2017/08/23

嫌な客を排除する仕組み

ベトナムで飛ぶ鳥を落とす勢いのタクシーアプリ。

先日も既存のタクシー会社がかなりやばい状況になってきたという話を書きましたが、

業界1位のビナサンタクシーの株価は1年前の半分にまでなり、いよいよという状況のようです。

そんな中で、タクシーアプリのGRAB、UBERには面白い機能があると聞きましたのでちょっと紹介。

それはドライバーがお客様を評価する仕組みです。僕ら乗客もドライバーを星5つで評価する仕組みがあるのですが、

ドライバー側にも同じ機能があるようで、もし横柄な乗客だった場合には、低い星をつけることができ、

それによって乗客の評価がどんどん下がり、予約しようとするとなかなかドライバーがOKしてくれないという仕組みになっているのだそうです。




まさに嫌な客を排除する仕組みですよね。

こういうサービス提供側が迷惑なお客様を排除する仕組み、日本だと差別だとか言い出す人がいそうですが、僕は日本でも導入すればよいのにって思います。例えば運送会社が不在が多い宛先に関してはブラックリストを作り、送り主からその宛先への依頼が届いた場合には拒否するみたいな。

そうやって拒否されたら、送り主も慌てて、「何かありましたか?」と聞いてくれるでしょうから、それにより、きちんと受け取り可能な時間を調整しあうことで不在を減らすように持っていくなんてことすれば、きっと配送環境よくなるはずなので。

飲食店の出入り禁止みたいなのと同じで、一定以上の迷惑をかける客は今後受け付けないという姿勢を明確に出すことで、客側も態度を改めるのではと思います。人手不足でサービスを低下させる前にクレームばかりの客へサービスを受け付けないとした方がきっと業務改善につながるような気がするのですが。


  


Posted by いのっち at 08:35Comments(2)ベトナムビジネス