2019/07/05

情報のボトルネックになる人たち

数年前の話。ホーチミンで行うあるイベントをお手伝いしていた際に日本側の窓口をしてくれたAさん。

人当たりも良く、丁寧な方だなぁとおもっていたのですが、

プロジェクトが佳境に進むにつれて変化が。

イベント1か月くらい前になり、そろそろ日本側参加者から様々な資料をもらえないと準備が進められないので、何度か催促を。

すると、Aさんは

「今、他の人たちに呼び掛けてるんですがなかなかみんな返事が遅くって」

と平謝り。仕方がないので待ち続けたのですが、もうこれ以上待てないというリミットが近づいてきた中、急いでほしいと催促しても同じような回答。

案の定、イベント数日前にようやく資料が届き、こっちは全ての段取りそっちのけで資料の対応に追われる羽目に。

何て人たちだと思いながら当日を迎え何とか無事イベントは終了。

打ち上げの際にはお互いに気心も知れた状態になり、反省会を。そこで、僕の方から

「お願いしていた資料が非常に遅かったのですが、皆さんお忙しかったのでしょうか?」

と聞いたところ、

「え、僕たち1か月以上前に渡しましたよ。」

とのこと。なんかおかしいなぁと思って突っ込んでいくと、どうやら資料を渡した時点でAさんから

「僕の方でチェックした上でベトナム側に渡します」

と伝え、そのまま直前まで放置した模様。

この資料をメールで転送してもらえるだけで、直前業務がどれだけ緩和されたかと思うとあきれ返る思いでした。

僕らはベトナムにいるので、日本側の事情がよめないので、窓口になる人がボトルネックになってくれると非常に面倒くさいです。

ただ、国を挟まなくてもこういう情報を自分で抱え込んでしまってボトルネックになる人ちょくちょくいますよね。

メールがビジネスでも利用され始めはや20年、ccさえつけてくれたら情報格差なんて全くない中で、敢えてそれをせずにボトルネックになってしまう人、これまでにもちょくちょく見てきました。

ご本人はご本人なりに何か考えがあって情報をシェアせず握ってしまうのでしょうが、情報を握ることでむしろ周りから敬遠されるだけなんだけどなと思うのは僕だけでしょうか。

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Posted by いのっち at 20:16│Comments(0)
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