2013/08/18
時間を守るということに対する考え方
今回のテーマはベトナム人の
遅刻についてです。
意外な事実として、
ベトナム人は周りの人が遅刻することに対して、
まずお互いに腹を立てることが無いようです。
遅刻常習犯の人がいても、あいつと一緒の給料
なんておかしいみたいな感覚はあまりないみたいです。
外資系で働く人たちは時間を守ることは当然と思っている
ようですが、ローカル企業は相当緩いみたいです。
この国の発展にはまず時間を守るということだと
僕個人は思うのですが。
ただ、この文化の違いを理解できたことは今日の
大きな収穫でした。
Posted by いのっち at
12:19
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2013/08/17
年配者に対する気遣い
年配者に対して若い人が
すごく大事にしている姿を
よく見かけます。
昨日も大黒屋さんでランチ
食べてたら、注文を取ってくれたお姉さんが、
店の横にある横断歩道を背中が90度くらいに
曲がったお婆さんが渡るのを手伝ってました。
こういうのを当たり前のようにできる
って本当に素晴らしいなと思います。
カメラが間に合わず横断歩道中が撮れなかったのが
残念。
Posted by いのっち at
13:03
│Comments(2)
2013/08/14
ネット障害
昨日あたりから家のインターネットのスピードがやたら
遅くなっています。
日本のYahooとかすら見れない時があるなど、
回線がプツプツと切れてるような状態の時もあります。
我が家はTVも新聞も無いのでネットが無くなるともはや
情報遮断の状態。
電気、水道、インターネット、この3つのインフラは
無くなるとほんと不便ですが、ベトナムでは停電含め、
様々な事情で使えなくなる時が来るたびに、日本って素晴
らしい国だよなと改めて思います。
日本じゃ当たり前が当たり前でないからこそ、ビジネス
可能性もあるわけですし、日本と変わらなくなったら全然
魅力のない国になってしまっているのかもしれないですね。
ま、日本と同じくらいになるには3つのインフラ以外にも
相当変わらないといけない部分がありますが。
遅くなっています。
日本のYahooとかすら見れない時があるなど、
回線がプツプツと切れてるような状態の時もあります。
我が家はTVも新聞も無いのでネットが無くなるともはや
情報遮断の状態。
電気、水道、インターネット、この3つのインフラは
無くなるとほんと不便ですが、ベトナムでは停電含め、
様々な事情で使えなくなる時が来るたびに、日本って素晴
らしい国だよなと改めて思います。
日本じゃ当たり前が当たり前でないからこそ、ビジネス
可能性もあるわけですし、日本と変わらなくなったら全然
魅力のない国になってしまっているのかもしれないですね。
ま、日本と同じくらいになるには3つのインフラ以外にも
相当変わらないといけない部分がありますが。
Tag:ベトナム ネット障害
2013/08/14
迷惑な消防訓練
行ったら、こんな巨大なテント
が。いったいなんだろう?
と思ってうちのスタッフに確認
してもらったら、ダイヤモンドプラザの消防訓練とのこと。
しかし、何故ゆえにテント?セレモニーでもあったので
しょうか。しかも前日から設営で道は塞がれているうえ、
当日もあっちこっちの道が閉鎖され、周りは大渋滞。
迷惑な消防訓練です。
2013/08/13
オマケ文化
先週金~日曜日にお付き合いのあるベトナム人向け
ECサイトと日本の食品メーカーのコラボ企画
として、商品購入(平均1000円くらい)ごとに
食品メーカーの商品を1個(80円くらい)プレゼント
するキャンペーンを実施しました。
ECサイト側がお客さまに毎週送っているメルマガで呼びかけて
キャンペーン告知したのみなのですが、3日間の売上が
過去6週間の平均と比べて1.7倍とかなり高いものに。
ベトナムの食品スーパーなどがあれだけ積極的にオマケを
付けているのがようやく分かりました。
1社だけでなく複数社がコラボするなどしてベトナム人の
ハートを掴む企画を考えないとなと思う出来事でした。
ECサイトと日本の食品メーカーのコラボ企画
として、商品購入(平均1000円くらい)ごとに
食品メーカーの商品を1個(80円くらい)プレゼント
するキャンペーンを実施しました。
ECサイト側がお客さまに毎週送っているメルマガで呼びかけて
キャンペーン告知したのみなのですが、3日間の売上が
過去6週間の平均と比べて1.7倍とかなり高いものに。
ベトナムの食品スーパーなどがあれだけ積極的にオマケを
付けているのがようやく分かりました。
1社だけでなく複数社がコラボするなどしてベトナム人の
ハートを掴む企画を考えないとなと思う出来事でした。
