2014/10/19

外国人が日本で求めるもの

今回は成田空港からの帰国です。成田空港に着いてフライトまでの間、土産物屋さんをウロウロとしてたのですが、何だか興味深い光景が見えたのでちょっと紹介を。











まず、1枚目の写真ですが、こちらはちょっとした電化製品や雑貨などを販売している店なのですが、写真のとおり外国人観光客で大盛況です。












続いて2枚目の写真なのですが、こちらは日本のお菓子はじめとした僕らもお土産に頂くようなお菓子を扱った店なのですが、こちらも大盛況です。











そして、3枚目なのですがこちらは日本の伝統的な民芸品やお菓子などを扱ったお店なのですが、ほとんどお客様がいない状態。この3枚の写真は同じ時間帯の数分間の違いの写真なので、フライトスケジュールの問題ではありません。

また、この3枚の写真の場所はほぼ50m範囲内にあるので、多少の差はあるかもしれないですが、立地による決定的な差があるとも思えないです。

外国人観光客が日本で求めるものというのは日本の伝統的な商品よりも今流行しているものや現地と比べて明らかに品質の良いものを買って帰りたいと思っているし、またお土産を受け取る方もそれを望んでいるのだなとよく分かります。

インバウンド誘致を検討している地域が自分たちの地域の伝統的なものをPRしたりする姿を見かけますが、その伝統的なものって日本人買ってるのでしょうか?地元の人計って欲しいと思っているのかもしれないですが、おそらく欲しいと思う外国人は少ないのではと思うもの多いです。

温故知新ではないですが、その伝統的な材料を使った日本人の間でも人気になるような洋菓子とか、日本人ですら買いたい、欲しいと思うような人気の商品をPRする方が実は良いのかもしれないですね。

北海道の食材が大人気って話を聞きますが、これは別に外国人じゃなくても僕ら日本人の間でも人気なのと同じ事のような気がします。

インバウンドビジネスをしていくのに大事なのことは外国人対応することだけでなく、根本の商品やサービスのレベルアップを図ることも同じくらい重要なのではと思いました。

  


Posted by いのっち at 17:01Comments(0)