2019/03/11
日本人もベトナム人を見習うべきだよなと思うところ
バス停でバスを待っていたら、おばあさんと子どもが降りてきました。
そして、その後ろから重そうな荷物を持った若い男性が。
おばあちゃんと子どもが降りて安全なところまで辿り着いたところで若い男性は持っていた荷物を渡し、そのまま立ち去っていきました。
おそらく大きな荷物を持って子ども連れでバスのステップを降りるのは大変だろうということで、代わりに荷物を持ってあげておばあさんと子どもが安全に降りれるのをサポートしたのでしょうね。
ベトナムではバスなどで席を譲るのを含め、この手の親切な行為は皆さんなかば当たり前のように行われていて、見かける度にほほえましく思うのですが、日本では本当にないよなぁと。
数年前に東京で、長めの横断歩道を渡っているとき、かなり大きな荷物を持ったおばあさんを見かけました。僕はおばあさんの後ろから歩いていて、どう見てもこのままじゃ信号渡り切れないよなと思ったので、
「僕が持ってあげるので、さっさと渡り切りましょう」
と荷物を持ってあげて無事信号が変わるまでに渡り切りました。僕が手伝った場所はある有名な大学のある駅前で歩道上にも学生は何名かいたのですが全員無視。
日本人はみんな忙しい、そんなことしたら不審に思われるとか、彼らなりの言い分はあると思うのですが、お手伝いして多少渡るのが遅くなってもたかだか数十秒の差。
数十年前日本はエコノミックアニマルと言われるほどに物質的に豊かになり、その反面心が貧しくなったと言われてましたが、数十年前と比べて日本は豊かではなくなったにもかかわらず、心は数十年前から変わらずずっと貧しいままなのかもしれないですね。
Posted by いのっち at
12:42
│Comments(2)
2019/03/10
仮想通貨しか持ってないので現金払えません
内容的に自分自身の知識だけで返せる内容でもなく、
ヒヤリング等必要だったのでさすがにボランティアで行うわけにはいかないので、
「それを調べるには数万円程度かかりますよ」
と回答したところ、
「ありがとうございます。現在、仮想通貨にほぼ全財産を投資しているので、現金が無いので依頼難しそうです。」
との回答が。
確かに仮想通貨は今どん底でしょうし、数年のスパンで言うと今より値上がりしている可能性大ですが、そんな全財産に近い投資をしてしまってたら、万一ダメになった時大丈夫なんだろうかとちょっと不安に。
逆に何十倍にもなったら、一気に大金持ちになる可能性もあるということで。
昔、ファイナンシャルプランナーの勉強をした時に、資産形成の基本として、若い時には現金以外の株などリスク資産に投資して、個人資産ポートフォリオから現金資産を少なくした方が将来的にリターンが大きい可能性が高いということを資産形成のセオリーとして学びましたが、まさかの仮想通貨に全資産投資。ファイナンシャルプランナーも仮想通貨をポートフォリオに組み入れることをお客様に勧める時期が来ているということでしょうか。
しかし、こういう全資産投資すべきだと感じる人が増えれば増えるほど、仮想通貨も価値が上がる可能性があるわけで。この方の数年後の結果が楽しみです。
2019/03/09
Grabで丸亀製麺のデリバリー
まさか、デリバリー?
