2014/08/02
東南アジアから見た日本
て、どう感じているか?という質問を
したら、大半の人が好意的に見ている
あるいはあこがれの国であるという
ような回答になるかと思うのですが、
1974年の田中角栄首相のアジア訪問の
際にタイやインドネシアでデモや暴動が起こったように、数十年
前までは決して親日では無かったというのが実際のところだと思う
のですが、この数十年の間にいったい何が起きたのか?や彼らの
評価が変わった要因は何なんだろう?ということが知りたくて、
色々と調べている中で、東南アジアから見た日本という本を発見
し、購入してみました。ちょうど1976年に書かれた本なので、
まさにどんぴしゃりの時期なのですが、残念ながらなぜ当時
反日だったのか?ということを体系立ててはまとめられては
いませんでしたが、日本流のやり方を押し付けることや、
エコノミックアニマルの状態になっていることに現地の人が
反発していたということのようです。
ただ、歴史的な事象がかなり豊富に載っていたので学び
は多かったです。
僕らの先輩たちがこの数十年、このアジアで一体何をしてきた
のか、もうちょっと勉強することで、アジアの中で日本人として
どう暮らしていくべきなのか、あるいは日常のビジネスに取り
組んでいくべきなのかを理解する糸口を掴めたらなぁと思って
おります。
Posted by いのっち at 23:54│Comments(0)
│ベトナム・東南アジア関係の本