2017/10/10

奴隷売買されたベトナム人たち

ベトナムのネットニュースにちょっと興味深い話題があったのでご紹介。

南太平洋のバヌアツにベトナム人移住者コミュニティがあり、ベトナム料理の店などもあるとのこと。








そのルーツを探っていくと1920年代くらいに、プランテーションの労働者不足に悩んでいたバヌアツにベトナム北中部で募集されたベトナム人たちが2万人以上送り込まれていたようで、人口の10%くらいになっていた時期もあるようです。プランテーションで働くのはもちろん、性的搾取もされていたような記述も。

そして、第2次大戦後解放となって紆余曲折もありながらも大半はベトナムに帰国していったようですが、一部の人はそのまま残り、その子孫たちが現在でもバヌアツに住んでベトナム人コミュニティを形成しているとのことです。

日本でもハワイやブラジルなどに移民という名の下で労働力として奴隷に近い状態で働いていた日系人の人はたくさんいるのは有名な話ですが、ベトナムでも同じようなことがあったのですね。

フィジーにインド系住民が多数いるのは同じようにプランテーションで働かせるために送り込まれたという話を聞いたことがあるので、19世紀末から20世紀前半にかけては貧しいアジアの国々の人たちというのはみんな同じような扱いだったのでしょうね。




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この記事へのコメント
今は日本の送り出し機関がベトナム人を奴隷のように働かせて、一部のベトナム人の犯罪を避難してますけど、当時の日本人奴隷はストライキを起こすレベルだったので、いかにベトナム人が従順な民族なのかよくわかります。
Posted by 名無し at 2017/10/11 11:00
なるほど。
Posted by いのっちいのっち at 2017/11/01 16:24
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