2017/04/06
日本のサービスレベルがベトナムに抜かれる日
7万ドンのセットメニューを注文し、店員さんから「コーヒーを選んでください」と
言われたので、
「アメリカンを」とお願いし、10万ドンを支払ったところ、お釣りが2万ドンだけ。
あれ、おかしいな?と思い、「僕7万ドンのセットを頼んだんだけど」とレジのお姉さんに言ったら、「あなたはアメリカンを頼んだから8万ドンです」
と言われ、「え、セットメニューのコーヒーは同じじゃないの?」とここまではベトナムではよくあるパターンで、
まあ、1万ドンだし仕方ないなと思って席へ移動しようとしたら、何かおかしいと気づいたマネージャーさんがさっと僕のところへ。
「お客様どうされましたか?」
「今、セットメニューを頼んでコーヒーを選んでくれと言われたので、選んだら何故か値段が違うんです。」
「おかしいですね、ちょっと確認します。」と言って確認してくれたところ、どうやら単品ずつの注文になっていた模様。
「すいません、打ちなおしますので」とすぐ対応してくれて7万ドンに。
ま、有りがちなミスなので、気にもせず、席で食事をし始めたのですが、すると、マネージャーさんが僕の席までやってきてくれて、
マネージャー:「せっかくのお休みの朝にわざわざ店に来てくださったのに、不愉快な思いをさせてしまい、すいません。」
僕:「いやいや、そんな大した話じゃないですからもういいですよ。」
マネージャー:「日本のマクドナルドは我々よりもっとちゃんとしたサービスしてると聞いてます。我々もレベルを上げるために何か気づいた点があったら遠慮なく言ってください。」
とこれだけでも、他の店ならなかなか無い対応だよな、と感心していたのですが、5分ほどして、今度はレジを打っていた店員さんがやってきて、
「先ほどはごめんなさい。あなたは過去に何度も来てくれているので、また来て欲しいので、本当にごめんなさい」
というようなことを。ベトナムの店はどこかがこういう良いサービスしたらみんなさっと真似するので、すぐに同じような対応するところ増えていくかもです。
ベトナムは日本と比べて全体的にクレーム対応のレベルが低いのは事実ですが、着実にレベルが上がってきているよなぁと実感しました。
日本は接客全般に関しても元々大手チェーンなどを除いてマニュアルがあまりなく、マンパワーのホスピタリティで何とかしてきた中で、人手不足になって言葉のイマイチ通じない外国人店員が対応したり、
そもそもサービスのレベルを下げようと言い出している状態なので、何年かしたらベトナム(ホーチミンなど都心部)の方が良い対応受けられるようになるかもです。
どんなビジネスでもそうですが、ベトナムは日本と比べてまだ遅れている国だから日本のサービスレベルを持ってビジネスに臨めば勝てると思ってビジネスをやれば、確実にやられる日はそう遠くないなと、すがすがしい気持ちになりつつも、ちょっと背筋に冷たいものが走る朝でした。
Posted by いのっち at 18:23│Comments(0)
Vui lòng nhập chính xác dòng chữ ghi trong ảnh
|
|
Nội dung đã được công khai, chỉ có chủ blog mới có thể xóa