2024/08/18
月1メルマガ臨時号(インド編)
先日、インド訪問時の様子をまとめた臨時メルマガ(月1メルマガ)を発行しました。
ベトナム情報月1メルマガ(無料)を読んでみたい方は
https://docs.google.com/forms/d/12nccXa-YudtGgrBbkt4jwTReIkZ9vv4YHaK5G13I5Dc/edit
より登録をお願いいたします。
皆様
猪谷です。
こんにちは。
お盆時期はいかがお過ごしでしょうか。前回メルマガでもお伝えしましたが、8月上旬にインド視察に行ってまいりましたので、臨時でそのご報告を。
まず、最初にお伝えしたいこととして、百聞は一見に如かずとはまさにインドのことだなと実感しております。インドと言うと、「怖い、汚い、危ない、お腹壊す」みたいなフレーズが並びますし、実際、僕自身インドに行くと周りの人に伝えると、
「本当に気をつけてください」とか「危険な場所には行かないように」
みたいなフレーズを返されることがほとんどで、なんだか戦地にでも出かけるくらいの扱いを受けたのですが、実際に行ってみると、「怖い、汚い、危ない、お腹壊す」というフレーズの経験は一切なく、全体的なイメージとしては15~20年近く前のベトナム、一部は今のベトナムと変わらない状況ということが理解できました。
デリー市内に関してはメトロが発達しており、メトロとUBERを駆使すれば、おそらくホーチミン以上に旅行者でも簡単に移動可能で、初日からこの2つの移動手段で一人であちこち見物に出かけることができました。
(デリー市内移動の様子はこちらの動画を)
https://youtu.be/O7c8TcXID5c
また、グルガオンというデリー市内から40分程度の新興都市がこの10年で一気に発展したおかげで、ホーチミン市内における7区やビンホームズのような住環境がデリー周辺で確保可能となっているようです。部屋の価格も1000USD〜3000USD程度でホーチミン市内のレジデンスとそれほど大差ないなというところでした。
https://youtu.be/Q3ujpx2AQGo
弊社は日本企業のベトナム進出サポートやベトナムでのビジネス展開に必要な様々な手続き(ワークパーミットやライセンス等々)などをサポートしている関係で、現地での日本企業の活動状況というのが気になりますので、デリー在住の日本人の方々にお聞きしたのですが、日本人が4〜5千人程度在住するデリー及びグルガオンで、居住用不動産賃貸物件の仲介会社で数社、比較的多いと言われる人材紹介会社ですら10社ほどみたいです。
日本食屋もデリーで数十店(なんちゃって含む)、インド全土でもなんちゃって含めても400店ほどしかないそうで、ホーチミンで800〜1000店程度と言われてますので、いかに少ないかご理解頂けるかと思います(それ以外の日本人、日系企業の状況は動画で)。
https://www.youtube.com/watch?v=Wjq14LGmjpk
想像以上に良い生活環境でしたが、それでも駐在として赴任を打診されると嫌がられるケースも多いみたいで、どこの企業も駐在員の確保が容易ではないとのことでした。
また、今回渡航にあたり、事前勉強をということで、インドビジネス情報を集めようとしたのですが、本当に苦労しました。ネット上の記事などもコロナ以前の情報が多く、またYoutube等のインド関連動画も旅行ブロガーの情報ばかりで、旅情報は入手できてもインド経済がどうなっているのか?みたいな情報はほぼなく、インド株投資のサイトや動画が役立つこと多かったです。
1人あたりGDPが2400USDとベトナムの10年くらい前の状況なのですが、超お金持ちや巨大企業はベトナムよりも遥かに多いみたいで、インドで1番の上場時価総額のリライアンスグループで時価が大体35兆円程度と日本でもトップ5に入るようなレベルですし、ベトナム最大の時価総額のベトコムバンクが3兆円程度ですので、約10倍の差があるみたいです。
日本企業にとっては魅力的なマーケットですが、じゃあ誰が何をどうやって行っていくのかとなると中小企業にとっては簡単なマーケットではないなというのが訪問時の実感でした。