2013/08/13
サントリーのTEA+
の株を買収して、ベトナム
進出してきた第1弾商品と
して販売されたTEA+、ようやく
コンビニで見かけたので、
早速買ってみました。
ウーロン茶だということで無糖を期待していたのですが、
見事に砂糖入り。
まだ、ほかの商品からしたら甘さ控えめだと思うのですが、
ウーロン茶=無糖を期待してしまう僕からしたらちょっと残念。
ベトナム人の中で、水以外の有料飲料に関してはまだまだ
カロリー摂取手段の一つと考えられているみたいで、
無糖やカロリー0というのは難しいという話は聞いていた
ので、今回のウーロン茶はそれを打ち破る挑戦なのかもと
期待していたのですが、やっぱり難しいのですかね。
それとも僕が買ったのがたまたま砂糖入りだったのかもと
いうことでしばらくコンビニ巡りをしてみようと思います。
2013/08/12
ようやくVATインボイス
VATインボイスが届きました。
TAXコードをもらうのに2週間程度
はかかるので、そこから
VATインボイスのデザインなどを
調整しているとどうしてもこれくらいになって
しまいます。
ただ、VATインボイスは届きましたが、このデザイン
自体を税関局に届けてから10日以内は使用不可だそうで、
発行できるようになるにはまだ数日必要です。
ほんと、この国の手続きは時間がかかります。
Tag:ベトナム レッドインボイス
2013/08/11
ベトナムだから、という言い訳
ベトナムで生活していると日本じゃあり得ない
ことがたくさんあります。
もちろん、日本とベトナムとでは国が違うので、
郷に入らば郷に従えということや、国の状況や国民性の違いで、
日本の考え方を捨てないといけない時も多数あるのですが、
でも、ベトナムだからという言葉を使うことで
努力することを止めてしまうことだけは避けないとと
最近つくづく思います。
大変お世話になった僕も尊敬する経営者の方が作られた社是に
すべてはお客様のためにを合言葉に
これでもか、これでもか
どうすれば、どうすれば
何をすれば、何をすれば
を繰り返し、繰り返し
という言葉があるのですが、まさにこの言葉を繰り返して
一つでも多くの成果を達成できるよう明日からも頑張ろう
と思います。
ことがたくさんあります。
もちろん、日本とベトナムとでは国が違うので、
郷に入らば郷に従えということや、国の状況や国民性の違いで、
日本の考え方を捨てないといけない時も多数あるのですが、
でも、ベトナムだからという言葉を使うことで
努力することを止めてしまうことだけは避けないとと
最近つくづく思います。
大変お世話になった僕も尊敬する経営者の方が作られた社是に
すべてはお客様のためにを合言葉に
これでもか、これでもか
どうすれば、どうすれば
何をすれば、何をすれば
を繰り返し、繰り返し
という言葉があるのですが、まさにこの言葉を繰り返して
一つでも多くの成果を達成できるよう明日からも頑張ろう
と思います。
2013/08/11
ポールダンスの店
店があるとViet Joに載って
いたので、これは一度行って
見なければと思い、先週早速
行ってきました。
中に入ったら、それらしきステージ
があり、おっさんたちがビールを飲みながら
ワイワイしてたので、楽しみにしながらステージ前
のテーブルに座ったら、ステージに肝心なポールがありません。
おかしいなと思って店員さんに聞いたら、店のポリシーとして
止めたとのこと。公安の指導でも入ったんですかね。残念です。
2013/08/10
貧富の差
道路の向こう側で何やら人だかり
が。
なんだろう?と思っていたら、
どうやら事故が起きたとのこと。
倒れてる人は全然動いてない様子。
周りの人に救急車は呼ばないんですか?と聞いたら
彼はお金が無いから病院に行っても治療が受けられないし、
病院まで連れていくのに払うお金もないだろう、とのこと。
30分以上経って、ようやく知り合いと思われる人が
現れ、ぐったりしている彼を乗せてどこかに去って
いきました。
おそらく命に別条はないのだろうと思うのですが、お金
のあるなしで命が決まってしまうこの国の現状をちょっと
垣間見てちょっと切なくなりました。
Tag:ベトナム 貧富の差
2013/08/09
善意のお茶
写真のような無料でお茶を
飲んでくださいと書かれた
給水所みたいなものを見かける
ことがあります。
うちのスタッフに聞いてみると、最近増えているんだそうです。
善行の一環として、みんなの募金などで用意されいることもある
んだとか。
こういう取り組みってなんだかすがすがしくていいですよね。
2013/08/09
細かい配慮
2号店。
今日は朝から朝ごはんを食べに
行ってきました。
朝なのでかなり空いていて、どこ
の席でも自由に座れるくらいの状態
だったのですが、そんな中オープンして間もないので、
