2018/01/03

辛い入院生活

入院生活していると当たり前ですが、夜がやってきます。そして、夜になると寝るというのが当たり前ですが、ベトナムの病院は正直寝れるような環境ではなかったです。

何故、寝れないかというと、まず消灯がありません。そのため、真夜中でも真昼と変わらない明るさで、普段家では消灯して寝ている僕としては全く寝付けない状態。

辛い入院生活
(真夜中の病室の様子)

そんな中で、真夜中にも様々な治療が行われたり、横に緊急患者が運ばれてきたりとあわただしい雰囲気になることもあります。ちなみに僕の横で2名の患者が亡くなりました。亡くなる直前には心臓マッサージなどが行われて緊迫した雰囲気になるためウトウトしてても完全に目覚めさせられ、そのまま朝までみたいな日もありました。

そして、一番辛いのは真夜中に大騒ぎする看護師たち。これが一番辛かったです。昼間もとても集中治療室とは思えないくらい大きな声で騒いでいたりするのですが、夜になってもそれは変わらず。真夜中にベッドの横でふざけてじゃれ合ってたりとか勘弁してくれよと思うようなことはしょっちゅうですし、一番とんでもなかったのは集中治療室で夜勤中の看護師のお誕生日会。

夜12時前に突然「ハッピバースデートゥーユー」の合唱が始まり、声の方向を見ると集中治療室で働いているほとんどの看護師が集まってケーキを真ん中にみんなでお誕生日の歌を歌っています。ちなみに僕の横の患者さんの機器は異常値を示す音鳴ってるのに完全無視。

そんなこんなで毎晩寝れるのは2~3時間程度。治療中なので少しでもゆっくり寝たいのですが、毎日寝不足で朝を迎える状態で精神的にもきつい状態。この病室から一刻も早く出たいという思いで過ごしておりました。

ただ、これでも集中治療室なのでマシなのだそうで、一般病棟だと盗人が居たりするので貴重品などは肌身離さず持っておかないといけなかったりするので、さらに大変なのだそうです。

















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この記事へのコメント
集中治療室に消灯がないのは世界中同じです。またベトナムとはいえ、真夜中に異常状態の患者を放置してハピバスデーはありえません。

逆に私は東京の最高レベルの病院で同じような目にあったことがあります。看護婦が夜中にパーティしてて私の世話を全くしてくれなかったり、他の患者が死んで病院内で葬式があったり。どういうことかと言うと、つまり、あなたも私も幻覚(せん妄)を見たんですよ。

人間は大量の安定剤や麻酔剤を打たれて、24時間明るく騒々しいICUに入るとそういう幻覚を見るんです。「ICU症候群」で調べてみてください。
Posted by 失礼ですが at 2018/10/06 20:34
失礼ですがさん

日本で転院した病院ではICUで消灯ありましたよ。

また、お誕生日会も退院2日前で意識もはっきりしており、かなり身体も元に戻った頃で安定剤も麻酔剤も点滴すら打たれて無い状態だったので幻覚とかではないはずです。
Posted by いのっちいのっち at 2018/10/07 00:32
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