2013/08/30

バンコク、ヤンゴン訪問からの気づき

今月は仕事の関係もあり、タイ、ミャンマー2国に訪問

することができ、ベトナムだけで仕事していたのでは

気づけない様々な気づきを得ることができました。

そんな中で備忘録も兼ねて気づいたことのまとめを。

ベトナム、タイ、ミャンマーの3国を比較したとき、一番

最初に誰でも気づくこととして発展度合いの差の大きさです。

タイの過去と比較すると、

ベトナム・・・1995〜2000年の間くらい

ミャンマー・・・1975〜1985年の間くらい

とおそらくベトナムで10〜15年、ミャンマーだと25〜35年くらいの

差があるように感じました。

その分、必要とされるビジネスも異なりますし、ライバル企業との

関係も異なるので、自社の体力や状況も含めてどこの国にするか

判断するのが一番良いのですが、この3国間(カンボジア入れると4国)の

魅力は距離の近さである中、どの国でも通じるビジネスなら、事業拡大に

関しては仮にホーチミンで成功した時に、次に行くべき商圏はハノイではなく、

バンコクやヤンゴン、プノンペンのように感じます。

言葉の問題や分野の違い、法制度の差は当然あるのですが、距離がハノイ

より近い(ヤンゴンで同じくらい)のと、風土の特徴や人々の気質など、

定量化されにくい部分はホーチミンから見るとある意味、ハノイよりも

バンコクやヤンゴン、プノンペンの方が近い気がします。

特にタイ、ミャンマーの関係は日本の日本人から想像もつかないくらい

(ベトナム在住の僕も想像つかないのは同じですが)

近いです。今回滞在中にある日本食屋さんに行った際に、働いていた子

はなんとミャンマー人でした。不法滞在でもなんでもなく、キチンと労働ビザ

を既に持っていて転職先としてその日本食屋に応募してきたのだそうです。

別にこれはレアケースではないそうです。国境付近の工場のみでの話ではなく、

バンコクでもそれくらい活発に交流しているということのようです。

どの国もどんどん豊かになる中で、人の移動をも含め、アセアン全体が

どんどんボーダーレス化していく中で、国の括りではなく、立地などに基づいた

都市あるいは経済圏のような括りの中でどういう軸や視点でビジネスをしていく

べきか、ということはしっかり考えないといけないなぁと実感です。その時に大事

なのは言葉の問題ではなく、行動することそのものであるのは言うまでもありません。

日本でこれからは東南アジアの時代であると机上の話をしていてもこの

リアルな動きはどれだけ理解できるのかは何とも分からないところです。

ま、僕の場合はベトナムのビジネスをしっかりと立上げ、軌道に乗せてい

かないといけませんが。

ベトナムは特にミャンマーの情報の流れが弱い中で、このボーダーレス化

に対してどうしても疎くなりがちなので、まずは情報の入る流れだけはしっかり

と作っておこうと思いました。



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Posted by いのっち at 11:25│Comments(0)
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