2018/03/14

アジアを渡り歩くベトナム人売春婦たち

昨日はお客様と久々に中華街にあるカラオケへ。80名くらい在籍の割と大きな店で、台湾人、中国人客が中心とのことでした。

そんな中、僕の隣に座ってくれたお姉さんの話が興味深かったのでちょっとご紹介。

入店して1週間しか経ってないって話だったのですが、落ち着きぶりがとても1週間とは思えなかったので、



僕「以前はどこで働いてたの?」

と聞いてみたところ、

お姉さん「実はシンガポールマレーシアKTV(カラオケ)で働いてたの」

とのこと。

彼女の経歴を聞くと、高校を卒業してしばらくしてシンガポールに渡り、それから数年間学校に通って語学を勉強したのちに、シンガポールの会社で働いたようです。

その後、夜の世界に入っていき、シンガポールKTVで働いた後に、マレーシアジョホールバルKTVで働き、シンガポールマレーシアで合計8年ほど滞在して、今年2月にベトナムに戻ってきたようです。

僕「シンガポールマレーシアKTVベトナム人多かったの?」

と聞いてみたところ、

お姉さん「ジョホールバルのお店は7割くらいはベトナム人売春婦だったわ。」

とのこと。

数年前、上海に行った時に、売春仲介的なバーの話を紹介しましたが、




その話をしたところ、

お姉さん「私のジョホールバル時代の友人も上海のバーに移っていった人がいるわ。それ以外にも上海のKTVやマカオに移っていった人もいるわ」

とのこと。

僕「みんなベトナム人売春婦の子たちはあちこち渡り歩いてるんだ」

というと、

お姉さん「中国は割とビザが厳しいけど、東南アジアはベトナム人にとってビザが緩いから働きやすいので、ある程度働いてまた別の国に移っていく子は結構いるわ」

とのこと。まあ、彼女自身、シンガポールマレーシアと渡り歩いて戻ってきているわけなので。

特に中国語か英語が話せるとどこの国も夜の世界では働きやすいそうです。

タイを除く、アジア風俗産業の一端はベトナム人売春婦たちが支えている実態を昨日はお姉さんに教えてもらいました。




追記:マレーシアでのベトナム人売春婦の実態はこちら。


  


Posted by いのっち at 09:44Comments(7)