2016/01/26
貧富の差を実感する場所
今回のハノイ出張で前回のBach Mai病院とは別のハノイ市内の病院を訪問しました。
病院内を案内してもらう中で、Nha Nghi(宿泊所、ラブホもこの表示)と書かれたボロボロの建物の中を通過したのですが、中を通ってびっくり。宿泊所と聞くとまだ聞こえが良いですが、野戦病院みたいなプライバシー0の寝るところのみが確保されたような場所でした。
入院中の家族の世話をするために田舎から出てきている人などが利用する施設のようです。
1泊2万ドンと格安ではあるのですが、冷暖房はもちろんなく、隙間風も思いっきり入ってくる場所で、洗濯物も建物の裏に干しているというもはや収容所みたいなレベルの場所でした。
田舎の方の貧しい人たちが長期に渡って家族の世話をするとなるとこのような場所で宿泊しながらしかないのでしょうね。
まだ、先日のBach Mai病院みたいに病院の建物の周囲の路上でうずくまって寝起きしているのから見ればマシなのでしょうが、看病している人が倒れてしまいそうなレベルです。
仕事上、比較的豊かなベトナム人の人たちと接することが多いのでどうしても見落としがちですが、この国はまだ一人当たりGDPが2,000USD程度で貧富の差が日本以上にある国なのだということを改めて実感する場所でした。
貧富の差や国の豊かさというのは通常の時よりも弱ってるとき、困ってるときにはっきり出るものだという話を聞いたことがあるのですが、まさにその通りですね。
病院内を案内してもらう中で、Nha Nghi(宿泊所、ラブホもこの表示)と書かれたボロボロの建物の中を通過したのですが、中を通ってびっくり。宿泊所と聞くとまだ聞こえが良いですが、野戦病院みたいなプライバシー0の寝るところのみが確保されたような場所でした。
入院中の家族の世話をするために田舎から出てきている人などが利用する施設のようです。
1泊2万ドンと格安ではあるのですが、冷暖房はもちろんなく、隙間風も思いっきり入ってくる場所で、洗濯物も建物の裏に干しているというもはや収容所みたいなレベルの場所でした。
田舎の方の貧しい人たちが長期に渡って家族の世話をするとなるとこのような場所で宿泊しながらしかないのでしょうね。
まだ、先日のBach Mai病院みたいに病院の建物の周囲の路上でうずくまって寝起きしているのから見ればマシなのでしょうが、看病している人が倒れてしまいそうなレベルです。
仕事上、比較的豊かなベトナム人の人たちと接することが多いのでどうしても見落としがちですが、この国はまだ一人当たりGDPが2,000USD程度で貧富の差が日本以上にある国なのだということを改めて実感する場所でした。
貧富の差や国の豊かさというのは通常の時よりも弱ってるとき、困ってるときにはっきり出るものだという話を聞いたことがあるのですが、まさにその通りですね。
Posted by いのっち at 16:26│Comments(0)
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