2016/05/08
ホーチミン市内で再度のデモの発生と交通網の混乱

2016/05/01
ニュースサイトや参加した人のFBを見ている限り、100名近く警察署へ連行されたり、催涙スプレーも撒かれたようで、警察側の方も今までとは違うかなり厳しい対応を取ってきているようです。また、デモ側も子どもを連れて参加したり手荒なことができないようにしていたようです。

また、その関係で周辺は完全に封鎖状態(後ろにチラッと見えるのが教会です)。

おかげで周辺の道路は朝夕のラッシュ以上の大混雑状態です。

1回目のデモに同行した個人的な感想としては、1回目のデモはフォルモサ社への反発や政府の対応の不味さに対して不満を持った人たちによる純粋なデモで参加者もNguyen Hue通りまで行って大声で叫んだことでみんな達成感を感じている雰囲気があった中、
今日のに関してはどちらかというと今回の問題を煽ることで政府を揺さぶりたいと考える勢力が主力的に動いているのではないかと思われます。
また、その関係もあり、デモに対して催涙スプレーを撒くなど警察側も強硬な手段を取ったのではないかと思います。
何はともあれ、まずは魚の大量死の原因を突き止めないと国民の不安も解消しないので、早期の正確な原因の究明が待たれるところですね。
追記:昨日はハイフォン市内でもデモがあったようです。ハイフォンでも工場排水が原因で川で何トンもの魚が大量死する事件が発生しており、それに対するデモのようです。