マネージャーの人が来て、スタッフに補修個所に対する
指示を行ってました。
写真がその光景なんですが、写真左側がマネージャーの方です。
実はこのスタバの入り口のマット、分厚過ぎて開け閉めに支障を
きたしてるんです。
写真のようにお客様がかなり入りにくそうにしているのですが、
そんなこと全く気にせず、補修個所のチェックばっかり。
朝なので店員は余っているので、ドアの前に立たせてもよいし、
開けっ放しにしておいてもよいし、何より彼女がお客様が開けにくそう
にしていたら近づいて行って開けてあげたらいいのに、って思います。
「カスタマーファーストじゃないの?」と思ってしまうのは僕だけで
しょうか。
日本のスタバなら、まず最初に取り組みそうなポイントですが、そこは
ベトナムだから仕方ないのかもしれないですね。
Posted by いのっち at
10:50
│Comments(0)
2013/08/08
Meijiさんのお菓子
のブロガー向けにサンプルをくださる
ことになり、写真のような2種類の
お菓子が弊社に届きました。
Yan Yanという商品とHello Panda
という商品の2種類です。
この2種類はベトナムでも結構有名な商品のようで
うちのスタッフも知ってました。ただ、ベトナム人は
日本人ほど大人がスナック菓子を食べるということは
無いようです。
食べてみたところ、甘さ控えめでおっさんの僕にも
食べやすく、スナック菓子を久々に食べてなんだか
懐かしい気分です。
ベトナムでも日系メーカーののお菓子がどんどん売れるように
僕らも応援しないといけないですね。
2013/08/08
ベトナム女性の一人夕食
ところ、写真のようにベトナム人
女性の一人飯の姿が。
ベトナム人といえば夜は家庭でご飯
を食べることを大事にするというのが
イメージだったのですが、だんだん核家族化が進んで
子どもが塾などで出かけて、ご主人も仕事で遅くなった
りするとこんな光景のようになるのでしょうか。
ライフスタイルがちょっとずつ変化してるのかもしれない
ですね。
コンビニで夜ご飯を買う子どもたちも近いうちに見られる
ようになってくるかもです。
2013/08/07
ミャンマーとベトナムの時差
ミャンマーとベトナム、同じようなエリアにあるので
時差が無いものだと思っていたら、実は30分だけ時差
があります。
この30分の時差が意外と適応しにくくって、結構時間
間違えをしてしまいました。
携帯電話は30分ずらしたのですが、パソコンはずらさず
そのままにしていたらついついそのパソコンの時間を見て
しまい、勘違いして30分早くアポに行ってしまったり、
携帯をミャンマー時間にしたのに、ベトナム時間だと思って
まだ30分余裕があると思っていたら、ギリギリになって
しまったりと最後までこの30分の時差に適応できないまま
でした。
30分違いって意外と慣れないもんですね。
時差が無いものだと思っていたら、実は30分だけ時差
があります。
この30分の時差が意外と適応しにくくって、結構時間
間違えをしてしまいました。
携帯電話は30分ずらしたのですが、パソコンはずらさず
そのままにしていたらついついそのパソコンの時間を見て
しまい、勘違いして30分早くアポに行ってしまったり、
携帯をミャンマー時間にしたのに、ベトナム時間だと思って
まだ30分余裕があると思っていたら、ギリギリになって
しまったりと最後までこの30分の時差に適応できないまま
でした。
30分違いって意外と慣れないもんですね。
2013/08/07
ミャンマーのATM
のビルや商業施設などに行く
と必ず見かけるのがATM。
パゴダも含めて結構目につく
ので、意外と普及しているのか
と思っていたら、全国でATM機は260台ほど、カードは15万枚
ほどしかATM用のカードが発行されていないとのこと。
人口比でいったら0.3%程度なのでこりゃ相当普及までかかりそう
ですね。
2013/08/07
意外と空いてるスターバックス2号店
したスターバックス2号店。
1号店がオープンしてから数日は
連日1時間待ちくらいの長蛇の列
ができていたので、
今回も当分は様子見だなと思っていたのですが、
昨日お昼に前を通った時にあんまり混んでいる風では
なかったので、今日の夕方様子を見に行ってみました。
18時回っていたので夕飯時というのもあったのでしょうが、
なんと待ち時間0分。座席も7割くらいしか埋まってない
状態で、日本のスタバと変わらない光景でした。
1号店は混み過ぎてて、ゆったりした気分は味わえなかった
のですが、2号店はゆっくりできそうで、ようやく日本と
変わらない環境ができました。
Posted by いのっち at
00:50
│Comments(0)
2013/08/06
ケーキ工場見学
ベトナム・サイゴンでケーキ屋さんを!