今回は以上です。最後までご覧頂きありがとうございました。感想、コメント等お待ちしております。
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猪谷です。
こんにちは。
お盆時期はいかがお過ごしでしょうか。前回メルマガでもお伝えしましたが、8月上旬にインド視察に行ってまいりましたので、臨時でそのご報告を。
まず、最初にお伝えしたいこととして、百聞は一見に如かずとはまさにインドのことだなと実感しております。インドと言うと、「怖い、汚い、危ない、お腹壊す」みたいなフレーズが並びますし、実際、僕自身インドに行くと周りの人に伝えると、
「本当に気をつけてください」とか「危険な場所には行かないように」
みたいなフレーズを返されることがほとんどで、なんだか戦地にでも出かけるくらいの扱いを受けたのですが、実際に行ってみると、「怖い、汚い、危ない、お腹壊す」というフレーズの経験は一切なく、全体的なイメージとしては15~20年近く前のベトナム、一部は今のベトナムと変わらない状況ということが理解できました。
デリー市内に関してはメトロが発達しており、メトロとUBERを駆使すれば、おそらくホーチミン以上に旅行者でも簡単に移動可能で、初日からこの2つの移動手段で一人であちこち見物に出かけることができました。
(デリー市内移動の様子はこちらの動画を)
https://youtu.be/O7c8TcXID5c
また、グルガオンというデリー市内から40分程度の新興都市がこの10年で一気に発展したおかげで、ホーチミン市内における7区やビンホームズのような住環境がデリー周辺で確保可能となっているようです。部屋の価格も1000USD〜3000USD程度でホーチミン市内のレジデンスとそれほど大差ないなというところでした。
https://youtu.be/Q3ujpx2AQGo
弊社は日本企業のベトナム進出サポートやベトナムでのビジネス展開に必要な様々な手続き(ワークパーミットやライセンス等々)などをサポートしている関係で、現地での日本企業の活動状況というのが気になりますので、デリー在住の日本人の方々にお聞きしたのですが、日本人が4〜5千人程度在住するデリー及びグルガオンで、居住用不動産賃貸物件の仲介会社で数社、比較的多いと言われる人材紹介会社ですら10社ほどみたいです。
日本食屋もデリーで数十店(なんちゃって含む)、インド全土でもなんちゃって含めても400店ほどしかないそうで、ホーチミンで800〜1000店程度と言われてますので、いかに少ないかご理解頂けるかと思います(それ以外の日本人、日系企業の状況は動画で)。
https://www.youtube.com/watch?v=Wjq14LGmjpk
想像以上に良い生活環境でしたが、それでも駐在として赴任を打診されると嫌がられるケースも多いみたいで、どこの企業も駐在員の確保が容易ではないとのことでした。
また、今回渡航にあたり、事前勉強をということで、インドビジネス情報を集めようとしたのですが、本当に苦労しました。ネット上の記事などもコロナ以前の情報が多く、またYoutube等のインド関連動画も旅行ブロガーの情報ばかりで、旅情報は入手できてもインド経済がどうなっているのか?みたいな情報はほぼなく、インド株投資のサイトや動画が役立つこと多かったです。
1人あたりGDPが2400USDとベトナムの10年くらい前の状況なのですが、超お金持ちや巨大企業はベトナムよりも遥かに多いみたいで、インドで1番の上場時価総額のリライアンスグループで時価が大体35兆円程度と日本でもトップ5に入るようなレベルですし、ベトナム最大の時価総額のベトコムバンクが3兆円程度ですので、約10倍の差があるみたいです。
日本企業にとっては魅力的なマーケットですが、じゃあ誰が何をどうやって行っていくのかとなると中小企業にとっては簡単なマーケットではないなというのが訪問時の実感でした。
今回は以上です。最後までご覧頂きありがとうございました。感想、コメント等お待ちしております。
Posted by いのっち at 16:31│Comments(0)