ベトナムでビジネスを

日曜日夕方にホーチミン市内の北朝鮮レストランの前を通った時に、

もう電気をつけても良い時間くらいなのに何だか暗いなと思っていたのですが、どうやら9月末で閉店したようです。

今日、前を通ってみてきたらこんな感じで看板がとられてます。中に入ってみたところ、警備員のおじさんだけがいて、



「お店閉まっちゃったの？理由は？」

と聞いてみたのですが、

「理由は知らない」

とのことでした。ホーチミンは閉鎖したものの、ハノイはまだ続いているようです。

ベトナムと北朝鮮の関係もマレーシアでの事件以来、ベトナム政府が北朝鮮外交官を追放したりかなり険悪になっているそうですし、NNAさんの記事などによると、在ベトナム韓国大使館が制裁の一環で行かないように在住韓国人向けフリーペーパーにて呼びかけていたりしていたそうで、確かにこの1年くらい来店客が減っているなぁと思っていたのですが。

実際、半年くらい前に訪問した時に親しい店員のお姉さんが、店員のお姉さんの「任期3年のはずなのに一向に帰任命令が出ない」と言ってたので、



閉店に向けて着々と進んでいたのかもしれないですね。以前にお姉さんに聞いた話だと北朝鮮からホーチミンに来る際は、平壌～北京～ハノイ～ホーチミンと空路を乗り継いで来たそうなので、今回も同じルートで帰るのですかね。無事に母国に帰れると良いのですが。

中国でも北朝鮮レストランは続々と潰れているようなので、同じように帰国しているお姉さんたち多いのでしょうね。

こんな感じの北朝鮮料理も食べられなくなるのはちょっと寂しいですね。


  

どんな仕事でもミスは起きうるものですし、そのミスを減らすかといかにリカバーするかというのが仕事の中で大事なことだと思っております。

そんな中で、昨日はすごく心地よいお詫びを受けたのでちょっとご紹介。

お世話になっている先輩経営者と一緒に中華料理店へ。



そこは上海出身の中国人男性とベトナム人女性の夫婦が切り盛りしている中華料理屋です。2人で餃子と麻婆豆腐を注文し、まず先に餃子がやってきたのですが、中が冷たい状態。

豚肉なので火が通っていないのはさすがに怖いので、お店の人にお願いし、焼き直してもらうことに。

とここまではベトナムではよくある光景なのですが、ここからが他と違うところです。しばらく何も食べるものがない状態なので2人でいろいろと話をしていたら、数分も経たないうちにオーナー夫妻がやってきて、

「本当にすいません。料理が来てないのでお腹が空いているでしょう、こちらはお詫びの品で無料なので、料理が来るまでこちらを食べておいてください」

とお詫びに。

日本だと同様のことあるのかもしれないですが、ベトナムだとまずない光景。一瞬にしてこの店が好きになってしまいました。ほんと、お詫びのされ方一つで印象って全く変わるものだなと改めて実感。クレームはチャンスだというような本ありますが、ほんとそうだなと改めて思いました。また、近々この店に行ってみようと思います。

  

中華街には様々な中華料理の店があり、それぞれ特徴のある料理や人気メニューがありますが、そんな中で、日本人にも人気料理の一つ麻婆豆腐はどこが一番美味いか、

と初めての店ではたいてい麻婆豆腐を頼むようにしているのですが、それぞれの店ごとに特徴があって美味しいのは美味しいのですが、どの店も基本的に唐辛子のみ辛さであり、


本格的な四川風の麻婆豆腐にある花椒の辛さや香りがないため、いつも物足りなさを感じていたのですが、本格的な花椒の辛さと香りの効いた麻婆豆腐の店をようやく発見。

ホーチミンに数軒展開しているDim Tu Tac（點都得）という店で、飲茶が上手いことでも有名みたいなのですが、僕的には麻婆豆腐。

口に入れると花椒の香りと独特の辛さが効いていて、思わずご飯と一緒に食べたくなる味です。ほんと、1区にあったら毎週のように通いたくなるくらいの味なのですが、残念ながら近い場所でも4区と5区にしかなく、また本格的な中華料理の店なので一人で行くと麻婆豆腐とご飯だけで他は何も食べられない量になってしまうので、誰かを誘っていかないといけないのが辛いところです。

