2019/08/31

今度はいつまで持つのやら

先日、2ヶ月持たず潰れてしまったお隣のカフェ。



一応事業譲渡みたいな形になったようなので、

大家さんに聞くと、韓国人経営者が譲り受けたとのこと。

次はバーになるらしいよ、と大家さんから聞いてたので、どんな店が出来るか楽しみにしておりました。

1週間ほど前から工事が始まったので、いよいよ準備が始まるのだなと楽しみにしてたのですが、昨日のお昼間に何やら立て看板が。

あれ?

と思ってうちのスタッフに聞いてみるとどうやらオープンみたいです。




それにしても早いなぁと思いながらチラッと中を覗いてみたのですが、内装はほぼ変わらず。入り口のところにある立て看板は以前とは違いますがメニューを見るとフルーツジュースとコーヒーが書かれていてほぼ前回と変更なし。どうやらバーではなくカフェみたいです。

しかも、開店日にはどんな店でも2,3は届く花も一切無し。

そのため、隣のレストランに食べにきていた人も誰も気づかなかったみたいで、結局1人もお客様がいなかったみたいです。連休前の夜なんて日本とは違いわざわざ告知もしてないカフェにお客様が来ることもないでしょうから夜もほぼ来店無しだったのでしょうね。

ソフトオープンということで宣伝もせずやってるのかなぁとは思うのですが、これでダラダラッと始めるようだと前回同様に全然認知度が上がらずやばい気が。

週明けにどんな動きがあるかちょっと注目です。  


Posted by いのっち at 22:43Comments(0)

2019/08/31

話を遮ってしまう人

先日20名くらいの経営者団体が来ていたときの話。

ベトナム在住者として食事会で色々とベトナム事情を話してくれと言われたので

食事会の中で自分の周辺の人たち中心に質問に答えたり、


話している人の分野のベトナムの現状などについて話しておりました。するとそんな中で、あることに気づきます。

例えばベトナムにおけるゴミ処理の話で盛り上がっている最中に、

「ところで、ベトナムにおける英語教育事情ってどんな感じですか?」

みたいな感じで、ことごとく話題を変えてくる人が1名。

最初1,2回は、周りの人もそれに合わせて話題を変えるのに付き合ってたのですが、そのうち、彼が話題を遮ろうとしても、

「いや、ゴミ問題やばいですよね。」

と言ってテーマを継続。そのうち、彼は僕のテーブルの話題には入りにくくなり、別の席に移動していってしまいました。

こんな感じで話題を遮ってしまう人、たまに見かけます。特に年配者に多い印象です。その方の話題が興味深い話題だったりすると違うのでしょうが、たいていの場合「うーん、微妙」と思う話題ばかり。

話を遮る前に、ちょっと一呼吸置いて、「ほんとにこの話題、みんなが求めてるかな?今の話題を遮ってまですべきかな?」と自己反芻すればだいぶ違う気もするのですが、それはできないのでしょうね。

きっと話題の中心になりたくて仕方のないタイプなのに、何故か周りは自分の話題に興味を持ってくれないってことをずーっと繰り返しておられるのかなぁと。

話題を盛り上げるような役割の方がよっぽど好印象なんですが、なかなかそういう対応は苦手なんでしょうね。
  


Posted by いのっち at 15:41Comments(0)

2019/08/30

めっちゃ体臭の臭いおっさん

香港からの帰りの飛行機の話。

窓側の席だったので早めに機内に入って

ごそごそと準備していたら、おっさん登場。

その瞬間から微妙な臭いが。




上の荷物棚に荷物を置いておっさんが座った瞬間に、この臭いは一気にきついものに。汗なのか何なのかは分かりませんが、独特のすっぱいにおいと酒の臭いが入り混じったこちらが吐き気を催すくらいに臭い体臭でした。

うわぁ、飛行機が離陸したら速攻で席変わらないとこんな臭い付き合ってられないわと思っていたら、おっさんは自分自身を察しているのか、CAさんに毛布を頼み、その毛布を頭から被ってくれて、そのままフライト中ずっと毛布を被ってくれていたので、かなり臭いもましになり、何とか隣の席でも過ごすことが出来ました。

しかし、おっさんになったら加齢臭が出てくるとは言いますが、今回のは今までに無い強烈な臭いだったなと。飛行機でこんな臭いを撒き散らかして、周りの人たちから迷惑がられるのは避けないとです。

しかし、おっさんになればなるほど清潔にしないといけないのだなと改めて実感する出来事でした。
  


Posted by いのっち at 11:00Comments(0)

2019/08/29

残業してくれる社員は離職率が低いのか?

