ベトナムでビジネスを

今回の帰国のタイミングで長らく使ってきたIphone4からIphone5Sに乗り換えました。後輩に中古機種を買いに行っておいてもらい、それを受取って、持込みでの機種交換という形を取ったのですが、ちょっとびっくりな出来事が。

Iphone4と5でSIMのサイズが違うので、IphoneショップでSIMの交換をしてもらわないといけないのですが、ソフトバンクの場合は直営店で無いとSIMが無いということで、グランフロントにある直営店に行って交換をしてもらいました。

その際に、関西では直営店はどれだけあるのですか？と聞くと、なんとこのグランフロント店のみとのこと。

直営店を見つけるのに一苦労したという話をしたら、店員さんが

「関西のお客様は、同じような作業をする場合、全部うちまで来てもらわないといけないんですよね。関東なら直営店はあちこちにあるのですが。」

と申し訳なさそうに教えてくれました。いくら、ソフトバンクの本社が東京にあるからと言って、直営店の数を関東多めにという話ではないはずで、単純に売り上げが低いから直営店の数も少ないのかなと思われます。

関西の地位はどんどん低下しているという話は僕が社会人になってからもずっと言われていたことですし、大手銀行の中でも合併などを通じて東京本社に切り替わったところはたくさんあります。実際、域内総GDPにおける関西（統計上は近畿）の割合ってどんなもんなのだろうと調べてみたところ1970年が約20％に対し現在約16％とジリ貧状態であるようです。
（もっと下がっているのかと思いましたが）

ただ、関西中心の企業がまだまだ残っているからこのGDP割合で保てているのであって、東京本社の企業において関東と関西で売上比較したデータとか見るともっと割合低いのでしょうね。

インバウンドなどで少しは盛り返しているようですが、これからは国家間競争よりも都市間競争の方が大事だと言われる中で、関西が是非何とか持ち直して欲しいなぁと思います。