  

姉「今日のショーは良かったですか？」

僕「良かったですよ。ところで皆さんベトナムのTV番組とか見てるの？」

姉「はい、見てますよ」

僕「じゃ、今のアメリカとの緊迫した情勢も知ってるんだ。」

姉「はい、少しだけ」

僕「じゃ、アメリカの海軍が北朝鮮に向かっているの知ってる？」

姉「え、そうなんですか？（ほんとに知ら無さそう）」

僕「そうだよ、15日の日にも北朝鮮がミサイル発射したらしいよ。」

どうやら、ミサイルの発射に関してはまったく知らされていないようです。

姉「それはアメリカまで飛んだのですか？」

僕「いや、失敗だったみたいですぐ落ちたみたい。」

姉「なーんだ。でも、もしアメリカが攻めて来たら私たちはすぐ国に戻って、国の勝利のために戦いますので。」

そして、勘定を済ませて、外に出ようとしたら、

姉「今日はVIPルームには北朝鮮の人たちも来てますよ。」



僕「なるほど、だから1階の店員が少なかったんだね。」

姉「韓国の人と北朝鮮の人が一緒に食事してることもありますよ。」

まだまだ僕の知らない朝鮮半島事情があるようです。

真面目に働く彼女たちですが、きっぱりと

「アメリカと戦争になったらすぐ国に戻って戦います。」

と話したのは印象的でした。同じ世代の日本人女性で「国のために戦争に行きます」なんて言える女性何人いるだろう？と思うとやっぱり、思想教育による国への想いは本当に強いんだなと改めて実感しました。

また、ベトナムと北朝鮮は微妙な情勢ですが、このホーチミンの街でも結構北朝鮮の人は活躍してることや、それ以外の東南アジアの国々でも色々と活躍している話なども聞かせてもらい、なかなか興味深いヒヤリングでした。

マスコミが報道してくれないので日本人が知らないこといっぱいありますね。




  

緊迫する北朝鮮問題。そんな最中に久々に北朝鮮レストランにお客様と食事に行くことに。今の北朝鮮情勢、お姉さん達はどれくらいわかっているのだろうということであれこれ聞いてきました。

お店に入ったら、3年前からいるお姉さんが、

姉「あら、久しぶり。」

僕「お、まだいたんだ。前回（約半年前）店来た時に、確かそろそろ3年の任期だから帰るって言ってたのに。」

姉「そうなんです。3年過ぎてるんですが帰任命令が今のところ出て無くて。」

僕「へぇ、そうなんだ。」

と

3年前よりお互いにベトナム語も上達してるので、会話もスムーズに。

そして、いつものように料理を注文しましたが、いつもと変わらぬ味です。



給仕をしてもらいながら、身の上話。

僕「ところで、確か平壌出身だって聞いてたけど、家族は？」

姉「父と母と兄が平壌にいます。」

僕「お父さんは軍人？」

姉「いえ、違います。（詳しくは言ってくれませんでした）」

僕「お兄さんは」

姉「25歳ですが、まだ大学生です」

おそらくエリートなんでしょうね。

僕「ちなみにホーチミンの街には何人くらい北朝鮮人はいるの？」

姉「300人くらいです。この店にもちょくちょく来ますよ。」

貿易などの分野でいろいろと活躍しているみたいです。

続いて、彼女たちがどんな生活をしているかを聞いてみました。

僕「ホーチミン以外ではどこか行ったことある」

姉「はい、ニャチャンとムイネートブンタウにはみんなで旅行したことあります。」

僕「休みの日は買い物行くの？」

姉「はい、TAKA PLAZAとかに買い物に行きますよ。ただ、全員行動ですけど。」

そして、いつもと変わらぬショーが始まり、楽しいひと時を。





終わった後に、そろそろ本題に。

長いので続きは下記で。



  

昨日は久々にLy Tu Trong通りにあるカルメンバーへ。21時から始まる歌のショーを楽しんできました。いつもそうですが、昨日も火曜日の夜なのにほぼ満員。

よく考えたら僕もホーチミン市内でこういう音楽が楽しめる場所ってほとんど知らないし、ネットで調べてもそんなにたくさん出てこないので、案外少ないのかもしれないですね。