先日お越しの経営者と出た話題が面白かったのでちょっとご紹介。

それは残業してくれる社員は離職率は低いのか?

という話題。





最近は日本は働き方改革で残業禁止みたいな企業も出てきてますが、10年前なんてどこの会社も残業当たり前。むしろ遅くまで働くことが美徳になっている会社もあった時代。

経営者視点で言うと、遅くまで頑張ってくれて熱心な会社のために頑張ってくれている社員となるのですが、実際どうなのか?ということで、

具体的に数値を取ったわけではないものの、その経営者が遅くまで頑張ってくれてるよなと思ってた社員と、比較的早い時間で帰るよなと思ってた社員、どっちが離職率高いかというと、ほぼ同じかやや遅くまで残業してた組の方が高いくらいだそうです。

つまり、一生懸命仕事してくれてたのは愛社精神とはあまり関係なく、ただ単に仕事熱心なのか、仕事が遅いのか、残業代がたくさん欲しかっただけみたいな状態なのだそうです。

それなら、全員に残業させずに残業しないといけない業務があるならそれを減らすために業務フローを変えたり外注したらいいじゃんということになり、色々と試行錯誤され、今は残業がほとんど無い状態だとか。

働き方改革で、むしろ今後は残業してる社員ほど離職率が高くなる傾向高くなっていくのかもしれないですね。  


Posted by いのっち at 19:42Comments(0)

2019/08/28

お誕生日祝い

うちのオフィスの前にあるベトナム料理屋さん。

先日もブログで紹介しましたが美味しいのでちょくちょく通ってます。

先日、夕方にお店の前を通ったら何か飾り付けをしてるので、





「今日はお客様のパーティ?」

と聞いてみたら、

「うちの子の1歳のお祝いなんだ」

とのこと。

ベトナムでは1歳のお祝いはかなり盛大に行う中、自分の店を自ら貸しきって行うみたいです(思いっきり売り上げ減ですが、あんまり気にしていない様子です)。

夕方遅い時間になると友人や親戚と思われるような人たちが続々と集まってきて一緒にお祝いしてました。

僕もお祝いに子ども向けのお菓子ということで日本のビスコをプレゼント。

親の子を想う気持ちはどこの国でも人種でも同じだなぁと改めて想う出来事でした。

  


Posted by いのっち at 12:47Comments(0)

2019/08/27

日本企業は補助金もらえる展示会には積極的なのにねぇ

先週7区の展示会場で行われたベトビューティにお客様が出展されたので見学に行ってきました。

どちらかと言えばBtoB向けのイベントだったのですが、

何故か展示されてるサンプルを買いたいという相談が続々と。

イベント会場も結構にぎわっていて来場者も多く、ベトナムのこのてのイベントはほんと展示会ではなく、商品の即売会みたいな要素もあるよなぁといつも思います。

会場内はいつもどおり、韓国企業と台湾企業だらけでした。おそらく2国で100社以上来てたようです。日本企業は全部で10社くらい。

展示会からビジネスがつながるわけではないので一概には言えないですが、それにしても寂しい企業数だよなぁと。

先日、香港でFood Expoが行われていたのでちょっと見学に行ってたのですが、デモで大騒ぎになっているにもかかわらず100社以上が参加。

でも、肝心のお客様は全然おらずガラガラ。日本企業だけ大量に集められたエリアがあり、BtoB向けプロバイヤー向けエリアってことになっているのですが、ここまでガラガラの展示会も珍しいよなぁと。



