ベトナムでビジネスを

先日、ある送り出し機関の方と話した時の話がちょっと衝撃的だったのでちょっと紹介。

彼らとは人材とは別の案件で話しがあったのですが、

その際に実習生のことも話題になり、




「規則上は実習生から徴収してよいのは3,800ドルまでになっているのに、悪質なところはそれよりも遥かに多い金額を様々な名目で徴収しているそうですね。」

と言ったところ、

「私たちは出来る限りこの3,800ドルで収めたいと思っています。同じベトナム人として出来る限り負担を減らしてやりたいとも思います。ただ、実際のところそれ以上徴収せざるを得ないんです。」

と返してきたのでやっぱりなぁと思っていたら、

「その原因は私たちだけでなく、日本人にあるのですよ」

とのこと。どういうことか？と詳しく聞いてみると、

「日本人は実習生の面談に来た時、ほとんどの人が1日か2日は観光を要望してきます。もちろん、これはこちらの費用でという話です。これだけでも1人繰るだけで100ドル200ドルかかります。また、夜の店などに関しても、ベトナム企業側も誘いますが、大半の場合は日本人が望むからですよ。」

とのこと。

確かにねぇと思っていたらさらに、

「それに企業によっては1名入社させたかったら500ドル渡せとか1,000ドル渡せという要求してくる企業もあります。それは実習生の世話を担当している個人に渡されるようです。これは賄賂と同じですよね。これらが無ければ実習生たちはもっと安い金額で日本にいけるはずです。」

とのこと。

確かに受け入れ機関の担当者や受け入れ企業の担当者にお金を渡す時があるというのは聞いてましたが、彼らのお客様でも望んでくる担当者はちょくちょくいるみたいです。

日本で同様のことをすれば横領罪などで問われるのでしょうが、海外だと分からないからということで色々とあるのでしょうね。

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