ベトナムでビジネスを

いつも中国船から拿捕はじめ様々なひどい目に遭わされているベトナムですが、どうやら、ベトナム国境警備隊が中国の給油船を拿捕したようです。

ベトナムのTuoi Treに載ってたのですが、31日にハイフォン地域の国境警備隊の船がベトナムの12カイリ内に入っている給油船を拿捕し、

その船は漁船用のディーゼル油10万リットル以上を運んでいたとのこと。

ベトナム側からしたら当然の行為ですが、またこれに乗じて中国側が圧力をかけてきたりすることで、2年前のような大規模なデモなんかが発生すると結構ややこしい話になるかもです。

しかし、ベトナム側の政権交代のタイミングで起きたこの事件、中国側がベトナム政府が一番不安定な時期にベトナム政府の新首脳部の中国への対応を試したり、ベトナム政府側にゆさぶりをかけるために偶発的ではなく、意図的に仕掛けた可能性もありますね（日本の尖閣問題の時のように）。

中国側はこういう偶発的（ひょっとすると意図的？）なトラブルを待っているのは、これまで数千年中国の侵略に晒されてきたベトナム政府もよく理解しているでしょうから、国内世論を上手くコントロールしながら、どう上手く立ち回るのか、日本もしっかりと見ておくべきですね。