2019/01/16

「僕を信じてください」ほど胡散臭い言葉はない

ベトナムで仕事していると時々相手から「僕を信じてくださいよ」と何度も言われたことがあります。

僕の中ではこれを言われた瞬間に代替案を準備を開始します。というのもベトナムでこれを言ってきた人で、約束などをきちんと守ってくれたりなど、良い関係が続く人をほとんど見たことないからです。

「僕を信じてください」ほど胡散臭い言葉はない


例えば、去年もある工場と納期の話をしていた時に、本当に間に合う?という状況の中で、工場側の責任者が

「僕を信じてください。間に合いますから」

と言ってきたので、お客様には間に合わない前提で納品先などに伝えた方が良いとアドバイスしたのですが、お客様は

「いやぁ、工場側がああ言ってるんだから大丈夫だよ。」

と言って掛け合ってくれず。そして、案の定納期遅れし、一体どうなってるの?と問い詰めたところ、何だかよく分からない言い訳をひたすらしてました。お客様もリカバーのために走り回られながら、

「いのっちさんのアドバイス聞いておくべきでした」

と。まあ、この手の経験は数多あり、過去の社員でも

「私はこの会社のことが大好きなんです。これからもずっとこの会社で働きたいと思っています。なので私の言うことをを信じてください。」

と言ってた人物が一番の社内トラブルメーカーで、言ってから数か月もしないうちに社内トラブルで辞めて行ったことも。

(それ言った瞬間から、次の採用考え始めましたが)

「信じてください」と言わないと信じてもらえない雰囲気をどこかに醸し出していて、それを敏感に嗅ぎ取った相手には何とか信じてもらうために「信じてください」と言うのか、それとも騙そうとしている中で、疑わせないようにするために言うのかそれぞれ状況や人物によって違うのでしょうが、どっちにしても「僕を信じてください」と言われた瞬間から次の代替案を探すというのだけはやってて間違いなさそうです。



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Posted by いのっち at 17:53│Comments(0)
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