2020/08/22

コロナ下で移転

コロナ下で何かとビジネスが停滞しがちですが、企業や店の移転だけはあちこちで聞きます。僕の付き合いのある会社だけでも、7月8月で3社お引越しされました。ただ、移転といっても3つのタイプがあるなぁと思っています。

1つは縮小移転。余裕を持ったスペースを借りていたんだけど、どう考えてもこんなにスペース必要ないよねってことでもっと狭い場所に移動したりするもの。特に外国企業は人員増などに備えて比較的余裕のあるオフィススペースを借りてる場合が多いので、コストカットも兼ねて適正なサイズの場所に移動しようかというものです。

2つ目はコストカット重視の移転。中心地の一等地の場所にオフィスや店構えてたところが利便性などの良いちょっと郊外にみたいなタイプ。もっ1つ目と合わせてみたいな形も多いのですが、中心部の一等地から1kmも離れた場所でかつ建物などのグレードも下げて移動するだけで家賃半額なんてことはコロナ以前からありましたし(弊社も2年前に移転した時に㎡単価が6割下がりました)、このコロナ下で価格もさらに下がってたりするので一気にコストダウンは図りやすいのでしょうね。

コロナ下で移転

そして3つ目は逆に安くなった中心部のエリアに引っ越してくるパターン。コロナ前は中心部は高いだけでなく、路面店などではそもそも空き物件がほぼ見つからないみたいなエリアもありましたが、そういうエリアでもバンバン空き物件が出てるし、かつ価格もコロナ前の半分程度に下がっているような物件もあるので、元気な企業や店にとってはまたとない好機到来みたいな状態なのでしょうね。

先日、うちのお客様が弊社のすぐ近くの物件を新規に借りられたのですが、前入居テナントの3分2の価格になったようです。ベトナムはデポジットもせいぜい3か月分程度なので、全額没収となっても日本の店舗みたいに10ヶ月とかと比べると遥かに少ないので仮に家賃が半額になるなら半年でその分回収できるという判断になるのでしょうね。

コロナ下で固定費をいかに下げるかというのはどの企業でもテーマの一つですし、一気に攻めたいと思ってる企業からすれば好機到来ですし、コロナ下でもそれぞれの企業の思惑で移転需要だけは案外多いのかもしれないなと感じております。

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Posted by いのっち at 16:25│Comments(0)
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