2018/06/29
活躍の場のない日本留学帰国者たち
この数年、毎年数万人単位で日本に留学しているベトナム人留学生たち。
ざっくりとした数で言うと、留学生のうち1割は大学に進学し、残り9割は専門学校に進むか日本語学校終了後帰国というパターンなのだそうです。
この9割の学生はほぼベトナムに戻ってくるという形になるのですが、お金稼ぎがメイン目的だった留学生を除き、せっかくだったら日本語などの能力を活かしてベトナムで就職をとなるのでしょうが、これが超狭き門のようでして。
ベトナムにある日系企業は2000社程度と言われる中で、仮に非常に多めに見て1社5名ずつ日本語人材を抱えていたとしても日本語人材で必要な数は1万人。
もちろん、既存の会社には既に働いている日本語人材は存在しますし、技能実習生、ベトナム国内で日本語を学んだ学生もライバル。
そう考えると超狭き門だよなぁというのが実際のところ。しかもベトナムの新卒だと優秀なIT技術者を除くとせいぜい500USDももらえれば良い方なので、日本時代にアルバイトで稼いでいた収入とのギャップもありなかなか上手く働き口となるとなかなか厳しいみたいで、実際はほぼ日本語を使わない業務で働くことになるそうです。
今の日本のビザ制度では日本で就職も厳しい中で、日本留学の枠が拡がっても就職には全然つながらない状態になってしまっているようです。
英語圏に留学していた日本人が全員英語を使う職に就くかと言えばもちろん違うので同じことと言えば同じなのですが、せめてベトナムに日本企業がもう少し増えて彼らの働き口が増えると良いのですが。
僕らのような進出サポート会社がもっと頑張らないといけないのでしょうね。
Posted by いのっち at 18:14│Comments(2)
│技能実習生・留学関連
この記事へのコメント
英語が話せれば日本語は不要なのと、大学に行ける1割の層が企業にとって必要なのです。
Posted by 名無し at 2018/07/02 10:23
確かに。1割の優秀な人をどれだけ社内に確保できるかなのでしょうね。
Posted by いのっち
at 2018/07/04 16:28
