2014/06/20
オカマをいじめる若者たち
ベトナムの飲食店などではあちこちでオカマを見かけます。
ベトナムのオカマはタイのオカマと違い女装しないので、一見見分けがつきにくいのですが、このお店は全員が女装しているので、注文の声を聞いた瞬間にちょっとびっくりしてしまいます。
僕らの飲んでた隣にベトナム人の男性2名、女性6名のグループがありました。ベトナムでは女性はあまり飲まないのですが、このグループは女性が僕らよりもハイピッチでガンガンビールを飲み干して行きます。
そのうちに一人の女の子がオカマの店員さんに絡み始めて、みんなが大爆笑みたいな光景が見られるようになり、ベトナム語が少ししか分からない僕でも彼氏と○○○(ここはイマイチ聞き取れず)とか明らかにからかってるなと分かるようなフレーズを次々と浴びせられ、オカマの店員さんも明らかに困った顔をしながらも作り笑顔で接客しているのが分かる状態。
(明らかに人を見下した時の万国共通の独特の表情をしてました)
見ていて気持ちのいいものではありませんでしたので、途中で助け船を出すため無理やりこちらの注文を取らせるために呼んであげたりしてました。
うちのスタッフに聞くと高校生くらいになるとオカマの子は明らかにオカマだと分かるようになり、クラス内でもいじめの対象になることも少なくないようです。
この店はオカマを売りにしている店なので、ある程度こういう客層がきてしまうのでしょうね。
しかし、オカマの店員さんの気配りはさすがです。他の店のベトナム人女性店員の倍以上は働いている気がしました。
それ以外にでもヘアサロンやデザインなど芸術分野で活躍するベトナム人男性の中でオカマは少なくないと聞きます。働かないベトナム人男性よりオカマの方がよっぽどよい気がするのは僕だけでしょうか。
Posted by いのっち at 11:25│Comments(0)
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