2016/05/25
ブラックカードの威力

一部グループで来ているスーツ姿の人がいましたが、それ以外は全員私服。僕らのように打ち合わせや秋葉原に仕事で用事で来たついでに、とかではなく、
平日の夕方にプライベートな時間を楽しむために来ていたものと思われます。皆さん、毎日が休暇のタイプの方ではなく、今日はたまたまお仕事がお休みであることを祈るばかりです。
自称永遠の17歳のメイドさんたちも愛想よく、何だかノンアルコールのガールズバー状態でした。
途中で飽きてきたので、帰りたいと言い出したら、メイドのお姉さん達に「何言ってんだ、この野郎」という言葉をやんわりと伝えられ、周りのお客様からキレられたりしたら怖そうなので、ダンスと記念撮影などの一通りの行事を終え、店を出ようとしたら、会員証を渡してくれ、
「頑張って通ってくれたらランクアップしたカードになっていきますよ」
とのことで、
「一番最上ランクは何回くらい通うとなれるのですか?」
と聞いてみたところ、何と2000回以上の人にはブラックカードが贈呈されるらしいです。使った金額ではなく、来た回数でランクアップされるようなので、大人買い的な行動は通じません。せいぜい、1日に複数回通うくらいです。
1年間に200回来ても10年がかり。このチェーンができたのが10数年前らしいので、オープン当初からずっと年間200回通い続けてようやくもらえるカードなのです。
しかもドリンクだけでも600円くらいしますし、何かサービスの提供を受けるとすぐに1000円以上になりますので、仮に1回1000円支払ったとして200万円以上のお金をつぎ込まないともらえないカードです。
そこまで1つの店に通い続けるなんて気の遠くなる回数ですので、まあ、みんなの目標として設定しているのかなと思っていたのですが、帰りにエレベーターで一緒になった男性(30代後半くらい)と話をしていたら、何とブラックカード保有者ということが判明。
是非見せて欲しいとお願いしたら、照れながらも誇らしげに見せてくれました。

うーん、このカードそのものはそんな高級なものでは無さそうで、僕らにとっては、「え、このカードを得るために2000回以上通ったの?」と思う程度のものなのですが、ただ、これを店内で見せるとメイドさんたちの反応が変わったり、同じヘビーユーザーの中で尊敬を受けたりするのでしょうね。まさにブラックカードの威力です。
ブラックカードを得て、メイドさんたちやヘビーユーザーの中で尊敬を集めたいと思わせるようなサービスがきっとこの店にはあるんだと思います。
このブラックカードを目指したくなるようなお客様を作り出していくお店の取組み、コンテンツであるメイドのお姉さんはコロコロと変わっていく中で、継続して通ってもらえるようなサービスレベルを維持していくためのノウハウ、様々なビジネスに応用できそうですね。
Posted by いのっち at 07:22│Comments(0)