その後、下の階に降りたら大盛況。



何でこんなに差があるのと思い、いろいろと聞いてみると、実は香港のFood Expoというと、香港でも1,2を争う規模のイベントだそうで、一般客も毎年数十万人訪れるイベントなのだそうですが、何故か日本企業だけはBtoB向けプロバイヤー向けエリアと銘打たれたエリアでしんみり商談会。


何故、下の階の大盛況のイベントの方に出展しないのだろう?と何だか不思議な光景だったのですが、たまたまある地域の方に教えてもらったのですが、ほとんどの出展企業が地域などの補助金とかで出展していて、その補助金だと出展できるのがBtoB向けの会場だけになっているのだそうです。

そのため、疑問に思った参加者の一部は1度出してもそれっきりというところも少なくないそうですし、今回なんかもあまり成果が出ないと分かっているところはデモを理由に参加取りやめもあったとか。

その方が、

「ほんと、日本企業って補助金もらえる展示会だけ参加する企業多いですよ。うちの地域なんて今年からFood Expoへの補助無くなったら、1社も参加しなくなりました。」

とのこと。海外進出の良いきっかけになると思うので補助金もらうのは悪いとは言いませんが、もっと使い道も含めて考えて、懸命に滞在期間を過ごさないと費用の割に成果の少ない視察旅行みたいなもんだよなと。弊社が視察お手伝いする場合には費用以上の成果を持ち帰ってもらうというのがモットーですし、補助金だからと手を抜くなんてことはありませんが、補助金だからとやっつけ仕事みたいな手を抜いて請けてる企業も他の国にはあるのかもしれないですね。

それを踏まえるとうちのお客様含め自力でも出展してと考える企業の方が貪欲だし得るものも多い展示会になるのでしょうね。
  


Posted by いのっち at 12:31Comments(0)

2019/08/26

香港の若者のコミュニケーション方法

SNSでのコミュニケーションがどこの国の若者の間でも当たり前になりつつある時代ですが、

香港はどのSNSが主流なんだろうか?

と思い、ネット上で調べてみました。




すると、FBが非常に高いようですが、 Whats Upがそれ以上の人気の様子。

Lineは台湾やタイ、インドネシアなどと比べるとかなり低いみたいですが、そこそこ善戦している様子。

デモを行う若者の間ではTelegramがセキュリティも高く人気のようです。

インバウンド向けのマーケティングするのであれば、FB、Whats Upあたりを押さえておけってところなんでしょうね。中国とかかわりのある人であればWe Chatあたりも使用頻度高そうです。
  


Posted by いのっち at 15:54Comments(0)香港・深圳

2019/08/25

分断の先にあるもの

10年ぶりの香港訪問はデモの時期に重なった関係もあり、

香港人の深層にも触れることが出来て非常に収穫の多い滞在でした。

気のせいなのかもしれないですが、



10年ぶりの香港は昔の香港と比べて生活のしにくい街になっている気がしました。きれいな街になった反面、あらゆる物価が高く、人々のギラギラ感覚が少なくなって経済のダイナミックさが感じにくい街になってきてるよなぁと。

特に深圳と比較して感じることは日本などと比べると遥かに良いとは言え、明らかに香港自体が停滞しつつある気がしました。富の集中が日本と同じく年配者に偏っているようですし。平均年齢も2015年で43.2歳とのことなので、日本ほどではないとはいえ、社会全体が高齢化しているのでしょうね。

香港人の友人のデモに対する意見を書きましたが、



香港人の間での分断がどんどん進んでいる気がしました。昔の香港は努力すれば報われるみたいなイメージでしたが、努力しても報われない層と、努力しなくても豊かな層との分断みたいな。ある意味、今は中国(深圳)の方が努力すれば報われるのかもしれないです。

豊かになった中国人たちが大挙してやってきて香港で大量に買い物している姿を日常的に見てると、自由主義の香港にいる方が豊かじゃないみたいな矛盾を実感するのかもしれないです。

ただ、中国人が豊かになることを通じて、豊かになった年配者の香港人も多数いるのも事実。若者と年配者の埋められないギャップです。

分断の先に何があるのか、さすがに僕程度の香港知識では正確な予想はできませんが、分断すればするほど中国に対抗する力も弱くなる中で、中国が提唱している深圳や広州と香港を一つのエリアにという構想もどういう形かは別にして確実に進んでいく話だよなぁと思います。

