2019/03/20
台湾の飲食店で働くベトナム人たち
台北滞在中に沖縄、中国、日本在住の方々と食事をさせて頂きました。
各地様々な事情をお聞きでき非常に有意義な食事会だったのですが、
その内容もさることながら、お店の中で興味深い出来事があったので
ちょっとご紹介。
そのお店は地元の人気店ですごく混みあっているものの、店員さんはテキパキしていて素晴らしい限りだったのですが、何人かの店員さんが料理を持って来てくれたりする中で、中国語の分かる方が、
「この子の中国語、台湾人のものではない、顔つきからしてベトナム人かも」
とおっしゃるので、ベトナム語で声をかけてみたところ本当にベトナム人でした。
台湾在住者の方曰く、この数年ベトナム人が飲食店で働くことがすごく増えてるそうです。
そんな中で、ベトナム語で少し彼女に質問してみました。
彼女はCan Tho市出身の24歳で台北にやってきて1年半だそうです。
どんなビザなのかは不明ですが、このお店に正社員として働いているそうです。
このお店には彼女ともう1名ベトナム人が働いていていて日々接客を行っているそうです。
勤務時間とか詳細は分かりませんでしたが、1か月の給与は3万2千元(約12万円)と地元台湾人で飲食店で働く人たちと変わらない給与水準で働いているようです。
日本と比べるとまだまだ物価の安い台湾なので、12万円くらいもらえてたら、そこそこ貯金もできそうですし、台湾とベトナムなら飛行機も3時間なので、日本以上に働くハードルも低そうです。
改正入管法で飲食業にも外国人労働者が認められますが、介護、飲食業に関しては台湾と人材獲得競争になりそうだなと実感しました。
各地様々な事情をお聞きでき非常に有意義な食事会だったのですが、
その内容もさることながら、お店の中で興味深い出来事があったので
ちょっとご紹介。
そのお店は地元の人気店ですごく混みあっているものの、店員さんはテキパキしていて素晴らしい限りだったのですが、何人かの店員さんが料理を持って来てくれたりする中で、中国語の分かる方が、
「この子の中国語、台湾人のものではない、顔つきからしてベトナム人かも」
とおっしゃるので、ベトナム語で声をかけてみたところ本当にベトナム人でした。
台湾在住者の方曰く、この数年ベトナム人が飲食店で働くことがすごく増えてるそうです。
そんな中で、ベトナム語で少し彼女に質問してみました。
彼女はCan Tho市出身の24歳で台北にやってきて1年半だそうです。
どんなビザなのかは不明ですが、このお店に正社員として働いているそうです。
このお店には彼女ともう1名ベトナム人が働いていていて日々接客を行っているそうです。
勤務時間とか詳細は分かりませんでしたが、1か月の給与は3万2千元(約12万円)と地元台湾人で飲食店で働く人たちと変わらない給与水準で働いているようです。
日本と比べるとまだまだ物価の安い台湾なので、12万円くらいもらえてたら、そこそこ貯金もできそうですし、台湾とベトナムなら飛行機も3時間なので、日本以上に働くハードルも低そうです。
改正入管法で飲食業にも外国人労働者が認められますが、介護、飲食業に関しては台湾と人材獲得競争になりそうだなと実感しました。
2019/03/20
台湾のUBER EATSや配車アプリ
台北市内中心部をウロウロしてるとUBER EATSと書かれたシールをあちこちで見かけます。
公共交通機関が発達している台湾ではタクシーに乗らなくても
中心街なら大抵の場所に旅行者でも移動可能なので、全く利用しなかったのですが、
UBER、GRAB、TAXI GOというのが主な配車アプリとして動いているようなのですが、
ベトナムやマレーシア、シンガポールなどと比べると広告などもあまりなく、シェアライド自体が日本同様あまり普及していない雰囲気でした。UBERの乗車サービスは地元のタクシー組合などの反対運動で一時期運営をストップしてたりしてたようなので、普及活動に苦戦してるのでしょうか。
そんな中、UBER EATSはどうなんだろう?と思っていたのですが、滞在中シールが貼られている店に2軒入ったのですが、食事中1回もデリバリースタッフが取りに来たことは無しでした。
