2017/10/31
この場所どういう商売なら成り立つんだろう?
1週間ほど前、空き物件が出ていたので、うちのスタッフに家賃がいくらなのかを確認してもらいました。
すると、約80平米の物件で何と月額家賃12,000USD。
仮に台湾茶などドリンク類で比較的粗利の高いビジネス(80%くらい)でこの辺の相場の1杯2USDで販売したとして
1杯の利益2×0.8=1.6USD
12,000USD÷1.6USD=7,500杯
7,500÷30=250杯
ってことで毎日250杯販売してようやく家賃分が捻出できる計算。プラスでランニングコストで人件費、光熱費などがかかってくるでしょうから、実質1日300杯以上売らないと厳しいのでしょうね。
ってことは仮にお昼間に50杯売れたとして、夜だけで250杯。みんな集まってくるのは夜19〜22時くらいなので、1時間に80杯以上売らないと厳しい計算。1分間に1.4杯ずつってことで夜の営業時間はずっと絶えることなく注文を受け続けてようやく家賃と人件費と光熱費が出るか出ないかの計算。
毎晩何万人も来てるとはいえ、いろんな店を見てますが、そこまで毎晩ずっと列ができてる店はさすがにないです。もちろん雨の日もありますしね。ってことはこれ以上に粗利が良い上に客単価の良い商売じゃないと成り立たないってことですので、ほぼこの場所で採算を取るのは厳しいようです。
複数店持ってる店が採算度外視で広告宣伝費として出店でもしない限りもはや厳しそうです。さて、この場所にはどんな店が入るのかちょっと注目ですね。
Posted by いのっち at 00:02│Comments(2)
この記事へのコメント
欧米人がベトナム人大家と共同経営にするとか契約を工夫してるみたいです。
Posted by 名無し at 2017/10/31 09:07
名無しさん
なるほど、そのやり方はありですね。
なるほど、そのやり方はありですね。
Posted by いのっち
at 2017/11/07 19:08
