2019/02/27
その駐在員必要ですか?
お客様と一緒にローカル企業の経営する工場へ。
この数年実感することは今までだったら
「この部品はさすがに外国企業しか難しいですね」
と言ってたようなものをローカル企業が徐々にできるようになってきていること。
ベトナムローカル企業が日本はじめ外国企業の要求するレベルのものができるようになると、現地進出済み外国企業と比べて顕著に出るのが価格差。日系企業含め外国企業は土地代(工業団地などで値段が高い)や駐在員の給与や福利厚生などを製品価格の中に含めざるを得なくなる中で、どうしても高くなってしまいます(設立費用や監査など外国企業は高くなってしまう費用ももちろん)。
この価格差を埋めるためには
駐在員が給与に見合ったパフォーマンスを出す
か
駐在員無し(もしくは最少人数)で成り立つ組織を作る
の2択になってきます。もちろん前者が望ましいのですが、なかなか上手く行かないことも多い中、後者を真剣に検討あるいは進めておられる企業もチラホラ聞きます。
ベトナムローカル企業に負けない競争力を持つためには製品やサービスのクォリティと価格両方必要なので、この会社に日本人駐在員必要?、駐在員が給与に合った仕事できてる?というのは今後進出済みの日本企業のテーマになっていきそうですね。
Posted by いのっち at 11:10│Comments(2)
この記事へのコメント
ベトナム人だけで仕事ができるようにする。目的を達成すればやはり不要な人間となる。そうして渡り歩くのもありですね。
Posted by すずき at 2019/02/27 18:06
すずきさん
そういう立上げのプロフェッショナルもありですよね。
そういう立上げのプロフェッショナルもありですよね。
Posted by いのっち
at 2019/02/28 19:59