ベトナムとかだと食事時はひっきりなしにデリバリースタッフが来るので、UBER EATSも台湾ではまだそれほど普及してるわけではなさそうです。
公共交通機関が発達している台湾ではタクシーに乗らなくても
中心街なら大抵の場所に旅行者でも移動可能なので、全く利用しなかったのですが、
UBER、GRAB、TAXI GOというのが主な配車アプリとして動いているようなのですが、
ベトナムやマレーシア、シンガポールなどと比べると広告などもあまりなく、シェアライド自体が日本同様あまり普及していない雰囲気でした。UBERの乗車サービスは地元のタクシー組合などの反対運動で一時期運営をストップしてたりしてたようなので、普及活動に苦戦してるのでしょうか。
そんな中、UBER EATSはどうなんだろう?と思っていたのですが、滞在中シールが貼られている店に2軒入ったのですが、食事中1回もデリバリースタッフが取りに来たことは無しでした。
ベトナムとかだと食事時はひっきりなしにデリバリースタッフが来るので、UBER EATSも台湾ではまだそれほど普及してるわけではなさそうです。
Tag:UBER EATS 台湾
2019/03/19
タピオカミルクティー激安戦争
日本やベトナムでも人気のタピオカミルクティー。
台湾が発祥の地のようなので、せっかく台湾来たので飲んで帰ろうと繁華街にあるお店へ。
行列ができてる店があったので、
きっとここは人気店に違いないと思い列に並んだのですが、
ふと看板を持ってるおじさんの看板を見たら、35台湾元(約120円)と書かれてます。
ベトナムでもこんなに安い店無いよなぁと思っていたら、すぐ近くのお店も40台湾元という看板を掲げていて、何だかホーチミンのNguyen Hue通り周辺なんかより遥かに安い状態。
どうやら、かなり激しい競争状態になっているようで完全に価格競争になっているようです。他の地域でも60台湾元(約220円)くらいで売られている店もちょくちょくあり、これでもベトナムと同じくらい。
物価差を考えたら、2〜3割程度高くても不思議じゃないのですが、値段勝負するしか無いのでしょうね。
ベトナムも明らかに増えすぎになっているので、近いうちにこういう価格競争になるのかもしれないです。
台湾が発祥の地のようなので、せっかく台湾来たので飲んで帰ろうと繁華街にあるお店へ。
行列ができてる店があったので、
きっとここは人気店に違いないと思い列に並んだのですが、
ふと看板を持ってるおじさんの看板を見たら、35台湾元(約120円)と書かれてます。
ベトナムでもこんなに安い店無いよなぁと思っていたら、すぐ近くのお店も40台湾元という看板を掲げていて、何だかホーチミンのNguyen Hue通り周辺なんかより遥かに安い状態。
どうやら、かなり激しい競争状態になっているようで完全に価格競争になっているようです。他の地域でも60台湾元(約220円)くらいで売られている店もちょくちょくあり、これでもベトナムと同じくらい。
物価差を考えたら、2〜3割程度高くても不思議じゃないのですが、値段勝負するしか無いのでしょうね。
ベトナムも明らかに増えすぎになっているので、近いうちにこういう価格競争になるのかもしれないです。
2019/03/19
台湾の外国人介護の現状
台湾滞在中に叔父が数十年以上仕事で取引をしていた
台湾人経営者のところに4年半ぶりにご挨拶に。
叔父と親しかった方はもう90代半ばで訪問時も寝ておられたのでご挨拶できずでしたが、
会社の跡を継いだ娘さんが対応してくださり、色々と話をさせてもらいました。日本語ができる方なので、日本語で
「お茶を用意しますね。」
と言った後に、
「お茶を持って来て」
みたいなことを中国語で奥に向かって言った後に女性が現れたのですが、どうも家族というより使用人みたいな雰囲気であり、台湾人っぽい顔つきでは無かったので、
「彼女は台湾人では無いのですか?」
と聞いてみたところ、
「そうなのよ。彼女はベトナム人で3年前からおじいさんの世話をしてもらうために来てもらってるんです。前回の時にはいなかったですね。」
とのこと。
「おお、そうなのですね。ちょっと色々と質問させてください。」
ということで、彼女にベトナム語で色々と質問させてもらいました。
