ベトナムでビジネスを

お客様のところに伺う関係でビルの前へ。一緒に行く相手がいたので数分間落ち合うまでビルの前に立っていたのですが、前を見ると、Grabなどのバイクアプリの人たちがビルの前に近づこうとすると、

「そこに停めちゃダメダメ」

みたいな感じで注意してるおっちゃんが。ただ、一部は従うものの半分以上のドライバーは無視。



確かに大きなビルの前の歩道などがバイクデリバリーのバイクで溢れてすごく歩きにくかったりする時あるので、

「ありがたい人だなぁ。このビルの警備の人かな？」

とふと見たら、昔ながらのセオム（バイクタクシー）のおっちゃん。

昔ながらのセオムのおっちゃんの大半はバイクアプリに登録して今やその制服を着てるので、最近はほぼ見かけない昔のセオムのおっちゃんが着ていた服を着ています。

ただ、こういうおっちゃん達の仕事が無くなってるのは、以前にもこのブログで紹介したとおり。



用事が終わってビルから出てきたら、案の定どこにも行っておらず、

「セオム」

と昔ながらの呼びかけで乗らないか？と誘ってきてたのでやはり仕事は多くないのでしょうね。

暇だから交通整理を買って出てくれているのか、それともここは俺のシマだから言うこときかねぇ奴はゆるさんってことで仕切ってくれてるのか分かりませんが、

こういう環境が変化して周りから取り残されてるにも関わらず、何故か仕切ろうと頑張ってる仕切り屋のおっちゃん、ここに限らずいるよなぁと、町内会とかでLineでの情報共有という話を頑なに反対する数代前の元会長みたいな色んな似たような情景を思い浮かべてしまいました。