2017/03/14

しつけに厳しい上司と甘い上司

学生時代、体育会系に所属していたこともあり、礼儀は比較的厳しく学んできたつもりですが、

それ以外に関しては自分で言うのも何ですが僕は相当緩かったです。

そんな中、今も社会人として何とか最低限の振舞いができているのは2人の厳しい上司がいたからだと思います。



1人目は新入社員時代の上司(というか先輩)。この方は自分を律するという部分ではここまで自分を追い込み続けれる人もなかなかいないだろうなというようなタイプの方でした。

そんな彼の指導ですから、厳しさこの上ないレベル。約3年半、始業1時間前までに必ず出社し、自分の机を拭いた上で、打ち合わせスペースに行き彼とのミーティング。前日あったことや今やってることを報告し、

ちょっとでもその中で甘い部分があると、朝から思いっきり詰められ、叱られます。

前日夜に外部の人に食事をご馳走になったと報告したら、お礼状は書き上げたのか?と聞かれ、まだと答えたら、その場で叱られながら書き上げさせられるようなレベル。

次々と出社してくる周りの人から見れば異様な光景だった気がしますが、それくらい指導されてようやく今ですので。

続いては次の会社の上司。この方も「ちゃんと理論」というのを自ら話すくらいに、きちんとするということに対しては非常に厳しい方で、

あらゆることにあまりにも出来の悪い僕に対して、できてないと厳しく指導してくださいました。それこそアイロンの当て方まで指導してくださるような方で、

おかげで今もズボンの線が2重になることも無いですし、ハンカチもきちんと自分できれいにすることができます(笑)。

しつけって家庭の問題っていう方もいらっしゃいますが、社会に出てからでないと身につかない部分も多い中、今となっては彼らの指導なかったら僕はえらいことになってたなとつくづく思います。

そんな中、ちょっと厳しく怒られたらパワハラだの言われたりして上司が迂闊に厳しく指導できないって話を日本からの視察者の方々から聞きますが、

それってほんとにいいのかな?って思います。人にもよるのでしょうが、僕みたいに叱られないと理解できないタイプが叱られずに社会人経験を積んでいくとドンドン甘い人間ばかりが出来てしまう気が。

社会人にならないと分からないルールやマナーが出来てない時にきちんとしつけてくれる人がいなければ、どうやって身に付けるの?、と思います。

たまに、20代でベトナムで働いておられる方で、明らかに日本時代にきちんと指導された経験ないんだろうなと感じる方を見かけたりするのですが、

同じ20代でもきちんと指導された経験のある方と比べると印象が全然違いますので。

部下の将来のために厳しいことが言えない上司っていうのもどうなんでしょうね。

とふと先週のランチ中、隣のテーブルの日本人グループの様子を見ていて思いました。ま、ベトナム人の若手は厳しく指導すると大半が辞めてしまいますが。




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Posted by いのっち at 08:23│Comments(0)
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