彼女はNghe An省出身の43歳の女性で、約9年間台湾で働いているそうです。9年前に台湾にやってきて、その後介護施設みたいなところで働いていたところ知人から紹介されてこの家に来たとのこと。子どもも2人いるそうですが、既に成人していて、一人はホーチミンで働いているそうです。
ベトナムに戻るのは年に1,2回でほとんどは台湾のこの家で働いているし、買い物や洗濯、掃除などの身の回りのこともしてくれるそうで、もはや家族同然の使用人みたいな存在になっているようです。
娘さん曰く、彼女が会社を継いで働いており、平日はおじいさんの世話をするのが難しい中、ベトナム人女性がほぼ住み込みで世話をしてくれるのは本当にありがたいとのこと。
台湾では、親の老後は子どもが面倒を見るものというのが基本で、介護施設に入れるのは「不孝」に当たるという考え方が強いようです。日中働いていて世話ができないから介護施設に入れようとしたら、親から「不孝者だ」と言われるのが何よりも辛いことのようで、そんな中で外国人介護労働者が住み込みで面倒を見てくれることで、在宅で親を世話することができるのは非常にありがたい事のようです。
台湾ではインドネシア人、フィリピン人、ベトナム人が介護に当たっていることが多いそうで、近年はインドネシア人、ベトナム人が特に多いとのこと。ちなみにベトナム人女性は1か月3万台湾ドル(約11万円)で働いているそうです。
台湾では外国人が労働者ビザで働いている人で約67万人(2017年)、そんな中で介護分野だけでも25万人程度の外国人が働いているそうです。
インドネシア人、ベトナム人、フィリピン人あたりが多いようで、台湾の中に各国出身者のコミュニティもしっかり出来上がっているようです。確かに日曜日に繁華街でムスリムの服装をした女性グループをいくつか見かけましたが、休みの日に同郷の仲間と楽しく過ごしていたのでしょうね。
介護以外にも建築はじめ様々な職場で働きながら、みんな母国にいる家族のためにお金をためて送金しているようです。
ルールの問題だけでなく、文化の違いや住宅事情の違いもあり、日本ではなかなか住み込みの外国人介護労働者の受入れは進まないかと思われますが、今年の春以降、改正入管法により特定技能労働者として介護分野にもベトナム人やフィリピン人労働者が一気に増えることが予想されてますし、
労働人口が年々減っていく日本において、もはや外国人労働者の受入れしなければ、これまでと同じ生活・サービス水準を維持するのすら難しくなってくる中で、今回の入管法改正となったのだと思いますが、今までにほとんど外国人と接したことも無かった日本人が、同じ地域で働いたり、居住する外国人労働者とどう付き合っていくのかというのは大きな課題です。
そんな中で台湾の現状というのは日本の外国人労働者受け入れにおいて非常に参考になる気がしました。
台湾人経営者のところに4年半ぶりにご挨拶に。
叔父と親しかった方はもう90代半ばで訪問時も寝ておられたのでご挨拶できずでしたが、
会社の跡を継いだ娘さんが対応してくださり、色々と話をさせてもらいました。日本語ができる方なので、日本語で
「お茶を用意しますね。」
と言った後に、
「お茶を持って来て」
みたいなことを中国語で奥に向かって言った後に女性が現れたのですが、どうも家族というより使用人みたいな雰囲気であり、台湾人っぽい顔つきでは無かったので、
「彼女は台湾人では無いのですか?」
と聞いてみたところ、
「そうなのよ。彼女はベトナム人で3年前からおじいさんの世話をしてもらうために来てもらってるんです。前回の時にはいなかったですね。」
とのこと。
「おお、そうなのですね。ちょっと色々と質問させてください。」
ということで、彼女にベトナム語で色々と質問させてもらいました。
彼女はNghe An省出身の43歳の女性で、約9年間台湾で働いているそうです。9年前に台湾にやってきて、その後介護施設みたいなところで働いていたところ知人から紹介されてこの家に来たとのこと。子どもも2人いるそうですが、既に成人していて、一人はホーチミンで働いているそうです。
ベトナムに戻るのは年に1,2回でほとんどは台湾のこの家で働いているし、買い物や洗濯、掃除などの身の回りのこともしてくれるそうで、もはや家族同然の使用人みたいな存在になっているようです。
