2018/05/26
御社の存在価値はなんですか
お客様より、オーガニックの商品の購入を頼まれて先週土曜日に2区にあるオーガニックスーパーに行きました。
お店で探していたものが見つかり2つ購入したいと伝えたところお店には1つしか在庫がないとのこと。
仕方がないのでいつなら2つ購入可能かと確認したところ、卸店に確認しますとのことでその連絡を待つことに。
1週間たっても何の音沙汰もなかったので仕方がないので昨夜お店に再度訪問しました。
すると、
「まだ、回答が卸のお店から来てない。私たちはあなたに卸の店から回答が来たら連絡すると言っただろう」
半ばキレ気味に言われ、さすがにこちらも腹が立ち
「1週間も回答に時間かかるはずないだろ。じゃぁ、こちらで卸の会社に連絡してみるよ」
と伝え、ネットで調べてみたところ、すぐに店が見つかりMessengerでコンタクトが可能だったので
「この商品を2つ買いたいのですが在庫はありますか?」
と問い合わせてみたところ、すぐに
「はい、今すでに店は閉まっているので明日朝ご連絡します」
と回答。そして今朝、
「在庫2つあります。いつお届けすればよろしいですか」
とのこと。
すぐに僕も返事をして
「じゃあ、今日の午前中に配達してもらうこと可能ですか」
とメッセージを送ったところ、
「はい、大丈夫です。住所教えてください。」
と連絡があり、午前中に無事受け取ることができました。
卸の会社のこのスピーディな回答からして、おそらくオーガニックのスーパーはこの卸のお店に連絡をしていなかったのでしょうね。
そのことをごまかすためにまだ卸のお店から回答が来ていないということを言い訳にしたのでしょうね。
ただ、今の世の中だとネットなどで卸先を調べて簡単に購入が可能な時代。このような社会において、小売店の役割と言うのはただ単に店先に商品を並べるだけでなくて、スピーディな対応の即時性やデリバリー等の利便性含めお客様がこの店があると助かると思ってもらえるようなサービスが非常に重要になってくる中で、
今回の場合だと在庫の状況をきちんと調べてすぐにお客様に連絡するというお店が本来果たすべき役割であり、この店の存在価値だと思うのですが、それを果たしておらず、この店の存在価値が無い状態になっていました。
別にこれはベトナムに限った話ではなく、アマゾンなどが台頭してきている日本の小売業でも同じようなこと言えますし、もっと言うと弊社も含め全ての企業にとってもITを活かした新しいサービスやAI導入などにより、
自社の存在価値は何ですか?
と問われるようなことが今後増えていくのでしょうね。
弊社の業務の一つである視察に関して言うと、
「弊社が視察をお手伝いすれば、お客様が自分で調べて視察をする場合の3回分の情報が1回で手に入ります。」
とお客様にはお伝えしていますし、おそらくその程度の価値は提供できているつもりなんですが、これも今は存在価値として十分かもしれませんが、AIの発達などによって数年のうちに進出準備に必要な情報が今よりも格段に入手しやすくなり、
この程度のサービスなら数回訪問分の価値無いよ
って言われるくらいになっているかもしれないです。
ただ、存在価値って常に同じものでなくても時代の変化やお客様の変化に合わせて変えていけばよい中で、弊社も今後の世の中の変化を先読みして、より自社をレベルアップさせてお客様にとって必要な存在と言われ続けるように取り組まないとなと改めて思う出来事でした。
PS:卸店からの配送後数時間経って、お店から「すぐに取り寄せ可能なのですが、いつ来れますか?」とのメッセージ。完全に後手に回っていますね。
お店で探していたものが見つかり2つ購入したいと伝えたところお店には1つしか在庫がないとのこと。
仕方がないのでいつなら2つ購入可能かと確認したところ、卸店に確認しますとのことでその連絡を待つことに。
1週間たっても何の音沙汰もなかったので仕方がないので昨夜お店に再度訪問しました。
すると、
「まだ、回答が卸のお店から来てない。私たちはあなたに卸の店から回答が来たら連絡すると言っただろう」
半ばキレ気味に言われ、さすがにこちらも腹が立ち
「1週間も回答に時間かかるはずないだろ。じゃぁ、こちらで卸の会社に連絡してみるよ」
と伝え、ネットで調べてみたところ、すぐに店が見つかりMessengerでコンタクトが可能だったので
