訪れ、

「今回工場を確認させてもらった結果、日本人が1名少なくても十分業務がこなせるはずだから、1名減らしてその分値下げしてください。」

との要請が。しかも、社内での日本人駐在員の業務の範囲もしっかり把握されてたようで、ベトナム工場の中でも比較的他のメンバーに業務を振り替えやすい存在の〇〇さんを帰任させてくださいとの要請があったのだそうです。

大口取引先なので拒否もしにくい中、それ以来この数か月、彼抜きで回るように担当範囲などを見直し、ある程度見通しが立ったので、帰任してもらったとのことでした。

仕入れコスト削減を図る中で、思い切ったことを言ってくるものなんだなぁと思う反面、海外進出に慣れていない企業は無駄が多いのも事実なので、そこをしっかりと見抜いてこられた取引先の担当者もすごいなぁとちょっと感心する出来事でした。

  


Posted by いのっち at 15:29Comments(0)ベトナムビジネス

2019/05/04

自分のことばっかり考えてませんか?

ベトナム在住が長くなっている中で、なんだかんだとグループの幹事みたいな業務をすることが増えてきております。

そんな中で同じような立場の方との話が面白かったので、ちょっとシェア。



それは、様々なコミュニティに入り込んできて、イベント後に参加者にひたすら営業かけまくったりして大ひんしゅくを買ってる人達。

ひどい状態になると、その人達に会いたくないからと、コミュニティが崩壊していってしまうのだそうです。

コミュニティのことを考えず、自分のことばっかり考えて行動してしまうパターン。

そういう人達に限って大半は3年もしないうちに日本に帰国してしまう人が大半みたいです。

荒らし回っている日本人社員がたくさんいる会社名も出てましたが、ここでは敢えて伏せておきますが、ほんと止めて欲しいなあというところです。
  


Posted by いのっち at 18:31Comments(0)ベトナムビジネス

2019/05/02

何故か家族の問題のお金を求めてくる夜のお姉さん達

ホーチミンに住んでると、在住日本人の間でしょっちゅう話題に上る、カラオケやガールズバーの話。

誰誰さんはあの店がお気に入りだとか、あの店に行ったら一人1万円近く払ったとか他愛もない話題なのですが、

そんな中でちょくちょく話題に出るのが、お店で仲良くなったお姉さんから


「家族(本人含む)のトラブルのためお金を貸して欲しいと連絡が来た」

という話。

真偽のほどは分かりませんが、夜のお店に通っている人は皆さんたいてい

「お金を貸してください」

系のメッセージをお姉さん達から受けたことがあるようです。

これってベトナムだけの話なのかな?

と思っていたら、先日バンコクの知り合いが

「バンコクでも同じような話ありますよ」

とのこと。

どうやら、

日本人のおっさん=お金を気軽に貸してくれる

みたいなイメージがあるのでしょうね。向こうもお客様全員にメッセージ送って、一人でも貸してくれたらラッキーくらいに思っているのでしょうね。そもそも返す気も無いでしょうが。

まあ、世の中のおっさんのスケベ心が無くならない限り、ずっとどこかで発生し続けるネタの一つですね。
  


Posted by いのっち at 12:32Comments(0)