娘さん曰く、彼女が会社を継いで働いており、平日はおじいさんの世話をするのが難しい中、ベトナム人女性がほぼ住み込みで世話をしてくれるのは本当にありがたいとのこと。
台湾では、親の老後は子どもが面倒を見るものというのが基本で、介護施設に入れるのは「不孝」に当たるという考え方が強いようです。日中働いていて世話ができないから介護施設に入れようとしたら、親から「不孝者だ」と言われるのが何よりも辛いことのようで、そんな中で外国人介護労働者が住み込みで面倒を見てくれることで、在宅で親を世話することができるのは非常にありがたい事のようです。
台湾ではインドネシア人、フィリピン人、ベトナム人が介護に当たっていることが多いそうで、近年はインドネシア人、ベトナム人が特に多いとのこと。ちなみにベトナム人女性は1か月3万台湾ドル(約11万円)で働いているそうです。
台湾では外国人が労働者ビザで働いている人で約67万人(2017年)、そんな中で介護分野だけでも25万人程度の外国人が働いているそうです。
インドネシア人、ベトナム人、フィリピン人あたりが多いようで、台湾の中に各国出身者のコミュニティもしっかり出来上がっているようです。確かに日曜日に繁華街でムスリムの服装をした女性グループをいくつか見かけましたが、休みの日に同郷の仲間と楽しく過ごしていたのでしょうね。
介護以外にも建築はじめ様々な職場で働きながら、みんな母国にいる家族のためにお金をためて送金しているようです。
ルールの問題だけでなく、文化の違いや住宅事情の違いもあり、日本ではなかなか住み込みの外国人介護労働者の受入れは進まないかと思われますが、今年の春以降、改正入管法により特定技能労働者として介護分野にもベトナム人やフィリピン人労働者が一気に増えることが予想されてますし、
労働人口が年々減っていく日本において、もはや外国人労働者の受入れしなければ、これまでと同じ生活・サービス水準を維持するのすら難しくなってくる中で、今回の入管法改正となったのだと思いますが、今までにほとんど外国人と接したことも無かった日本人が、同じ地域で働いたり、居住する外国人労働者とどう付き合っていくのかというのは大きな課題です。
そんな中で台湾の現状というのは日本の外国人労働者受け入れにおいて非常に参考になる気がしました。
2019/03/18
目先じゃなくどこまで先を考えて取り組むかって大事だなぁという話
台北滞在先の最寄駅の駅前にナイトクラブがありました。
土曜日の夜12時過ぎに前を通ったら外国人、台湾人で大賑わい。
どこの国でもクラブは土日の夜は賑やかだなぁと思いながら前を通ってホテルに戻りました。
翌朝、人と会うために同じ場所を通過したら、クラブ前でたくさんの人が集まっています。
「あれ、日曜の朝までクラブは続いているんだ。」
と思ったら、どうも違う様子。でも、何かイベントが行われるみたいです。
受付みたいな場所の人が、
「あなたもミサに来たの?」
と言われて、一瞬何のことだか分らず????状態。
「え、何のイベント?」
と聞いてみたら、
「日曜日のミサですよ。」
と言われ、
「まさかキリスト教の日曜礼拝のミサのこと?」
と聞いてみたらそうだとのこと。何だか意味がよく分からなかったので、中を見せて欲しいとお願いしたら、快く見せてくれました。
入ってみたところ、ちょうど準備中だったのですが、案内してくれた人が、
「ここはナイトクラブで有名なところなんですが、実は日曜日の朝はキリスト教のミサを行ってるんです。僕らの仲間が日曜にミサを行う場所が欲しいと言ったところ、ここのオーナーが、日曜の朝はクラブは使わないので、よかったら無料で使ってくださいということを言ってくださり、3年ほど前から毎週日曜日の朝にミサが行われてるんです。」
とのこと。以来、毎週日曜日朝にはここでミサが行われているそうなのですが、ミサには台湾人だけでなく、当然欧米人も多数参加するようになり、彼らがここがナイトクラブだということを知り、今度は週末の夜にナイトクラブに遊びに来ることになり、欧米人に人気のクラブということで台湾人も集まりますます人気になったとのこと。