ただ、若い香港人の人たちの行動力はすごいなぁと。今、日本の10代、20代が数十万人単位でデモをするとすれば何の時だろう?と。日本が急に徴兵制になったとしても徴兵される10代、20代が徴兵制反対ってここまで本気でデモしないんじゃないかなと。

このデモの様子を見て、まだ、今の香港の若い人たちにはもう一度香港を活性化させるエネルギーは十分持ってるんじゃないかと思いました。

今後香港という街がどう変貌を遂げていくのか対中国という部分も含めて当分目が離せないですね。  


Posted by いのっち at 17:10Comments(0)香港・深圳

2019/08/25

謎の日本土産ショップ

無事、香港空港に辿りつき、チェックインしてイミグレーション通過後、搭乗まで何して過ごそうかなとブラブラしてたら、なんだか日本語の書かれた菓子が大量に陳列されているお店を発見。















この陳列されている商品、ほぼ日本のお土産(菓子類)のようです。

ただ、このお店に陳列されているお菓子類、全然日本の観光地では見かけないものばかり。この商品なんかも

「白い恋人」

のコピー商品?と思わず疑ってしまいそうになる商品。

しかも香港限定の日本土産っていったい?
















さらにこの

「満月の囍び」なんて日本語読みすると「まんげつのきび」















なんとなく伝えたいことは分かりますが、もはや、日本語では無いですよね。いったいどんな人がこの店運営してるんだろう?とかどういうルートで仕入れてるんだろう?とか、仕入れ担当者の選定基準が知りたいところですが、ともかく笑いのネタと時間つぶしにはもってこいのお店でした。
  


Posted by いのっち at 12:26Comments(0)香港・深圳

2019/08/24

ベトナムも富裕層は香港で買い物

香港に向かう機中の隣の席はベトナム人でした。

朝早めの便だったのでフライト途中までウトウトしてたのですが、

食事の時間になって食後の飲み物を飲んでる最中に




「あなたは日本人ですか?」

と英語で聞いてこられました。

そうですよって答えたら、スマホを取り出し、なにやら色々と写真を見せられたのですが、どうやら日本から中古機械などを輸入しているようです。日本にはちょくちょく行くのですか?と聞くと、友人が日本側で手配してくれているみたいで今までに1回しか日本には行ったことは無いとのこと。

今回の香港の目的は?と聞くと

「家族で買い物のために行くんだ」

とのこと。これまでに既に3回香港には行ったことがあるそうで、ショッピングしたり美味しい料理を食べて楽しんでいるのだそうです。自分だけではなく自分の友人でもちょくちょく香港に行ってる人はいるよとのことでした。

ネットで調べる限りベトナム人が香港に行くにはビザが必要なようですが、人にもよるとは思いますが、ベトナム人富裕層にとってはすでに香港はビザの要らない東南アジア同様身近な存在になりつつあるのかもしれないですね。

  


Posted by いのっち at 17:46Comments(0)香港・深圳

2019/08/24

ここは中国じゃないから

今回、香港と深圳を訪問した関係で、お財布の中が香港と中国のお金が混じる状態に。

上手く分けるようにしてたものの一部の硬貨が混じる状態に。

そんな中、うっかり香港のスーパーで支払いの際に中国の硬貨を渡してしまいました。

すると、店員さんが

「Here is not China」

と一言。

確かにその通りだったのですが、なんだか、店員さんの言葉に怒りがこもっている様子。中国人の人が香港に来て買い物した際などに同じようなことして、「また、間違えたやつがいるよ」みたいな感じだったのですかね。

それとも今の情勢下で中国の硬貨出してきやがってと思われたのか。

何にしてもなんだかちょっと間違えたレベルじゃないことをしてしまった雰囲気を感じました。


  


