2016/12/17

ダナン訪問まとめ

久々に訪問したダナン、前回訪問時と比較にならないくらい発展したなぁとびっくりでした。いろいろとブログにアップしましたが、最後にまとめを。

と言っても、たった2日間なので、全てを見れたわけでもないし、すべて正しい情報が仕入れれたわけでもないでしょうから、もし違うよとか、こういうのもあるというのがあれば是非コメントを。





6年前に訪問した時と比べ、明らかに広告などが増え、明るくなった雰囲気。ビルも昔よりかは増えてはいるものの、オフィスビルよりもホテルなどの建築の方が多そう。歩道などのインフラはまだまだひどく、10年前のホーチミンを歩いているような状態。停電もダナン市内中心部でもちょくちょく起きる様子。

ホテル

海岸沿い中心にものすごい勢いで増えている状況。ただ、明らかに供給過剰な雰囲気。特に12〜2月くらいはオフシーズンなので、その時期とかは厳しそう。

それ以外にも怪しい利回りコンドミニアム物件が売られていたりしている模様。


観光
日本人訪問数も3万人を超えたとのことで一気に注目が集まっているようですが、ビーチ以外の観光場所というのがニャチャン同様あまりないようです。ネットに載ってた市場なんかも行ってみましたが、ベンタン市場の半分以下のサイズで、お土産もあまりないし、まだまだ観光客向けに整備され切っていない印象でした。ここは日系企業の活躍の余地はいろいろとあるかもですね。


不動産開発

ホテルも含め、次々と様々な開発案件が進んでいる関係で空前の不動産開発、建築ラッシュの状態。中国人が買いあさってたりして一気に値段が上がっている様子。パイが小さい分だけ、ホーチミン以上のバブルのような気が。

ブローカーのような人が暗躍しているようで、何だか怪しげな投資案件を紹介してくるベトナム人もいる模様。

IT技術者

1,2年前、もうホーチミンやハノイではITやるのは遅い、これからはダナンだってことを言われてましたが、元々IT人材が多くない中、一気に企業が来てしまったため、完全に枯渇してしまっていて、人材の取り合いになっているみたいです。訪問した会社も全然募集が無いとぼやいておられました。

日本語人材

こちらもハノイやホーチミンと比べあまりいなかった上に、一気に日本人が押し寄せたため、供給不足の状況。日本語学校に自社の社員を研修に通わせたりしながら、企業側も何とかレベルアップを図っている様子。

日本食レストラン

なんちゃっても含めて4〜50軒程度。うち日本人が行ってもそこそこ満足できるレベルは10軒にも満たない模様。また、ベトナム人客をしっかり取り込んで繁盛している店というのはまだまだ少ないとのこと。

韓国人はかなりダナンにも来ているため、韓国レストランの方が圧倒的に多いようです。

日系企業

商工会登録ベースで100社程度なので、多く見積もっても200社程度。製造業が4割くらいで残りがサービス業とのこと。在住日本人は数百名程度とのこと。


ダナン市は現在人口で105万人程度で、ホーチミン市やハノイ市の2割にも満たないレベルなので、急速に発達していくには人口増が欠かせない中、ダナン市自体は400万人計画をあげているそうですが、逆に4倍の人口になったら街がパンクしちゃうだろうなという懸念もあります。

街の発展やインフラの整備度合い、日系企業ビジネスの状況などを見ているとホーチミンの10年前の状況に似ているなぁと感じました。

来年はAPECもあるようですし、ベトナム第3の都市として、どんな発展をしていくのか、また機会あれば伺ってみようと思います。





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Posted by いのっち at 11:41│Comments(0)
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