一見、宗教のためのボランティアをしているようですが、しっかりお客様を掴んでおられるようです。ビジネスを行う時に目先を追いかけてはだめだとはよく言われますが、ほんとどこまで先を考えて日々取り組むかってホント大事だなと勉強になる話でした。
土曜日の夜12時過ぎに前を通ったら外国人、台湾人で大賑わい。
どこの国でもクラブは土日の夜は賑やかだなぁと思いながら前を通ってホテルに戻りました。
翌朝、人と会うために同じ場所を通過したら、クラブ前でたくさんの人が集まっています。
「あれ、日曜の朝までクラブは続いているんだ。」
と思ったら、どうも違う様子。でも、何かイベントが行われるみたいです。
受付みたいな場所の人が、
「あなたもミサに来たの?」
と言われて、一瞬何のことだか分らず????状態。
「え、何のイベント?」
と聞いてみたら、
「日曜日のミサですよ。」
と言われ、
「まさかキリスト教の日曜礼拝のミサのこと?」
と聞いてみたらそうだとのこと。何だか意味がよく分からなかったので、中を見せて欲しいとお願いしたら、快く見せてくれました。
入ってみたところ、ちょうど準備中だったのですが、案内してくれた人が、
「ここはナイトクラブで有名なところなんですが、実は日曜日の朝はキリスト教のミサを行ってるんです。僕らの仲間が日曜にミサを行う場所が欲しいと言ったところ、ここのオーナーが、日曜の朝はクラブは使わないので、よかったら無料で使ってくださいということを言ってくださり、3年ほど前から毎週日曜日の朝にミサが行われてるんです。」
とのこと。以来、毎週日曜日朝にはここでミサが行われているそうなのですが、ミサには台湾人だけでなく、当然欧米人も多数参加するようになり、彼らがここがナイトクラブだということを知り、今度は週末の夜にナイトクラブに遊びに来ることになり、欧米人に人気のクラブということで台湾人も集まりますます人気になったとのこと。
一見、宗教のためのボランティアをしているようですが、しっかりお客様を掴んでおられるようです。ビジネスを行う時に目先を追いかけてはだめだとはよく言われますが、ほんとどこまで先を考えて日々取り組むかってホント大事だなと勉強になる話でした。
2019/03/17
ホームレス小谷さんに会ってきました
30代半ばくらいから、自分と生き方とか住んでる世界が全く違う人と交流すると、自分自身が色々と刺激や勉強になることが多いので何か機会があればお願いして会ってもらったりしているのですが、
そんな中で以前よりTwitterで存じ上げてたホームレス小谷さんがちょうど同じタイミングで台北入りされているとのことで、Twitterからメッセージを送って会ってもらいました。
50円で何でも引き受けておられて忙しい小谷さんに日曜日の朝から色々と話を伺ってきました。
ホームレス小谷さんは元々芸人(全然売れてなかったそうです)だった中で、西野さんとの付き合いを通じて、ホームレスになり、そのホームレス生活の中で、いろんな取り組みをしているうちに、本まで出版(すでに1万部販売済み)され、いつの間にやら芸人時代より遥かに有名な人になっておられるようです。
SNS時代になって、お金以外の価値、特に信頼とか人と人のつながりとかの価値がどんどん高まっていく中で、まさに後者の価値が突き抜けられた存在になっておられます。ただ、クラウドファンディングで結婚式を行った話はじめ、彼自身がこの突き抜けるためにものすごい努力をされたのも事実。
そんな中で、何故台湾に来てるの?という話になり興味深かったのが、
「日本だと実力以上にチヤホヤしてくれたり、西野さんに近寄る手段として接近してくる人がたくさんいる中で、台湾に来たら自分のことほとんど誰も知らないからもう一度ホームレス小谷の原点戻って活動できるから」
ってことでした。
人間って誰もが一度自分の築いた安定したポジションを失うのが怖くて、現状に不満を持っていたりしてもなかなか同じ場所から動き出すことができず、会社員などの場合、業界の大きな変化などで一気に会社が無くなったりした時に、路頭に迷ってしまうみたいな話をきいたことがありますが、まさにそんなことを一切恐れずひたすら自分の道を進んでおられるなぁと感心する方でした。
彼の行動を応援するかどうかは人それぞれだと思いますが、少なくともこういう生き方もありだよなぁと彼の今後が楽しみな限りです。
