2017/05/24
アジア各国から日本人が追い出される日
既に日本でも話題になっているようですが、今年より中国政府が外国人に対する労働ビザ発給を厳しくしている関係で、
中国子会社の社長のポジションである総経理のポジションですら、親会社の日本の社員でも一定以上の経歴や学歴、社内のポジションが上の方の方でもないとビザが降りないようになっているそうです。
彼の周りでも既に何名もビザが降りなかったために、着任できなかったという事例が出ているそうです。
シンガポールなどでも現地採用の場合、一定以上の大学を出た人間で無いとビザが降りないなどの制約があるそうですが、
国が発達するにつれて、日本人だったら誰でも良いというわけではなく、日本人の中でも本当に優秀な人物のみ労働ビザは出すけど、
それ以外なら別に来てくれなくても構わないというスタンスになっていくようです。
つまり、日本式の経営スタイルやビジネスモデルは必要だけど、それをマネジメントする人物は最初は指導者ということで日本人が必要かもしれないけど、会社に自国人材が育ってきたら彼らにやらせなさいってことみたいです。
今までは日本より遅れていたアジア各国が成長し、日本に追いつき追い越す中で、日本人がどんどん追い出されていく状態になっているみたいです。
ベトナムはまだ労働ビザが降りないというのはかなり年配の人などを除きほぼ聞かないですが、近い将来同じようなことになっていくのかもしれないですね。
Posted by いのっち at 00:02│Comments(0)