2017/06/21
死体の耳を切り落とす行為
そういう本を読むと必ず戦場でのむごい話を読むことになるのですが、そんな中でも今読んでいる本の中に出てくる光景は写真とともに他にはないレベルの本です。
本多勝一氏の「戦場の村」という本なのですが、そのむごい様子はちょっと別の機会にさせて頂き、別の話を。
それは戦争はいかに人間を狂気と化すかということです。帰還後のアメリカ兵が戦争後のノイローゼでという話はよく聞く話ですが、戦場でどんな行為が行われていたかという描写の一つが下記です。
上半身ハダカになった別の米兵が近づいた。ナイフを片手に、他方の手で解放戦線の耳をつかんだ。四年前の今ごろ、北極圏でエスキモーたちがトナカイの角先を食べるために切り落とすのを見た時の光景のように、彼はすいすいとナイフを使って耳を切り落とした。
これはアメリカ軍と解放戦線の戦闘後の一幕を書かれた場面なのですが、この兵士は戦場で死んだ相手の耳を収集するのを趣味としていたようです。
上の写真の左側の上半身裸の兵士の左手にチラッと写っているのがその収集されている袋なのだそうです。
「あいつは神経の病気だ。重症なんだ」
と周りにいた兵士が言っていたようですが、帰還する前から精神に完全に異常をきたしてしまっていたようです。
冷静になったら分かりますが、本国に帰って、その耳を家族や友人に見せたら、間違いなくドン引きでしょうし、家で個人的な趣味で置いておくってのも冷静な人間ならあり得ないので。
戦争というものの恐ろしさを改めて実感する一文でした。
この本多勝一氏というのは南京大虐殺の件などで、色々と疑惑の文章を書いた人物ではあるようですが、
ただ少なくともこの死体の耳を切り落とす行為は写真もありますし、当時、アメリカ軍、韓国軍などで他にもあったようですし、間違いないようです。
また、この行為はあらゆる戦争で起きていることのようなので戦争というのは本当に人を狂気へと駆り立てるのだなと実感します。
Posted by いのっち at 08:58│Comments(2)
この記事へのコメント
戦場は究極にブラックな職場ですから、おかしくなってしまう人が出るのも想像に容易いです。
戦争に限らず、乗り越えなくても良い苦難は避けて通りたいものです。
特に戦争がベトナムのその後の文化にどれだけ影響を与えたか、に興味がひかれます。
男性が戦地に行っていたため、女性が非常に働き者で、一族の結束が強いのは、ベトナム戦争の影響と言う話を耳にします。
お父さん世代の男性にとって、非常にありがたい環境だと思います。
戦争に限らず、乗り越えなくても良い苦難は避けて通りたいものです。
特に戦争がベトナムのその後の文化にどれだけ影響を与えたか、に興味がひかれます。
男性が戦地に行っていたため、女性が非常に働き者で、一族の結束が強いのは、ベトナム戦争の影響と言う話を耳にします。
お父さん世代の男性にとって、非常にありがたい環境だと思います。
Posted by 名無し at 2017/06/21 12:07
ベトナム戦争が人々に与えた影響、路上で様々なものを売ってるおっちゃん達やタバコを吸っている年配女性を見る度に、戦争の影響かなぁと思ってしまいます。
Posted by いのっち
at 2017/06/25 17:18
