2015/09/13
ベトナム 戦争と平和
ベトナム戦争やベトナムの歴史に関する本は割と多く読んできた方だと思うのです
が、そんな中でもこの「ベトナム 戦争と平和 著石川文洋氏」が一番戦場の悲惨な
写真をたくさん載せている気がします。
特に戦闘に巻き込まれて亡くなった一般の方々の姿の写真などを見ると、僕自身、ベ
トナム戦争の本当に表面的なことしか理解してなかったなと改めて実感させられまし
た。
戦争が起こり、ある日、平和に暮らしていた自分の家族が戦闘に巻き込まれ、殺される。今の日本では全く想像のつかない話ですが、ベトナム戦争時代にはそれが当たり前のことであったということを写真を通じてそのリアリティを理解させてくれる本でした。
石川さんは戦場カメラマンとして、ベトナム戦争時代には日本でも有名だった方のようです。僕も過去にホーチミンの戦争証跡博物館で写真の下に石川さんのお名前があり、名前を憶えていたので、日本で偶然見かけたこの本を読んでみたのですが、
戦場カメラマンとして、撮影された写真の一部をこの回顧録の本の中でも掲載しておられるようです。ベトナム戦争時代の写真もさることながら、戦後、その体験者の方々にインタビューを行った内容、ベトナム戦争後のカンボジアとの紛争、中国との紛争についても現地に赴いて写真とともにその様子を紹介されているので、かなり読み応えのある1冊でした。
日本の平和のありがたさとその平和を守るには何をすべきなのか、逆説的ですが、最悪の結果の本当の辛さを理解することで、もう一度平和について考えるということを今の日本人はすべきなのかもしれないなとこの本を通じて思いました。
が、そんな中でもこの「ベトナム 戦争と平和 著石川文洋氏」が一番戦場の悲惨な
写真をたくさん載せている気がします。
特に戦闘に巻き込まれて亡くなった一般の方々の姿の写真などを見ると、僕自身、ベ
トナム戦争の本当に表面的なことしか理解してなかったなと改めて実感させられまし
た。
戦争が起こり、ある日、平和に暮らしていた自分の家族が戦闘に巻き込まれ、殺される。今の日本では全く想像のつかない話ですが、ベトナム戦争時代にはそれが当たり前のことであったということを写真を通じてそのリアリティを理解させてくれる本でした。
石川さんは戦場カメラマンとして、ベトナム戦争時代には日本でも有名だった方のようです。僕も過去にホーチミンの戦争証跡博物館で写真の下に石川さんのお名前があり、名前を憶えていたので、日本で偶然見かけたこの本を読んでみたのですが、
戦場カメラマンとして、撮影された写真の一部をこの回顧録の本の中でも掲載しておられるようです。ベトナム戦争時代の写真もさることながら、戦後、その体験者の方々にインタビューを行った内容、ベトナム戦争後のカンボジアとの紛争、中国との紛争についても現地に赴いて写真とともにその様子を紹介されているので、かなり読み応えのある1冊でした。
日本の平和のありがたさとその平和を守るには何をすべきなのか、逆説的ですが、最悪の結果の本当の辛さを理解することで、もう一度平和について考えるということを今の日本人はすべきなのかもしれないなとこの本を通じて思いました。
Posted by いのっち at 17:30│Comments(0)