ベトナムでビジネスを

先日、口座を持ってる証券会社の人と話していた時の話。

Viet Jetの業績が好調だという話になったのですが、

在住者の僕の感覚では、確かに国際便は日本行き含め比較的ディレイは少ないが国内便はディレイだらけ。

安いとはいえ、こんなにディレイばっかりの航空会社、いくら経営者が良くても本当に伸びるの？

というようなことを伝えてみたところ、まだまだベトナム事情を分かってないと。

どういうことかと言うと、彼が言うのは

「今、Viet Jetで本当に安い便を取ればベトナム国内の大半は50万ドン程度で行くことができる。もし、あなたがニャチャン（ホーチミンから約500km)に行きたいとなった時、バスだと8時間以上かかる上に20万ドン以上かかる。





でも、ベトジェットなら1時間だ。この時間差はとてつもなく大きいし、ベトナム人の少し豊かな人達はこの差額くらい特別な時なら出すことが出来るし、そういう人がどんどん増えている。一度、この7時間の差の贅沢を味わってしまった人達はこの安楽から抜け出せないものだよ。多少ディレイするって言ってもベトナムでは様々なトラブルで予定が2，3時間狂うことなんてよくあるからね。

だから、この先ベトジェット含め安いLCCで国内移動するベトナム人は今後確実に増えていくから、LCC業界内での競争は激しくなるだろうが、先行しているベトジェットは圧倒的に有利なんだ。」

とのこと。

確かになぁと妙に納得。納得ついでに100株だけViet Jetの株を買ってみました。今のところほぼ横ばいですがどうなることやら。ただ、ベトナム全体がどんどん豊かになる中で国内移動もどんどん増えるし、それに伴う代替サービスといえばバスくらいしか無いこの国でLCCの潜在需要は相当大きいのは事実ですね。