Posted by いのっち at 00:29Comments(0)香港・深圳

2019/08/23

香港人の怒り

日本でも報道されてますが、香港人の人たちは今回のデモ活動以外にも街中に自分たちの想いを込めた紙を貼り付けているのでその一部をちょっとご紹介。

今回のデモは一部暴徒化したりしてますが、本当に平和なデモが繰り返されている中で、この張り紙も静かな抵抗の一つです。

香港人の皆さんの想いが通じて、良い方向に進んで欲しいなぁと切に願います。



  


Posted by いのっち at 10:51Comments(0)香港・深圳

2019/08/22

ドローンを買いました

深圳といえば中国の中でもIT分野で最先端地域、AIやらドローンビジネスなど様々な分野で最先端のようで有名企業も多数存在しているようです。

そんな会社と僕とは縁がないですが、せっかく深圳来たのでドローンのおもちゃを買って帰ろうということで、
羅湖商業城という深圳駅前にある電脳街&偽ブランド街でドローンを買いました。

そんなに性能などについて詳しいわけではないので羅湖商業城に行って、店に並んでいるものでデザインなどが悪くなく安めのものってことでこれを購入。

















高いのか安いのかさっぱり分かりませんが500元と当初言われたものの、交渉の結果200元でした。

家に帰って早速組み立ててみたものの、組み立てるというほどの作業ではないくらいに簡単に仕上がり、コントローラーを使ったらすぐに飛行開始できました。















飛行ビデオを撮ったり色々とできるようなのですが、そこは使いながら覚えている最中です。
  


Posted by いのっち at 11:02Comments(0)

2019/08/21

次の中国発ブランドNEMO

深セン市内のショッピングモールをウロウロしてたら、

やたら若い人たちが吸い込まれるように入っていくお店が。

NEMO

と書かれています。



店内に入ってみると、雑貨類、加工食品、アパレル用品あたりが主力のラインナップのようですが、一つ一つが非常にデザイン力も高く、お値段も日本で言うと無印良品やコムサあたりと変わらないイメージ。

 


























中国発ブランドで言うと「MINISO」、「Mini Good」「MUMUSO」あたりよりはるかに高デザイン、高イメージで、値段もそれらと比べやや高め。だいたい10元~200元(150円~3,000円)くらいの価格帯のものを中心に扱っているようです。

「MINISO」、「Mini Good」「MUMUSO}が非常にもっさりとしたイメージに感じられるくらいに一つ一つの商品が良いもの選ばれてます。

ネットで調べると既に中国国内でも40店舗以上展開されているようですし、香港市内でも見かけました。

「MINISO」、「Mini Good」「MUMUSO」などの中国ブランドはこの数年、東南アジア市場を席巻しましたが、次はこの「NEMO」なのかなぁと。

上記の通り、NEMOは非常にハイセンスなので消費者目線でも楽しみですし、中国でもこういうハイセンスなブランドが出てきたのだなぁと

デザインなどで中国=日本から少し遅れてるというイメージはもはや完全に捨て去るべき時期が来ている気がします。

  


Posted by いのっち at 16:41Comments(0)香港・深圳

2019/08/21

伸びてる深圳でもダメなビジネスはダメ

中心部はとてつもない勢いで発展して行っている深圳市内。

商業施設に入ったら人が溢れ返っているし、

最初はただただ感心してたのですが、

ホテルの近くの小さめのショッピングセンターに入ってびっくり。

地下1階、地上4階までがショッピングエリアになっている建物だったのですが、生き残っているテナントは1軒のみ。

見事なまでの全滅っぷりでした。お隣のビルのショッピングセンターは人が溢れているくらいの状態だったのですが。深圳は伸びてるからどんなビジネスを行っても上手く行くってことは全くの幻想だと理解させてくれる場所でした。

  