と思って並んでいた本人に
「あなたのランチを買ってるのですか?それともGrab Foodのデリバリーですか?」
と聞いてみたところ、
「Grab Foodのデリバリーですよ」
とのこと。
その後テイクアウト用の容器を持って彼はバイクに乗って出かけて行ったので、間違いなくデリバリーだったようです。
丸亀製麺のうどん、店内ですらかなり柔らかくて全然コシが無いですが、これを10分くらいデリバリーで運んでその後食べたら、フニャフニャで全然美味しくない気がするのですが。
しかし、うどんやの出前持ちをシェアライドのGrabのドライバーがする時代なんですね。昔、笑い話で注文してから何時まで経っても来ないので、再度電話したら「今、出ました」と言われたのに、それから30分経っても来なかった、みたいな笑い話がありますが、Grabだとドライバーがどこにいるかアプリで一目瞭然なので嘘つけないですね(笑)。
2019/03/09
病後1年の近況報告
そういや、全然その後についてブログに上げてなかったなということで久々に近況報告を。
退院してから数か月間は体力もかなり落ちていたということもあり、日々生活を送るのが精一杯という状態でしたが、
昨夏くらいにはほぼ体力も元通りまで戻り、今では完全に日常生活や日常業務は問題なくこなせております。
肺炎自体はもちろん完治している状態ではあるのですが、後遺症として三半規管がおかしくなっているのと、腎臓に後遺症が残っている関係で、ゴルフは完全にお休みしているのと、食事もタンパク質、塩分は控えめという状態になっています
(週に何度かは会食にも出かけてますが、危篤時に肝不全になった関係で、お酒は完全に断っているので、かなり健康的な生活です)。
どっちも生きていくのに大きな支障のあるレベルでは無いし、病後間もない頃よりはかなり改善しているので、生きてるだけで儲けものってことで、長いお付き合いをしていくことになりそうです。
振り返ってみて、直接的な肺炎の原因ではないですが、病気をする前はかなり不健全な生活をしてたなぁと。医学的に証明されているかは分かりませんが、ある人から言われたのは、人間には蓄積疲労というものがあり、あなたみたいな生活をしていたら健康診断には出ない疲労が体内に蓄積していて、それが50代くらいで一気にどこかに出てきてもっと大変なことになってただろうとのことでした。肺炎にならなかったら、50歳くらいでもっと大きな成人病を発病してた可能性もありそうです。
この体験及び、ベトナムでの医療事情についてはきちんと皆さんに共有しておかないとということで、4月4日にラッフルズ病院の中島先生と一緒にベトナム医療事情について勉強会を開きますのでまた、ご興味ある方はご連絡ください。
そもそもどんなことになってたのとご興味ある方は下記ページをご覧ください。
2017/12/24
2019/03/08
そんなきれいな売春婦おらんやろ
お客様と一緒に1区の中心街で会食。その後Grabで家まで帰ろうと予約して到着を待っていたところ、ポン引きのおじさん登場。

携帯触って無視してたら、
「1時間50ドルだから」
としつこく絡んできます。
そして、
「ほら、僕の抱えている子はこんなきれいな子だよ」
と携帯の画面で数名の女の子の写真を見せ始めました。
しかし、どう見てもモデルにしか見えない子たち。
そんな子たちがこのホーチミンで1時間50ドルで売春婦としてやってくると言われて本気で信じる人いるんだろうか?と彼の写真攻撃に呆れつつも、この写真を見て期待しておっさんの誘いにフラフラとついて行ってしまう人も毎日数人はいるからこの商売もずっと続くんでしょうね。
旅行などで外国からやってくるおっさんの夜の欲望はこれからも無くならないでしょうから、それをかなえるために日々頑張るホーチミン1区中心エリアでの路上売春婦斡旋ビジネス稼業のおじさん達に幸あれと願いつつ家に帰りました。
ちなみに路上売春婦にぼったくられた人から聞いた体験談はこちらです。
携帯触って無視してたら、
「1時間50ドルだから」
としつこく絡んできます。
そして、
「ほら、僕の抱えている子はこんなきれいな子だよ」
と携帯の画面で数名の女の子の写真を見せ始めました。
しかし、どう見てもモデルにしか見えない子たち。
そんな子たちがこのホーチミンで1時間50ドルで売春婦としてやってくると言われて本気で信じる人いるんだろうか?と彼の写真攻撃に呆れつつも、この写真を見て期待しておっさんの誘いにフラフラとついて行ってしまう人も毎日数人はいるからこの商売もずっと続くんでしょうね。
旅行などで外国からやってくるおっさんの夜の欲望はこれからも無くならないでしょうから、それをかなえるために日々頑張るホーチミン1区中心エリアでの路上売春婦斡旋ビジネス稼業のおじさん達に幸あれと願いつつ家に帰りました。
ちなみに路上売春婦にぼったくられた人から聞いた体験談はこちらです。
2017/09/22
Posted by いのっち at
12:02
│Comments(0)
2019/03/07
スーパーの通路で飯食うのは止めようよ
前を見るとおばさんが通路に小さな椅子を持って来て、そこに座って食事タイム。
店員さんなのか、出入りの納品業者さんなのか分かりませんが、
周りのお客様に躊躇することなく食事を続けています。
ここ、食事する場所じゃないんだけどなぁ、ここで飯食うのは止めようと思いつつも、まあ、この程度なら仕方ないかと思ってしまうのはベトナム生活長くなってる証拠なのでしょうね。
Tag:ベトナム ビジネス
Posted by いのっち at
15:06
│Comments(0)
2019/03/06
通信手段何使ってます?