ちなみにホームレス小谷さんにお願いして、毎日たくさんの人に会ってるんだからってことで、わらしべ長者企画をお願いしました。ホームレス小谷さんは最初の品としてこのバッジを出してくださったので、僕は普段使ってたサングラスと交換。この物々交換をいろんな人し続けたら最後にいったい何に変化するのか楽しみです。もし、これでホームレス小谷さんがマイホーム入手してホームレスじゃなくなったら、
「あれはいのっちが出したアイデアだ」
ということで(笑)。
そんな中で以前よりTwitterで存じ上げてたホームレス小谷さんがちょうど同じタイミングで台北入りされているとのことで、Twitterからメッセージを送って会ってもらいました。
50円で何でも引き受けておられて忙しい小谷さんに日曜日の朝から色々と話を伺ってきました。
ホームレス小谷さんは元々芸人(全然売れてなかったそうです)だった中で、西野さんとの付き合いを通じて、ホームレスになり、そのホームレス生活の中で、いろんな取り組みをしているうちに、本まで出版(すでに1万部販売済み)され、いつの間にやら芸人時代より遥かに有名な人になっておられるようです。
SNS時代になって、お金以外の価値、特に信頼とか人と人のつながりとかの価値がどんどん高まっていく中で、まさに後者の価値が突き抜けられた存在になっておられます。ただ、クラウドファンディングで結婚式を行った話はじめ、彼自身がこの突き抜けるためにものすごい努力をされたのも事実。
そんな中で、何故台湾に来てるの?という話になり興味深かったのが、
「日本だと実力以上にチヤホヤしてくれたり、西野さんに近寄る手段として接近してくる人がたくさんいる中で、台湾に来たら自分のことほとんど誰も知らないからもう一度ホームレス小谷の原点戻って活動できるから」
ってことでした。
人間って誰もが一度自分の築いた安定したポジションを失うのが怖くて、現状に不満を持っていたりしてもなかなか同じ場所から動き出すことができず、会社員などの場合、業界の大きな変化などで一気に会社が無くなったりした時に、路頭に迷ってしまうみたいな話をきいたことがありますが、まさにそんなことを一切恐れずひたすら自分の道を進んでおられるなぁと感心する方でした。
彼の行動を応援するかどうかは人それぞれだと思いますが、少なくともこういう生き方もありだよなぁと彼の今後が楽しみな限りです。
ちなみにホームレス小谷さんにお願いして、毎日たくさんの人に会ってるんだからってことで、わらしべ長者企画をお願いしました。ホームレス小谷さんは最初の品としてこのバッジを出してくださったので、僕は普段使ってたサングラスと交換。この物々交換をいろんな人し続けたら最後にいったい何に変化するのか楽しみです。もし、これでホームレス小谷さんがマイホーム入手してホームレスじゃなくなったら、
「あれはいのっちが出したアイデアだ」
ということで(笑)。
Tag:ホームレス小谷 台湾
2019/03/17
ロールケーキの自動販売機
台北市内で地下鉄に乗ると、あちこちでロールケーキの自動販売機を見かけます。
これはどういう代物なのだろう?
と思って、機械を触っていたところ、
偶然買おうとしていたお姉さんが
「私が買うのを見ていてください」
と言ってくれたので見学させてもらうことに。
まず、最初にロールケーキの種類を選びます。どうやら数種類ある中から選ぶようです。
そして、支払いとなるのですが、クレジットカードや電子マネーが使えるようでお姉さんはクレジットカードを選び、それを所定のところにかざすと支払い手続きが行われます。
支払い手続きが終わると、ディスプレイで中でロールケーキが選ばれている画像などが流れ、そして、取り出し口からロールケーキが。
1個399元(約1,500円)と決して安くは無いのですが、別のところでも買ってる人がいたので美味しいのですかね。
お姉さんはてっきりリピーターなのかと思いきや、「実は初めて買うんです」とのことでお姉さんも興味本位で買ってたみたいでした。
味もさることながら、賞味期限は?とか色々と興味の尽きないところですが、ロールケーキを自動販売機で買うという発想が新鮮で面白かったです。
これはどういう代物なのだろう?
