ベトナムでビジネスを

昨日もブログで話題にしたBitcoinはじめとした仮想通貨の話題、最近経営者同士で宴会したりすると必ず一度は話題に上ります。

そんな中で、必ず出るのが「まだ全然実際の決済で使われてないじゃん」という意見。

それに対して昨日ご一緒していた方が興味深いコメントをしてくださったのでちょっとご紹介。



それは、「後から現実は付いてくる」ということ。その方は日本の2000年頃のITバブルをご存知の方なのですが、今、当時を振り返ってみて、当時も、「ITを使って実際にビジネスして収益をきちんと上げられている企業」なんてまだまだ少数で、みんなIT企業だったらOKみたいなノリで投資していたとのこと。

その後、ITバブル崩壊で大半の企業は消えてなくなったけど、当時から存在し現在は巨大企業となっているアマゾンや楽天、Yahooはじめ、今のIT業界の中枢にいる企業の多くは当時の無数にあった会社のうち、しっかりと収益を上げられるようになって成長し今に至ると。

つまりバブルであったとしても、ここから10年後の仮想通貨市場を担う通貨が出る可能性は大だから、関わっておいた方が良いよってことでした。

電子メールも20年前はそんなもので送ると失礼だから電話しろととか言われてましたが、今やビジネスでも当たり前に使うものですし、さらに進歩してチャットが主流になっている中、今は浮世離れしている感のあるBitcoinですが、誰かが便利に使う方法を編み出して10年後に人々が当たり前のように使われているなんてことも十分あり得ますよね。

確かになんでもそうですが、今までに全くない商品やサービスが出てきた出だしの頃って実態を伴ってない、きちんとできてないから危ないとかネガティブな意見が多数出ますし、実際それによって消えていく商品やサービスもあるものの、今回の仮想通貨については既存の通貨にとって代わるものになりそうな気が。

もちろん、現在発行されている99％の通貨は消えてなくなっているのでしょうが。