メール以外の通信手段を使うことがなかば当たり前になりつつあります。
日本の方とのやり取りはメッセージのやり取りのみだとLineやMessangerが多いですが、
ファイルを送ったりなどになるとChat WorkやSlackあたりが使われているようです(一部TwitterやWe Chatも)。また、ミーティングはいまだにSkypeでということになること多いです(最近は時々Zoomも)。
個人的にはMessangerの使用頻度が高いのですが、お客様の事情次第のところもあるので、その時に応じてLineやらChat Workやら色々と使い分けているのですが、メールのように堅苦しい挨拶から始まらず便利な反面、メッセージごとにアプリを使い分けるのが面倒くさくなってきたので、
Franz
https://meetfranz.com/
という一元管理ソフトを導入。Lineが使えないのがやや不便ですが、それ以外はほぼ1つのブラウザで使えるのでありがたい限りです。
職場環境などで、主に使うコミュニケーションツールも違う中で、もっと簡単に一元管理できるソフトがそのうち出てくるのでしょうね。
Posted by いのっち at
15:20
│Comments(2)
2019/03/05
悪質なベトナム人人材紹介会社にご用心
日本で人材難、採用難に悩むお客様のところに、留学や就労などで日本にすでに住んでいるベトナム人材を紹介するということをウリにした人材紹介会社より売込みの連絡が。
既に日本にいる日本在住ベトナム人だと引っ越し費用の負担も無いし、既に日本にいるのでビザ取得も早いので早く働き始めることができるのでいかがですか?
との提案があり、人材難で悩んでおられた中、面接することに。
面接の結果、エンジニア2名を採用することになったのですが、これ以上先に進めるということであれば人材紹介手数料を支払わなければダメということで手数料(給料の3か月分)を支払い、紹介会社が懇意にしている行政書士にビザ取得をお願いし、手続きを進めてもらいました。
当初は1,2か月もあれば入社ということだったようなのですが、一向に話が進まず、行政書士も入管への書類提出等、全然手続きを進めてくれない状態。おかしいなおかしいなと言ってるうちに半年経過。
ようやく書類提出が終わり、行政書士よりここからまだ1,2か月は最低でもかかりますと言われ、いくらなんでも長すぎだろと思って再度連絡しようかと言ってた矢先に入管局から一度来てくださいとの連絡が。
慌てて駆けつけると、「業務内容がエンジニアの行う内容では無いのでこの申請は受理できません」と却下とのこと。
業務内容等は紹介会社や行政書士には伝えてあったはずで、難しいのであれば最初から難しいと伝えてくれていたら技能実習生等々他の方法もあったのにというところなんですが。2名をアテにして、半年近くも採用をストップしている状態なので、人のやりくりも大変みたいです。
ともかく入社できないのであれば、手数料だけでも返してくださいと伝えたところ契約書に返金規定はないから返せないとのこと。契約書をきちんとチェックしてなかったのはこちらにも落ち度がある話ですが、そもそも入社する前に手数料を取って、手続きで入社できなくても返金しないってのは相当微妙ですよね。
入管への申請自体も申請書類の書き方次第で入国できるかどうかだいぶ違ってくると聞いているので、ひょっとすると、行政書士もグルになってて、最初からベトナム人を入社できないようにして、手数料だけ取るビジネスだった可能性も。弊社で人材紹介のサポートをしておけばと悔やまれます。人手不足に困る中、早く入社してもらえる(通常ベトナムからの場合だと語学研修も含め来日まで半年~1年)という言葉にすっかり乗せられてしまったようです。
今回と同じやり方では無くても、人手不足に困る中小企業を相手にグレーな行為を行うベトナム人人材紹介会社、今後も増えていくのでしょうね。皆さんご用心を。
2019/03/05
一気に普及するかフードデリバリーサービス
この1か月ほどでその動きがさらに加速している様子。
弊社のすぐ近くにあるレストランや食堂も続々と導入を決めたようで、
11時を過ぎるとフードデリバリーの会社の制服を着たお兄さんたちがあちこちからやってきます。
写真のお店も近所にある会社や学生さん達が行く3万ドンもしないような平均的な食堂なのですが、こんな地元限定だった食堂さえ、ひっきりなしにデリバリーのお兄さんたちがやってくる状態。
フードデリバリービジネスがベトナムの飲食業界の勢力図を一変してしまうのではと思うくらいです。あと1年もすればサイトごとの勝負もついて、サイト自体も淘汰に入るのでしょうね。
