2016/08/11
ベトナム産の縫製品が中国で

が、それでも中国産の縫製品がまだまだ多数を占めています。
そんな中、上海のアパレルショップではどこの縫製品が売られているのだろう?と思い、色々な店でタグを見て回ってみました。
中国国内では国内のどの地域で作られたかまで表示するようで、広東省や浙江省などの産品が多く、まれに上海というのもありました。
そんな中、ベトナム産はというと、靴で1つ、服で1つそれぞれ見かけましたが全体の1割もないくらいのようでほとんど見かけませんでした。

ベトナムはアメリカ向けが近年どんどん増えている中で、中国への縫製品の輸出は多くないのでしょうね。
ただ、どんどん豊かになるに連れて、中国での縫製が減っていっているのは間違いない中、10年後、中国13億人の衣装の縫製は今よりもさらに中国以外の国で行われるでしょうから、どこの国がその役割を担うのでしょうね。
それだけの規模の縫製を受けられる国はアジアではもう存在しないでしょうから、アフリカなのかもしれないですね。10年後、仮に海外依存割合が10%(今が20%だったとすれば30%になるという意味)高まったとすれば、
1億3千万人分の縫製が今よりも海外で縫製されることになるわけで、とんでもないマーケットが海外に拡がることになりますよね。日本の消費規模とほぼ同じ規模の発注(実際、日本でも縫製は100%海外というわけではないからそれ以上)が海外に出るわけですから、いろいろと可能性が拡がるので面白いですね。
Posted by いのっち at 11:46│Comments(0)
│上海