Posted by いのっち at 13:13Comments(0)香港・深圳

2019/08/21

今、香港のデモを応援しないということは数百万人の親日家を失うということ

香港滞在中、飲み物を買うためにふらっと入ったコンビニで、雑誌コーナーを見かけました。

どんな本が並んでいるのだろうと近寄ってみると、日本の地名が。

何と、日本旅行のガイドブックが全体の2割くらい占めています。

香港人は年間200万人くらい日本を訪れています。また、先日のブログにも書きましたが、スーパーに並んでいる商品は多いスーパーだと3割くらい日本からの輸入品です。

親日家の家庭なら、毎日日本からの輸入品を食べて、年に数回は日本に旅行して、子ども達は日本のアニメを見て育つということも稀な話ではない気がします。

親日家ならぬ心日家みたいな人達も多数いるのでは無いでしょうか。

そんな中で気になるのが、今回のデモに対する日本の関心度の低さ。

日本のメディアは明らかに情報収集不足なため、おそらく日本人は正確な情報も掴めて無いでしょうし、日本政府も韓国との対応に夢中。

中国嫌いな日本人が助太刀するためデモに参加したみたいな話も聞かないです。香港人にとっては自分自身のためにとはいえ、トランプさんの方がよっぽど援護射撃してくれてます。

そんな日本人の姿を知って香港人はこれからも日本のことを好きでいてくれるのかちょっと心配です。

僕らがあんなに困ってた時に、日本政府や日本人は応援どころか関心すら持ってくれなかったということで香港人を失望させてしまうんじゃ無いかなぁとちょっと気になりました。

また、こんなタイミングだからこそ日本人は敢えて香港に行って、日本のメディアからでは分からない香港を理解した方がよい気がしますね。


  


Posted by いのっち at 09:29Comments(0)香港・深圳

2019/08/20

この喰らいついてくる営業はすごい

深圳で今回ドローンを買いました。

羅湖商業城という深圳駅前にある電脳街&偽ブランド街で有名な場所で購入しました。

朝早めに到着したので店もまだ大半が閉まっていたので、



レストランか何かでコーヒーでも飲んでとウロウロしていると、

「コピーブランド、コピーブランド」

と言いながらよって来る人たちに出くわします。

今回の目的は偽ブランドではないので、断って立ち去ろうとするとひたすら後を追ってきます。

そして、ずーっと

「コピーブランド、コピーブランド」

と言いながら、まとわりつかれ閉口するレベル。階を2つくらい上がっても付いてこられ50mくらいはついてこられた気がします。日本で繁華街などでキャッチセールスにご注意くださいとありますが、ここまでのはさすがにいないはず。

この人は何故ゆえにここまで付きまとうのだろう?と思わずカメラを向けた瞬間、彼女は一気に立ち去っていきました。

どうやら

写真を撮られる=晒される

という意識があるみたいで、その素早さや驚くべきものがありました。

その後も何名もの

「コピーブランド、コピーブランド」

と言いながら寄ってくる人たちがいましたが、カメラを向けた瞬間、みんな立ち去ってくれたのである意味ドラキュラに対する十字架みたいな存在に携帯カメラがなってくれました。

ただ、この喰らいついてくる営業力はすごいよなぁとちょっと感心するレベルではありました。彼女の中ではこんな時間にわざわざやってくる外国人はコピーブランドを買いたいと思っているに違いないから、最初は警戒して断るけど、押しの一手でアピールしてたらそのうち店に案内してくれって話になると思っているのでしょうか。ただ、彼女の中では押しの一手で攻めれば落とせると確信してた感がありました。

なんにしてもこの喰らいついてくる営業力はほんと迫力ありました。



  


Posted by いのっち at 13:32Comments(2)香港・深圳

2019/08/20

人間UFOキャッチャー

深圳市内のショッピングセンターをウロウロしていると土曜の夜だけあって、すごい賑わいです。

しかも消費力もすごいです。ホーチミン市内中心部のショッピングセンターに休日夜に行っても本当にたくさん買い物している人はごく一部で、後はせいぜい1,2品小さなものを買って帰るレベルですが、ここではホーチミン市内よりはるかに消費力があるなぁというのがみてるだけで分かります。
(それはまた別で紹介します)