http://yamamoto1.vietnhat.tv/
のブログの山本さんの工場見学に
行ってきました。
自宅兼工場になっている現場を
見学させてもらいました。
写真は新商品のコーヒークッキーです。
ほんのりコーヒーの味がしておいしかったです。
良いホーチミン土産がなかなかない中で、
日本からのお客様に喜んでもらえるお土産
づくり期待しております。
Posted by いのっち at
22:29
│Comments(0)
2013/08/06
ヤンゴンフリーペーパー事情
ヤンゴン、それに合わせて
日本人向けのサービスという
ことで、フリーペーパーも続々
と発刊されているようです。
年内には7,8誌になるという話もあり、ベトナムですら、6,7
なのにすごい競争ですよね。
今回僕が入手できたのは、
MYANMAR JAPON
Yangon Press
Hello Yangon
I Love Yangon
の4誌。ただし、いずれも第1号か2号でほとんどが
創刊間もないみたいです。
なので、どの媒体も非常に紙面が薄く、似たようなお店
の情報ばかりで、在住者たちからは
「在住者向けのフリーペーパーなのに、在住者は全部知ってる
情報で、視察客の人にしか役に立たない」
といった声も結構聞かれました。
確かにフリーペーパーの出版元の人たちもヤンゴンに来て半年
とかの状態でしょうし、ミャンマー人スタッフも出版に手慣れた
人なんていないでしょうから、発行するので精いっぱいの状態
なんでしょうね。
数年もすれば淘汰もされるでしょうが、残った媒体は中身の濃い
フリーペーパーになっているのでしょうね。
2013/08/06
ミャンマー視察まとめ
いろいろとあれこれブログにアップしてきましたが、そろそろ
今回の視察のまとめを。
今回、ミャンマーに行くまではミャンマーというのはもっとすごい
未発達なのかと思っていましたが、意外と発展していたという
のが正直なところです。
と言っても、ベトナムの90年代終わりくらいの状況であり、
ベトナムとでも10年の差はありますし、日本と比べると相当な
ギャップがあると思います。
僕自身、正直なところ今のホーチミンだったらほぼストレスなく
生活できますが、ヤンゴンで生活しろと言われたら、2か月に
1回はバンコクか日本あたりに息抜きに行かないと正直持た
ないだろうなというくらいにまだまだハードな環境です。
日本企業がなかなか進出してこないということで、日本人は
4L(Look、Listen、Learn、Leave)だと現地で言われている
そうですが、ベトナムですらなかなか乗りこんでこない日本人が
ミャンマーはさらに尻込みするだろうなというのはよくわかりました。
また、在住している人自体がこの1年内にミャンマーに住んだという
人が多いのもあり、情報が錯綜していて、何が正しいのかよくわから
なかったり、ベトナムだったらJETROさんの資料に載っているレベル
の情報すら手に入れるのが難しいということもあり、余計に日系企業
が尻込みしてるのかなとは思いました。
実際ビジネス的にも日本人や外国人相手のビジネス、オフショアの
ような日本のコスト削減につながるようなビジネスなど、現地の人を
対象にせずとも成り立つビジネスでないと中小企業の場合、収益化
が遠いので体力的に厳しいだろうなと感じました。
ただ、どのビジネスもベトナムではあまりなくなってきた先行者メリット
が十分あるので、ベトナム以上に急速な発達をするでしょうから大化け
する可能性は大いにあります。
そんな中、駐在員だけでなく、自ら起業するために乗り込んできている
人たちというのは正直尊敬に値するレベルです。今回いろいろとお世話
になったAYE CHAN THARホテル
http://vitjp.vietnhat.tv/e18150.html
を経営する上原氏はじめ、自分で事業を興そうとしている人たちというのは
自分自身が生きていくだけでもハードなのにそこで事業をということなん
ですから、本当にすごいと思います。政情次第で何が起こるかすら読めない、
5年後に生き残っているかどうかなんて想像する前に今日のこの目の前を
どう生き抜くかという状態で日々ものすごいストレスの中で格闘している方々
を見て同じ海外で起業している人間として自分はなんて楽な環境で仕事させて
もらってるんだろうと日々もっと真剣に取り組まないとと身が引き締まる思いでした。
この地で起業は並大抵ではない中で、特に日本にいて、行ってもいないのに
「これからはミャンマーの時代だ」とか言っている人はまず足運んで、日々格闘
