2019/03/20

台湾の飲食店で働くベトナム人たち

台北滞在中に沖縄、中国、日本在住の方々と食事をさせて頂きました。

各地様々な事情をお聞きでき非常に有意義な食事会だったのですが、

その内容もさることながら、お店の中で興味深い出来事があったので

ちょっとご紹介。




そのお店は地元の人気店ですごく混みあっているものの、店員さんはテキパキしていて素晴らしい限りだったのですが、何人かの店員さんが料理を持って来てくれたりする中で、中国語の分かる方が、

「この子の中国語、台湾人のものではない、顔つきからしてベトナム人かも」

とおっしゃるので、ベトナム語で声をかけてみたところ本当にベトナム人でした。

台湾在住者の方曰く、この数年ベトナム人が飲食店で働くことがすごく増えてるそうです。

そんな中で、ベトナム語で少し彼女に質問してみました。

彼女はCan Tho市出身の24歳で台北にやってきて1年半だそうです。

どんなビザなのかは不明ですが、このお店に正社員として働いているそうです。

このお店には彼女ともう1名ベトナム人が働いていていて日々接客を行っているそうです。

勤務時間とか詳細は分かりませんでしたが、1か月の給与は3万2千元(約12万円)と地元台湾人で飲食店で働く人たちと変わらない給与水準で働いているようです。

日本と比べるとまだまだ物価の安い台湾なので、12万円くらいもらえてたら、そこそこ貯金もできそうですし、台湾とベトナムなら飛行機も3時間なので、日本以上に働くハードルも低そうです。

改正入管法で飲食業にも外国人労働者が認められますが、介護、飲食業に関しては台湾と人材獲得競争になりそうだなと実感しました。
  


Posted by いのっち at 13:51Comments(2)台湾

2019/03/20

台湾のUBER EATSや配車アプリ

台北市内中心部をウロウロしてるとUBER EATSと書かれたシールをあちこちで見かけます。

公共交通機関が発達している台湾ではタクシーに乗らなくても

中心街なら大抵の場所に旅行者でも移動可能なので、全く利用しなかったのですが、




UBER、GRAB、TAXI GOというのが主な配車アプリとして動いているようなのですが、

ベトナムやマレーシア、シンガポールなどと比べると広告などもあまりなく、シェアライド自体が日本同様あまり普及していない雰囲気でした。UBERの乗車サービスは地元のタクシー組合などの反対運動で一時期運営をストップしてたりしてたようなので、普及活動に苦戦してるのでしょうか。

そんな中、UBER EATSはどうなんだろう?と思っていたのですが、滞在中シールが貼られている店に2軒入ったのですが、食事中1回もデリバリースタッフが取りに来たことは無しでした。

ベトナムとかだと食事時はひっきりなしにデリバリースタッフが来るので、UBER EATSも台湾ではまだそれほど普及してるわけではなさそうです。

  


Posted by いのっち at 10:30Comments(0)台湾