2015/09/07
日本企業敬遠される理由
ベトナムでもそうですが、海外の日系企業は特に優秀な現地の人に対してあまりお金を払わず、出世も一定以上まで行くとそこから上は日本人のみが昇進でき、現地の人は昇進が見込めないため
ガラスの天井があると言われている話は聞いたことがありますが、それ以外にも様々な理由で海外で日系企業が敬遠されつつあるようです。
給与に関しては写真の下にあるようにベトナムだけでなく、どこの国でも他の外資はもちろん、国内企業にも負けているという状態になってしまっているようです。欧米企業のベトナム現地子会社のマネージャークラスになると月収数千ドルに対して、
弊社に相談に来る企業の中でも自社の最初の立上げ人材である人を採用するのに、こちらが希望されるスキルや経験に対して、ベトナムの採用の相場をお伝えしても、
自分たちの予算が無いからということで予算ありきで採用活動をしようとして全然求人応募が無かったり、未経験者ばかり応募してきてたり、採用後に会ったら、とても求めておられる業務には役立ちそうもないスキルの人材を採用しておられることも少なくありません。
それだけでなく、採用方法や仕事のやり方、アフターファイブに日本式を押し付けてくることなどに関しても強い抵抗を持っている現地の方も少なくないようです。ベトナムは親日なのでマシな方でしょうが、それでも企業側が彼らが大事にしている家族のこと、テト(旧正月休み)のことなどで理解の無い行動をしていると、ベトナム人スタッフから見ればこの企業は自分たちに優しくない(理解の無い)会社だということになり、
それが離職そのものにならなくても、何かほかの良い条件のところがあれば躊躇なく転職していくことにつながるのは容易に想像がつく話です。
中国の景気減速により、世界経済が大きく悪化しない限り、ベトナムなどでも人手不足(特に優秀な人材不足)は続きそうなので、優秀な人材をいかに確保するかということに対しての取組みはもっと真剣に考えないとですね。
Posted by いのっち at 07:40│Comments(0)
│ベトナムローカル情報