2018/12/28
タクシーアプリによる新規雇用の効果とベトナム経済への貢献
朝の通勤ですらうちのマンションからオフィスまでの約8kmの距離が1万ドン程度(50円)で乗車可能なGrabバイク。
あまりにも安いのでついつい乗ってしまうのですが、ふと、バイクのナンバープレートの数字がホーチミン市内(51〜59)では無いものが多いなぁと。
この数日、ずっとホーチミン市内以外のナンバーだよなと思い、ホーチミン市ナンバー(51~59)とそれ以外のナンバーがどれくらいの割合なんだろうとちょっと数えてみました。
ホーチミン市内をバイクで走っていると見かけるナンバープレートはだいたい
ホーチミン市内:それ以外=2:1
くらいです。
今日は朝の通勤、打ち合わせのための外出があったので、合計122台のGrabバイクのナンバーをチェックしてみたのですが、全122台中
ホーチミン市内:それ以外=48:74
でだいたい4:6の割合。
つまり、一般に走っているバイクの6割以上がホーチミン市内ナンバーなのに、バイクアプリのドライバーは4割のみで明らかに地方ナンバーが多い状態。
何故なんだろう?
と色々と考えてみました。
思い浮かぶこととすれば、
・バイクタクシーのドライバーをするために地方から働きに出てきている人たちが結構いる
地方で工場労働者をするより、ホーチミン市内でバイクタクシーのドライバーする方が稼げるのは事実なので可能性ありますね。
・地方からホーチミン市内に出てきた人が転職してバイクタクシーのドライバーになっている
これもあり得る話で、バイクの登録が地元のままになっている地方出身者で上手く職に就けない人が、地元に帰るよりバイクタクシーのドライバーした方が稼げるってことで続々と転職している可能性も。
昔、うちの会社で働いてくれていたメコンデルタ出身のスタッフが
「ホーチミンの男性はうちの地域の男性と比べると遥かに真面目に働いています」
と言っていたことがあり、彼女の親族にもプータローみたいな時々、家事手伝いみたいなブラブラしている男性がいることを嘆いていたのですが、彼らのようなタイプでもバイクさえあれば土地勘のないホーチミンでもバイクタクシーのドライバーとして活躍できるというのは非常に魅力的なはずです。
(バイクに乗れても地図も分からない地方出身者にはややハードル高いし、地域ごとに主みたいなおっちゃんがバイクの上で寝そべってバイクタクシーしている中で新参者が入るのはなかなか厳しかったのではと思います)
しかし、1日1時間も走るか走らないかだけでこれだけたくさんのGrabバイクのナンバープレートをチェックできるってことはいったい何人Grabバイクに登録してるんだろうという感じですね。10万人以上いるのではと思います。
片手間にやっている人もいるのでしょうが、大半はこれが専業でしょうから、10万人以上の新しい雇用を生み出し、かつ彼らから税を徴収する仕組みを作ったということで言えます。
また、彼らが現金所得を得ることで、消費も活発に行うでしょうから、Grabはじめシェアライドアプリのベトナム経済への貢献はとてつもないですね。
Posted by いのっち at 10:37│Comments(2)
この記事へのコメント
それを実際数えて、データ化する猪谷さんが、すごいです。
Posted by Nihonshu de kanpai!
at 2018/12/29 10:48

Grabバイクに乗りながら懸命に数えておりました。
Posted by いのっち
at 2019/01/02 14:48