と思って、機械を触っていたところ、
偶然買おうとしていたお姉さんが
「私が買うのを見ていてください」
と言ってくれたので見学させてもらうことに。
まず、最初にロールケーキの種類を選びます。どうやら数種類ある中から選ぶようです。
そして、支払いとなるのですが、クレジットカードや電子マネーが使えるようでお姉さんはクレジットカードを選び、それを所定のところにかざすと支払い手続きが行われます。
支払い手続きが終わると、ディスプレイで中でロールケーキが選ばれている画像などが流れ、そして、取り出し口からロールケーキが。
1個399元(約1,500円)と決して安くは無いのですが、別のところでも買ってる人がいたので美味しいのですかね。
お姉さんはてっきりリピーターなのかと思いきや、「実は初めて買うんです」とのことでお姉さんも興味本位で買ってたみたいでした。
味もさることながら、賞味期限は?とか色々と興味の尽きないところですが、ロールケーキを自動販売機で買うという発想が新鮮で面白かったです。
Tag:ロールケーキ 自動販売機
2019/03/16
台湾も日本の大手企業だから勝てるわけでは無いんだなという話
今回の滞在先は、4年前に来た時と最寄駅が同じだったので、ある程度土地勘があるので、朝からあちこちウロウロしております。
そんな中で、4年前に訪問した際に日本の三田製麵所がやってた場所を発見。
見事に潰れて、違うラーメン屋さんになってました。
かなりの数の台湾人が毎年日本を訪れている中で、三田製麵所はかなりの店舗数があるので、相当数の台湾人が食べたことのある店のはずで、認知度高いはずなのですが、何か受け入れられない要素があったということなのでしょうね。
ベトナムでも同じですが、外国では日本の大手だから勝てるわけではないという典型的な話の事例ですね。
そんな中で、4年前に訪問した際に日本の三田製麵所がやってた場所を発見。
見事に潰れて、違うラーメン屋さんになってました。
かなりの数の台湾人が毎年日本を訪れている中で、三田製麵所はかなりの店舗数があるので、相当数の台湾人が食べたことのある店のはずで、認知度高いはずなのですが、何か受け入れられない要素があったということなのでしょうね。
ベトナムでも同じですが、外国では日本の大手だから勝てるわけではないという典型的な話の事例ですね。
2019/03/15
台北で親切な人に助けてもらった話
今朝から仕事の関係で台北です。
早朝に桃園空港着のフライトで台北入りし、
仕事に出かける前にスーツケースをホテルに
置いて出かけようとホテルまで。
ネット予約したマイナーホテルだったので、地図を頼りに地下鉄最寄駅からウロウロとスーツケースを押しながら歩いてきました。
ようやく辿り着いたかなと思う場所に到達したのですが、入口が見つからず周辺を少し歩いてみたのですが、上手く発見できずで、参ったなぁと思いながら立ちすくんでいたら、すぐ近くを通勤途中と思われる台湾人のお兄さんが歩いていたので、
「すいません、〇〇番地にあるホテルはどこでしょうか?」
と尋ねたところ、さすがにお兄さんも分からず。
また、他の人探さないとと思った瞬間に、お兄さんが
「ホテルの電話番号を調べてみましょう。」
とネットでホテル名を入れて電話番号を見つけ出しホテルに電話を。そして、ホテルと連絡が通じ、僕が50以上離れた場所にいることが判明したので、ホテル側に僕をすぐ近くにあるコンビニに待機させておくから迎えに来てやって欲しいと伝えてくれ、
「じゃ、このコンビニで待っててくださいね」
と伝えて立ち去っていきました。
そして、5分後にホテルの人が到着し無事ホテルへ。ちょっとビルの中の1フロアを使っている関係で分かりにくかったようです。彼のおかげで荷物を持って仕事に行かずに済みました。