している起業家、駐在員の姿を目の当たりにして自分も同じことができるかと
考えて頂ければ、口先だけで周りを煽るのはいかに危険かをご理解頂けるのでは
と思います。
ただ、玉石混交という言葉がふさわしいのかもしれないですが、このエネルギーに
ほだされて、ただただこの地にいて見えない夢を追いかけている人やかなり際どい
ビジネスをしている人も少なくないようで、出会う日本人を間違えると、とんでもない
トラブルに巻き込まれる可能性も感じました。この辺りはどのアジアの国も当初は
同じなんだなと思います。
たかだか数日しか滞在していないので、ほんの表面的なことしか理解してないのだ
と思いますが、ただ、ビジネス的には可能性をすごく感じる国であるのは事実です。
百聞は一見に如かずなので、まだ行ってない方はぜひ一度訪問してみる
ことお薦めいたします。
今回の視察のまとめを。
今回、ミャンマーに行くまではミャンマーというのはもっとすごい
未発達なのかと思っていましたが、意外と発展していたという
のが正直なところです。
と言っても、ベトナムの90年代終わりくらいの状況であり、
ベトナムとでも10年の差はありますし、日本と比べると相当な
ギャップがあると思います。
僕自身、正直なところ今のホーチミンだったらほぼストレスなく
生活できますが、ヤンゴンで生活しろと言われたら、2か月に
1回はバンコクか日本あたりに息抜きに行かないと正直持た
ないだろうなというくらいにまだまだハードな環境です。
日本企業がなかなか進出してこないということで、日本人は
4L(Look、Listen、Learn、Leave)だと現地で言われている
そうですが、ベトナムですらなかなか乗りこんでこない日本人が
ミャンマーはさらに尻込みするだろうなというのはよくわかりました。
また、在住している人自体がこの1年内にミャンマーに住んだという
人が多いのもあり、情報が錯綜していて、何が正しいのかよくわから
なかったり、ベトナムだったらJETROさんの資料に載っているレベル
の情報すら手に入れるのが難しいということもあり、余計に日系企業
が尻込みしてるのかなとは思いました。
実際ビジネス的にも日本人や外国人相手のビジネス、オフショアの
ような日本のコスト削減につながるようなビジネスなど、現地の人を
対象にせずとも成り立つビジネスでないと中小企業の場合、収益化
が遠いので体力的に厳しいだろうなと感じました。
ただ、どのビジネスもベトナムではあまりなくなってきた先行者メリット
が十分あるので、ベトナム以上に急速な発達をするでしょうから大化け
する可能性は大いにあります。
そんな中、駐在員だけでなく、自ら起業するために乗り込んできている
人たちというのは正直尊敬に値するレベルです。今回いろいろとお世話
になったAYE CHAN THARホテル
http://vitjp.vietnhat.tv/e18150.html
を経営する上原氏はじめ、自分で事業を興そうとしている人たちというのは
自分自身が生きていくだけでもハードなのにそこで事業をということなん
ですから、本当にすごいと思います。政情次第で何が起こるかすら読めない、
5年後に生き残っているかどうかなんて想像する前に今日のこの目の前を
どう生き抜くかという状態で日々ものすごいストレスの中で格闘している方々
を見て同じ海外で起業している人間として自分はなんて楽な環境で仕事させて
もらってるんだろうと日々もっと真剣に取り組まないとと身が引き締まる思いでした。
この地で起業は並大抵ではない中で、特に日本にいて、行ってもいないのに
「これからはミャンマーの時代だ」とか言っている人はまず足運んで、日々格闘
している起業家、駐在員の姿を目の当たりにして自分も同じことができるかと
考えて頂ければ、口先だけで周りを煽るのはいかに危険かをご理解頂けるのでは
と思います。
ただ、玉石混交という言葉がふさわしいのかもしれないですが、このエネルギーに
ほだされて、ただただこの地にいて見えない夢を追いかけている人やかなり際どい
ビジネスをしている人も少なくないようで、出会う日本人を間違えると、とんでもない
トラブルに巻き込まれる可能性も感じました。この辺りはどのアジアの国も当初は
同じなんだなと思います。
たかだか数日しか滞在していないので、ほんの表面的なことしか理解してないのだ
と思いますが、ただ、ビジネス的には可能性をすごく感じる国であるのは事実です。
百聞は一見に如かずなので、まだ行ってない方はぜひ一度訪問してみる
ことお薦めいたします。