2014/11/25
日本式経営への過信
今日はハノイで様々な日系企業を訪問してます。こちらに進出し活躍中の企業にも伺って話をお聞きする中で、1つ興味深かった話を。
その企業は創業1年強なのですが、ローカル企業との競合見積りでもどんどん競り勝ち、日系だけでなくローカル企業との取引もどんどん伸ばされ、早くも単月黒字が続いておられる企業です。
そんな中、彼がおっしゃったのが現地でのビジネスを進める中で「日本式経営への過信」は失敗を生みやすいという話でした。
どういうことかというと、日本と商習慣や品質に関して全然考え方が違う東南アジアにおいて、日本人や日系企業以外と取引していくには品質が良いだけでは買ってもらえないので様々な工夫が必要であり、時には賄賂を使ってでも相手の購買担当の心象をよくしないとビジネスは進まないという話でした。
ベトナムでビジネス成功させるためには日本では当たり前のことや日本で成功した経験は一度捨てないといけないですよという話だったのですが、確かに現地企業との取引をするためには郷にいては郷に従えという言葉もある通りいかに現地の企業に気に入ってもらえるかということですので、日本での成功体験を押し付けるようなビジネスは上手くいかないのはその通りですよね。
当たり前のことですが実際に成功しておられる企業の経営者に聞くと非常に腹にストンと落ちるお話でした。
その企業は創業1年強なのですが、ローカル企業との競合見積りでもどんどん競り勝ち、日系だけでなくローカル企業との取引もどんどん伸ばされ、早くも単月黒字が続いておられる企業です。
そんな中、彼がおっしゃったのが現地でのビジネスを進める中で「日本式経営への過信」は失敗を生みやすいという話でした。
どういうことかというと、日本と商習慣や品質に関して全然考え方が違う東南アジアにおいて、日本人や日系企業以外と取引していくには品質が良いだけでは買ってもらえないので様々な工夫が必要であり、時には賄賂を使ってでも相手の購買担当の心象をよくしないとビジネスは進まないという話でした。
ベトナムでビジネス成功させるためには日本では当たり前のことや日本で成功した経験は一度捨てないといけないですよという話だったのですが、確かに現地企業との取引をするためには郷にいては郷に従えという言葉もある通りいかに現地の企業に気に入ってもらえるかということですので、日本での成功体験を押し付けるようなビジネスは上手くいかないのはその通りですよね。
当たり前のことですが実際に成功しておられる企業の経営者に聞くと非常に腹にストンと落ちるお話でした。