朝の通勤前の忙しい時間のはずなのに、道に迷った日本人のために片言の英語を駆使しながら手を尽くしてくれてありがたい限りでした。
日本に外国人観光客を多数受け入れる中で、素晴らしい景色や料理以上にこういう外国人が困っている時に日本人1人1人がきちんと助けてあげることが一番大事だよなぁと改めて実感です。
早朝に桃園空港着のフライトで台北入りし、
仕事に出かける前にスーツケースをホテルに
置いて出かけようとホテルまで。
ネット予約したマイナーホテルだったので、地図を頼りに地下鉄最寄駅からウロウロとスーツケースを押しながら歩いてきました。
ようやく辿り着いたかなと思う場所に到達したのですが、入口が見つからず周辺を少し歩いてみたのですが、上手く発見できずで、参ったなぁと思いながら立ちすくんでいたら、すぐ近くを通勤途中と思われる台湾人のお兄さんが歩いていたので、
「すいません、〇〇番地にあるホテルはどこでしょうか?」
と尋ねたところ、さすがにお兄さんも分からず。
また、他の人探さないとと思った瞬間に、お兄さんが
「ホテルの電話番号を調べてみましょう。」
とネットでホテル名を入れて電話番号を見つけ出しホテルに電話を。そして、ホテルと連絡が通じ、僕が50以上離れた場所にいることが判明したので、ホテル側に僕をすぐ近くにあるコンビニに待機させておくから迎えに来てやって欲しいと伝えてくれ、
「じゃ、このコンビニで待っててくださいね」
と伝えて立ち去っていきました。
そして、5分後にホテルの人が到着し無事ホテルへ。ちょっとビルの中の1フロアを使っている関係で分かりにくかったようです。彼のおかげで荷物を持って仕事に行かずに済みました。
朝の通勤前の忙しい時間のはずなのに、道に迷った日本人のために片言の英語を駆使しながら手を尽くしてくれてありがたい限りでした。
日本に外国人観光客を多数受け入れる中で、素晴らしい景色や料理以上にこういう外国人が困っている時に日本人1人1人がきちんと助けてあげることが一番大事だよなぁと改めて実感です。
Tag:台湾 ビジネス
2017/08/18
地獄辣椒風味の麵にチャレンジ
先日の台湾訪問時にコンビニに立ち寄った際に「地獄辣椒風味」と書かれたカップ麺を発見。
「地獄」と書くくらいなので相当なものなはずなので、買ってみようということでお土産に買って帰り、家で試してみました。
どうやら焼きそばタイプのようで、湯を切った後に、この左の調味料を混ぜて食べるようです。
混ぜてみたら、麺が全然違う色に(笑)。そして、漂ってくる湯気が目に入ると明らかに痛いです(笑)。
実際の味はと申しますと食べ始めたら、速攻で唇が腫れてくるレベルの辛さで、舌もマヒしてなんだかよく分からない状態。最後は義務のように食べてました。美味い不味いを判断できるような代物ではなかったです。
確かに日本でも味仙という台湾ラーメンはやばい辛さだったよなと思いだしつつ、こんな味、コンビニで棚に並んでるって、台湾人の味覚は大丈夫なんだろうか?と彼らの辛さの許容度のすごさにちょっとビビりました。
「地獄」と書くくらいなので相当なものなはずなので、買ってみようということでお土産に買って帰り、家で試してみました。
どうやら焼きそばタイプのようで、湯を切った後に、この左の調味料を混ぜて食べるようです。
混ぜてみたら、麺が全然違う色に(笑)。そして、漂ってくる湯気が目に入ると明らかに痛いです(笑)。
実際の味はと申しますと食べ始めたら、速攻で唇が腫れてくるレベルの辛さで、舌もマヒしてなんだかよく分からない状態。最後は義務のように食べてました。美味い不味いを判断できるような代物ではなかったです。
確かに日本でも味仙という台湾ラーメンはやばい辛さだったよなと思いだしつつ、こんな味、コンビニで棚に並んでるって、台湾人の味覚は大丈夫なんだろうか?と彼らの辛さの許容度のすごさにちょっとビビりました。
Tag:台湾 激辛ラーメン