ベトナムでビジネスを

数日前、コンビニで置かれていた新聞にこんな見出しが。

ある程度誇張している見出しなんでしょうが、確かに技能実習生関連の方で

「この人大丈夫かな？」と思う人には出会ったことがあります。

ちょっとその時の話をご紹介。

2年ほど前に進出調査を行うお客様が自社の顧問という方と一緒にお越しになり食事を一緒にしました。

お客様自体とは日本時代からのお付き合いだったので、素性もよく知っていた方です。そして、顧問の方は60代半ば。

元大手出身のという紹介だったので、まあ、会社の顧問とかする年齢としてはよくある方かなと思ったのですが、何か態度とか服装とか漂う雰囲気が一般人とは違います。

そして、お酒も進む中で、お互いの昔話とかを話し始めるようになった時に話し出された経歴が。

じっくり聞くと、中国とのかかわりは大手企業の中国駐在として20年以上前に赴任されたことみたいです。そして数年過ごした後に、現地にある送り出し機関に転職。

そこで5年くらい過ごした後に日本に戻って、中国で働いていた送り出し機関と関連する日本の受け入れ機関で働かれ、1年前に年齢もあり退職後、今に至るとのこと。

ただ最初に中国で転職した理由はどうやら日本には戻れないようなトラブルを起こしてしまった様子だし、その後入った送り出し機関もなんだか相当グレーな雰囲気。

15年くらい前とはいえ中国で指導時に暴力を使う話や、日本に戻った後に逃亡した技能実習生を受け入れる企業を訪問した際の話など、内容の濃さにご本人は違うかもしれないけど、所属してた組織はまともな組織じゃないよなぁと思う雰囲気。

お酒の勢いもあるかもしれないですが、技能実習生を「豚、豚」と連呼してたり、もはや人として扱ってなかった感じが。

色んな送り出し機関、受け入れ機関があるとは聞いてますが、彼の話を聞いて反社組織が関わっているところも一部には確実に存在するんだろうなと実感しました。

今回の法改正でどういう風に取り締まるのかなど要注目ですね。