「この商品を2つ買いたいのですが在庫はありますか?」
と問い合わせてみたところ、すぐに
「はい、今すでに店は閉まっているので明日朝ご連絡します」
と回答。そして今朝、
「在庫2つあります。いつお届けすればよろしいですか」
とのこと。
すぐに僕も返事をして
「じゃあ、今日の午前中に配達してもらうこと可能ですか」
とメッセージを送ったところ、
「はい、大丈夫です。住所教えてください。」
と連絡があり、午前中に無事受け取ることができました。
卸の会社のこのスピーディな回答からして、おそらくオーガニックのスーパーはこの卸のお店に連絡をしていなかったのでしょうね。
そのことをごまかすためにまだ卸のお店から回答が来ていないということを言い訳にしたのでしょうね。
ただ、今の世の中だとネットなどで卸先を調べて簡単に購入が可能な時代。このような社会において、小売店の役割と言うのはただ単に店先に商品を並べるだけでなくて、スピーディな対応の即時性やデリバリー等の利便性含めお客様がこの店があると助かると思ってもらえるようなサービスが非常に重要になってくる中で、
今回の場合だと在庫の状況をきちんと調べてすぐにお客様に連絡するというお店が本来果たすべき役割であり、この店の存在価値だと思うのですが、それを果たしておらず、この店の存在価値が無い状態になっていました。
別にこれはベトナムに限った話ではなく、アマゾンなどが台頭してきている日本の小売業でも同じようなこと言えますし、もっと言うと弊社も含め全ての企業にとってもITを活かした新しいサービスやAI導入などにより、
自社の存在価値は何ですか?
と問われるようなことが今後増えていくのでしょうね。
弊社の業務の一つである視察に関して言うと、
「弊社が視察をお手伝いすれば、お客様が自分で調べて視察をする場合の3回分の情報が1回で手に入ります。」
とお客様にはお伝えしていますし、おそらくその程度の価値は提供できているつもりなんですが、これも今は存在価値として十分かもしれませんが、AIの発達などによって数年のうちに進出準備に必要な情報が今よりも格段に入手しやすくなり、
この程度のサービスなら数回訪問分の価値無いよ
って言われるくらいになっているかもしれないです。
ただ、存在価値って常に同じものでなくても時代の変化やお客様の変化に合わせて変えていけばよい中で、弊社も今後の世の中の変化を先読みして、より自社をレベルアップさせてお客様にとって必要な存在と言われ続けるように取り組まないとなと改めて思う出来事でした。
PS:卸店からの配送後数時間経って、お店から「すぐに取り寄せ可能なのですが、いつ来れますか?」とのメッセージ。完全に後手に回っていますね。
Posted by いのっち at 14:59│Comments(4)
│ベトナムビジネス
この記事へのコメント
進化は変態によって起きる。毎日同じことをしていればそのことについては上達し効率もよくなるが、それでは環境が変化したとき絶滅する運命にある。一見奇異に見えるとしても形態を変化させ生き残ってゆくことこそが進化となる。生物と産業は似ている
Posted by すずき at 2018/05/26 15:18
返事がないけど再度問い合わせるからちょっと待て、がこのケースのひとつのリカバリー方法。
Posted by 名無し at 2018/05/26 22:44
すずきさん
生物と産業は似ている、確かに栄枯盛衰があるところは全く一緒ですね。ただ、産業の方が恐ろしく早いスパンで栄枯盛衰があるのも事実ですね。
生物と産業は似ている、確かに栄枯盛衰があるところは全く一緒ですね。ただ、産業の方が恐ろしく早いスパンで栄枯盛衰があるのも事実ですね。
Posted by いのっち at 2018/05/26 23:54
名無しさん
おっしゃる通りで、
「ごめんなさい、まだ返事が来てないので明日朝にでももう一度確認して連絡します。」
と言えば、こちらはイラッとしながらも我慢したのでしょうが。
おっしゃる通りで、
「ごめんなさい、まだ返事が来てないので明日朝にでももう一度確認して連絡します。」
と言えば、こちらはイラッとしながらも我慢したのでしょうが。
Posted by いのっち at 2018/05/26 23:55