2015/10/14
プライドだけ高くて能力の低いスタッフへの対応
何だか嫌な予感がしていたのですが、見事予感が的中し、給仕の途中にその子がお客
様のビールのコップを見事に倒し、お客様のズボンがびしょびしょ。
大慌てで他のスタッフが集まってきて、お客様のズボンを拭いたり、床を片付けたりしているのを横目に何と彼女は自分の足にもかかっていたのを拭くために、さっさと勝手に去っていってしまいました。
その後、5分経っても10分経ってもその子は一向に現れず。他の店員に聞いたら、彼女は足についたのを拭きにいったまま戻ってきてないとのこと。
お客様も優しい方たちだったのでそれほど怒ってはいなかったのですが、せめて一言
「ごめんなさい」
は言わせないとさすがにベトナムの印象すら悪くなってしまうくらいの出来事だったので、他の店員さんに「彼女を呼んできてお客様に謝らせて欲しい」と伝えたら、思いっきりふてくされた顔で登場。
「あなたがこぼした上に、お客様なんだから一言謝るべきだ」
と伝えたら
「私は何もやっていない」
の一点張り。
「あなたがコップを倒したのはみんな見てたし、オーナーさんに話しようか」
と言ったら、涙目になりながら渋々部屋へ。そこでもお客様がベトナム語が分からないのを良いことに、最初の一言目は
「私は悪くない」
いい加減頭にきたので、
「謝るまで絶対この部屋から出さない」
という一言を伝えたらようやく観念したのか
「Xin Loi(ごめんなさい)」
の一言。
ここまでのタイプは珍しいですが、なかなか自分の非を認めず、言い訳ばっかりしているベトナム人はこれまでも多数みてきましたし、またそういうタイプに限って同じようなレベルの低いミスを繰り返し、全然成長しないのも事実。
この手のタイプはプライドが高い上に、謝ることは周囲の人から自分が一段下に見られると思っているところがあるようで、弊社でも過去に近いタイプのスタッフ(30代)が在籍した時、
彼女以外の周りは全員、彼女のミスと思っているのに、それを何故ミスしたの?と怒られたら、号泣しながら「私は悪くない」と1時間くらい絶叫しながら泣き叫んでたなぁと、ちょっと懐かしさがこみ上げてきました。
こういうスタッフを採用しないようにするにはどうすれば良いものやら、あるいはそういうスタッフを雇ってしまった場合にはどうやって周りとの調整を図っていくのが良いのやら、と考えると、何だか楽しい宴会が日々の業務の現実に引き戻される出来事でした。
Posted by いのっち at 23:22│Comments(0)