Grab始めとしてネットデリバリービジネスの各社は巨大資本を持っているので、デリバリーを付属ビジネスと捉えた新規ビジネスや全く違う仲介ビジネスなどを行ってくる可能性は十分にある中、次はどの業界を攻めてくるのか、当分目が離せないです。
Posted by いのっち at
13:18
│Comments(0)
2019/03/04
ベトナムと日本の子どもの数の比較と合計特殊出生率
日本でも、できて間もない大規模マンションや子ども用の商業施設などでは同じような光景見られますが、
それ以外の地域では子どもの歓声はほぼ聞かれないくらいに静かだよなぁと帰国の度に思います。
弊社のある路地(Hem)の中(うち住居は20軒ほど)でさえ就学前の児童が3人もいて、朝夕家族と共に弊社の前を散歩してたり、弊社に遊びに来てくれたりするので、子どもが日常の光景の中に当たり前のように見られますが、日本(特に都市部)はそうじゃないよなぁと。
実際、日本とベトナムでどれくらいの違いがあるのだろうかとちょっと調べてみました。
まず出生数ですが、2017年データだと
ベトナム:130万人
日本:94万1千人
と約36万人ほどベトナムの方が多い状態。
そして、合計特殊出生率(2016年)だと
ベトナム:1.95
日本:1.44
とベトナムも合計特殊出生率は決して高い状態では無いですが、日本よりははるかに高い状態。

世界経済のネタ帳
しかし、40年前はベトナムも合計特殊出生率が5を超えてたのと比べると、一気に合計特殊出生率が低下して何とか現状維持という状況のようです。
ちなみに世界1位(2016年)の合計特殊出生率はニジェールの7.239で最下位は韓国で1.172、ブービーはシンガポールで1.2。
こうやって見ると、韓国とかシンガポールは日本よりもさらに急激に高齢化が進んでいるのですね。
ベトナムよりも人口で20%以上多いのに、出生数が36万人も少ない日本の出生数、もはや止めようのない状態のようですが、今後いろんなところでこの影響は出てくるのでしょうね。
2019/03/03
ゴミを捨てるな
貼り紙で
ゴミ捨て禁止
と書いてあるのですが、ゴミは増える一方。
他の場所でもこういう空地のような場所に大量のゴミが捨てられたりしてるので、なかなか防ぐのは難しそうですね。
まあ、日本でもつい最近までは山や海への不法投棄や、国道などの分離帯への不法投棄は絶えなかったので、当分、ベトナムのゴミの不法投棄問題は続くのでしょうね。
ゴミ処理自体も大半の地域で自治体の処理能力をオーバーしているようなので、今後ゴミ処理に関する問題も増えていきそうです。
Posted by いのっち at
19:45
│Comments(0)
2019/03/03
会社のご褒美旅行にベトナム
そして成績優秀者などのご褒美旅行。
ご褒美旅行は成績優秀者など社内の一部の人達が対象ですが、
大手企業になるとそれでも100人くらいの規模になったりするので、
5つ星ホテルのロビーが企業の人達で溢れてます。先日もお客様を迎えに行った5つ星ホテルが大手メーカーのご褒美旅行の滞在ホテルだったようで、夕方の時間は夕食に出発する人たちでごった返してました。
先日の大学生同様、行きやすい旅行場所としてベトナムが認知されているのでしょうね。東南アジアでいうと、昔のタイみたいな存在なのでしょうか。
日本人のベトナム観光旅行は頭打ちなのかなと思ってましたが、まだまだ伸びそうな気がします。しかし、クチトンネルツアー、メコンデルタツアーくらいしか主なツアーもなく、市内観光も2時間もあれば十分な街なので買い物と食事以外、皆さんどうやって過ごしているんでしょうね。
Posted by いのっち at
15:09
│Comments(0)
2019/03/01
技能実習生の県外移動禁止
自社で寮を用意したり割ときちんとしている企業
のようなのですが、技能実習生に3年間県外への
許可ない外出は禁止しているとのこと。
過去に中国人技能実習生で逃亡が絶えなかったかららしいのですが、それにしても3年間そこまで拘束されるというのもなかなかすごいです。連休などで観光地に行ったり、友人で他の地域で働くベトナム人に会いに行くのすら許可が要るってことなので。
少しでも逃亡を減らしたいという企業側の気持ちは分からなくも無いのですが、3年間移動の自由すら制限される技能実習生生活を送らされているようで大変だよなぁと。
逆のシチュエーションで日本人がベトナムに駐在員としてやってきて、3年間、田舎の方の省で働く上に、他の省に行きたいときは企業から許可が必要ですと言われると、さすがに駐在拒否とかしそうです。
Tag:技能実習生 ベトナム