2016/12/08

商売の英才教育を受けるベトナムの子どもたち

ローカル居酒屋などで飲んでると必ず来るのが、行商の人たち。大人の行商人が多いですが、結構子どもたちもやっています。年齢で言うと小学生くらいでしょうか。

商売の英才教育を受けるベトナムの子どもたち

ガムやピーナッツみたいな100円前後のものを売り歩いていて、お店に来ている大人たちに買ってくれるよう懸命に交渉しています。

きっと家が貧しいから大人たちが子どもが売りに行った方が売れやすいってことで行商に行かせているのだと思うのですが、この行商という商売の原点をこんな小さい年齢から学んでいるというのはある意味すごいなぁと思います。

一昔前の経営者(もう亡くなっているような年代)は松下幸之助さんが丁稚奉公から始まったようにかなりの割合で幼少期から商売の基本を叩きこまれたうえで、創業し会社を大きくしていかれたという方が少なくないです。

もちろん、当時の日本が貧しかったからそうせざるを得なかったというのはあるのでしょうが、今、日本で同じように幼少期から商売に関わっていた経営者がいるかと言えばほぼ存在しないと思います。

ましてや今のこの写真の子どもたちの同年代で日本で行商なんて経験のある経営者なんてまず出てこないでしょうから、こういう叩き上げの経営者が大人になってモバイル機器を活用しながらビジネスをしていった時に、

日本人の同年代の経営者は果たして太刀打ちできるのだろうか?と思うとちょっと背筋が凍る思いです。

行商まで経験していなくても、日本でも一昔前は自宅兼商店みたいなところは少なくなかったので、家の手伝いをしながら自然と商売の原理原則を学んだという大人たちも今の年代ではそれなりにいると思いますが、日本には今は皆無ですよね。ただ、ベトナムはじめ発展途上国ではごくごくありふれた状態なので。

昔と比べ、モバイル機器が発達したことで、先進国と発展途上国の差がどんどん縮まっている中、少子化で徹底的に甘やかされた日本の子どもたちは本当にやばいですね。日本の皆さん、自分の子どもたちに商売を学ばせることやっておられますか?



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