2017/11/26

遅きに失したか再逆転あるのかマイリンタクシーのバイクタクシー事業

GRABUBERタクシーアプリによってもはや土俵際まで追い詰められている、既存タクシー業界。

来年のテト(旧正月)まで持つのかとかまで言われ始めている中、

2強のうちの1社であるマイリンタクシーバイクタクシー事業に11月半ばから参入したようです。




呼び方は既存のタクシーを呼ぶアプリで同じようにバイクタクシーも呼べるようになっているみたいです。始まったと聞いていたにもかかわらずなかなか見かけなかったのですが、昨日夜ようやく発見。ドライバーを呼び止めちょっと話してみました。

僕「マイリンバイクに参入してるの?」

ドライバー「そうなんです。そこそこ注文ありますよ」

僕「(UBERのヘルメットを指差しながら)でも、UBERのドライバーも兼ねてるんだ。」

ドライバー「元々UBERのドライバーやってたので」

ということで、バイクタクシーのドライバーとすれば、集客方法が一つ増えたくらいの捉え方をして参加しているようです。まだ始まったばかりということもあり、物珍しさからオーダーしてくれる人も多いみたいで今のところドライバーにとっては順調な滑り出しのようです。

ただ、先日GRABが50億円近い赤字を出しながら事業拡大しているというのが話題になったように、タクシーアプリ―事業はシステムの維持など含め、黒字化させるには相当な赤字期間を必要とする中、既にGRABUBERに数的優位性も取られて、後発組が一気に黒字化なんて相当厳しいのが目に見えています。

しかも、資金的にもかなり厳しくなっているタクシー会社が新規に参入しても、既存タクシーアプリとの相乗効果などそれほど期待できないでしょうから、遅きに失した感が強く、むしろ最後の資金まで削られてしまいそうな気が。

むしろ余分な投資でさらに資金を削ることで自ら破たんの道へ加速している感があり、数年後にMBAの教科書などに出てきそうな事例だよなぁと思っております。


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Posted by いのっち at 11:42│Comments(0)
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