そんな中で、ショッピングセンター内をウロウロしてたら、巨大UFOキャッチャーを発見。人間が吊られて行うタイプのものです。















いくらくらいなんだろうと値段を見たら100元(約1,500円)くらいだったので、そこそこするなぁと思ってたのですが、ひっきりなしに誰かがチャレンジしてました。















中国の都市部はモノ消費だけでなく、コト消費にも着実に移行して行ってるんだなぁと実感する出来事でした。  


Posted by いのっち at 10:32Comments(0)香港・深圳

2019/08/19

そりゃこの状況見たら文句の一つも言いたくなるよな

今回の深セン入りは20年前と同じルートを通りたかったので地下鉄で。

中心部から地下鉄に乗ったころは地元香港人が大半でしたが、途中の駅で香港人の大半は降りてしまい、代わりに明らかに中国人と分かる人がぞろぞろと。

最終駅近くになると、大半が中国人という状況でした。どうやって中国人と見分けるかと言うと持ち物。

薬等々明らかにお土産と分かるものを持っていたり、スーツケースが大きめな人がほとんど。



























それぞれの中国人にとってはうれしい香港旅行で思いっきり買い物して帰ろうってことでやってくるのでしょうが、地元の人からすれば毎日こんな大群が押し寄せ、買い漁られたらたまったもんじゃないでしょうね。市内中心部でも夜になるとドラッグストアには中国人観光客と思われる人だらけでした。

数年前に転売業者が1日に何回も香港~深センを往復して子供用のミルクを買い占めて大問題になって、それ以降1日に何度も往復は出来ないようですが、それでもこれだけの人数が気軽にやってこられたら場所によってはトラブル続出でしょうね。

そりゃこの状況見たら文句の一つも言いたくなるよなぁと実感しました。  


Posted by いのっち at 18:47Comments(0)香港・深圳

2019/08/19

深センの思い出と発展を見て思うこと

今回の深センは実に20年ぶりの訪問でした。

20年前の学生時代に僕は卒業旅行で香港に10日近く滞在したのですが、

過去にも香港は何度か訪問してたので、滞在後半には見に行く場所が無くなって来た中で、


持ってたガイドブックに深センが今どんどん発展している街と紹介されてたので、せっかくなら行ってみようと日帰り深セン旅行をしました。

当時は中国に入るには前日にビザ用の写真を入手し、朝早くから地下鉄に乗って国境の駅まで。そして、ビザ入手して、ボーダーを越えて、中国国内へ。国境の建物を出て、深セン駅前に到着して愕然。

深センは人が溢れる、駅のみ立派な街でした。ガイドブックには都会でかなり魅力的な場所と書かれていたのですが。

まず最初に駅前をブラブラしたのですが、見事に何も無し。信号すらまばらで、かなり広い道路すら信号のみ無い横断歩道を渡る状態。

今後非常に発展していく場所だと言われても全く何も無いじゃんと、バスで1時間くらいかけて民俗博物館みたいな場所に行って、それが終わると素朴な雰囲気の家族がやってる店で筆談しながら烏龍茶を買い、早々に再びボーダーを越えて、夕方には香港市内中心部に戻ってきてました。

僕にはそんなど田舎の深センしかイメージが無かったのですが、今回訪問してほんと驚愕レベルの発展を目の当たりにして、日本にはこの20年でこの半分どころか1割発展した場所があるかどうかだよなぁと。

同時に自分自身もこの発展レベルには全くついていけてないなぁと。ちなみに2018年の深セン市の一人当たりGDPは199,500元。1ドル=7元で割ったとしても28500USD。日本の2017年が38,428SDなので、日本の70%程度。日本はほぼ横ばいでなのに対し、深セン市は毎年6%成長としても5年以内には抜かれる状況ですね。しかも人口は約1300万人と東京都(約923万人)をはるかに超える人数。東京圏となると3,000万人を超えると言われているのでさすがに及ばないですが、関西圏約1,800万人と比べたらそれほど大きな差ではないですよね。

数年前に上海訪問した時も似たような感覚を覚えたのですが、ほんと自分自身もっと頑張らないとと往復ビンタでも喰らった気分です。

深センと言えば最新IT産業の集積地と言われてますが、それを見なくても、ここで2、3日過ごせば日本がいかに世界の最先端から遅れてるか、また停滞してるかを実感できる気がします。







電車にたとえるなら、日本が停車中に香港は急行で移動し、深センは新幹線で移動したような差がある気がします。  


Posted by いのっち at 14:08Comments(0)香港・深圳