2011/08/20

ビジネスプラン発表会

今日は夕方から日本のある団体の

皆さんのビジネスプラン発表会に

参加してきました。

なんでも、ベトナム人の学生さん

たちと一緒になってビジネスプランを

1週間ほどで作り上げるというツアーなの

だそうです。

普段、自分のビジネスに関係することに

集中しちゃってる中で、違う業界や日本から

見たベトナムの評価がよく分かって、良い勉強に

なりました。

そんな中、審査員の先輩経営者が2つほど面白い

コメントをしておられたのでご紹介を。

まずは

「これってサプライヤー発想だよね。」

どういうことかと言いますと、日本の既に出来上がって

いるビジネスモデルや商材、サービスをベトナムで

と考えた時に、「日本ではこうだから」という前提で

物事を組み立てようとしている状態になっている

ということです。

僕らも本当に気をつけないといけないのですが、

ここは日本では無くベトナムです。ベトナム人は

どういう商品やサービスを求めているのかという

ことをしっかりと理解しないと全然的外れなビジネス

になってしまうということです。

もう1つは

「偉そうに言うのじゃなく、とっととやったら?」

この変化が激しい上に言葉の問題はじめ日本と

同じようには物事は進まないベトナムで、いくら

理屈をこねまわしても所詮机上の空論だという

ことです。

ほんと、実際にやってみないと分からないことだらけ

というのが今のベトナムの現状です。

写真は最後の総評の際のPizza 4PSの益子オーナー

の姿なのですが、彼も今のPizza 4PSを立ち上げ、

軌道に乗せて行くのに、きっと本1冊かけるくらいの

日本じゃあり得ない苦労や体験を乗り越えて

日々お客様に変わらないサービスを提供しておられ

ると思います。

このすごさは在住してビジネスしないと実感しにくい

のですが、ほんと、すごいことです。

「やってみるから全ては始まる」

僕の師匠が言ってた言葉ですが、一歩踏み込んだ

人間(企業)と踏み込んで無い人間(企業)とで

雲泥の差があるのが今のベトナムなのかなと感じ

ました。

実際、踏み込んでこない人間にはベトナム人は

腹を割って話してくれないのも事実ですしね。


  


Posted by いのっち at 14:33Comments(2)ベトナムビジネス