  

うちのオフィスの近くのインド料理店、手ごろな値段で味も美味しいです。ただ、日本人だと分かると持って来てくれる日本語メニューが意味不明な翻訳ばかり。

今夜はこの意味不明な料理を頼んだらどんなものが出て来るか挑戦してみました。














まず１つめ　「問い詰めたクリームで白で柔らかいチーズのフリッター」

を頼んでみましたところ出てきたのがこちら。














どうやら白いクリームチーズのフリッターのようなのですが、どう「問い詰めた」のかは全く持って意味不明です。

続いては














「キュウリ、ジャガイモ、ハーフインゲンの活気のあるミックスやスパイスとグリーンピースと薄着しましたヒヨコ豆」

を頼んだら出てきたのがこちら。














黄色っぽいのはジャガイモみたいです。あとグリーンピースとヒヨコ豆は分かったのですが、インゲンらしきものはそもそも無かったです。

ヒヨコ豆が「薄着」だと書かれてたのですが、どう薄着なのかも見た目でも食感でもさっぱり分かりませんでした。

また、「活気あるミックス」がどれくらい活気ある交流があったのかも、食べてみたけど全然分かりませんでした。

一体どんな風に翻訳したらこんな不思議な日本語になるのか理解不能です。

Google翻訳でしょうか。Google翻訳でベトナム語から日本語でももう少しまともな翻訳になるのですが。

一つの言葉にカタカナと平仮名が混じってたり、カタカナの「シ」と「ツ」を間違えて、「トウガラツ」となってたりしてるのはさすがにGoogle翻訳ではないはずなので何とも不思議です。

前回訪問した時もこのメニュー間違えだらけだから見せない方が良いよと教えてあげたのですが、今回も自信満々に「あなた日本人なら是非このメニュー表使って」と見せてきたところからして、お店の人は全然気づいてないのでしょうね。

ただ、笑いのネタとしてこのメニューは続けて欲しいです。
  

先日、Nguyen Hue通りにマクドナルドができるということをこのブログでアップしましたが、続いてスターバックスも同じくNguyen Hue通りにできるようです（追記：12月25日にはオープンしてました）。

ほんと、僕が来た6年前は唯一のファーストフードがKFCだったことから見れば夢のようです。

クリスマスからテトにかけて物凄い人出になることが予想されるNguyen He通り、この2店への客入りも要注目ですね。


  

夜、泊まっているホテルの近くを歩いていると、PizzaとSushiと書かれた電飾看板が。

冗談で書かれているのかなと思い近づいてみるとどう見てもピザ屋さん。








ちょっとメニュー見せて、ってお願いしてメニューを見たら、なんとピザと寿司のコンボのセットメニュー（カレーも）が。














しかも、寿司も単品で存在します。














一体どうなってるの？と思っていたらオーナーさんが出てきてくれたので、色々と質問してみました。

僕「この店、ピザと寿司を出してるの？」

オーナー「そうだよ。ピザと寿司と韓国料理とカレーを出してるよ。」

僕「なんでもありだね。何故、こんな全然関係ない国の料理を一緒に出してるの？」

オーナー「自分たちが考えたというよりお客様からの要望に応えてたらこうなったという感じかな。この店は5年前からやってるんだけど、当時はピザ屋も寿司もカントー市内では食べられなかった中で、知り合いからピザ食べたいとか寿司食べたいと言われたのが始めたきっかけ。」

ということで、お客様の要望に応じてたら、こんな摩訶不思議な店になったようです。けど、結構繁盛している様子。

典型的なマーケットインの発想ですが、日本みたいに市場が成熟していないベトナムでは、お客様が欲しがっているものを提供する、この発想が大事なんでしょうね。

記念に寿司（ツナロール:35,000vnd）を頼んでみました。














見かけはなかなか美しいですし、味も食べられなくはないってところですが、なんとこの醤油が激甘。鹿児島なんかの醤油が甘かったりしますが、そんなレベルではなく、もはや砂糖大量に入れてるとしか思えないレベル。

きっとこの醤油もお客様のニーズに合わせた結果、激甘になったのでしょうね。

  

今日のランチは久々に大娘水餃です。
行ったら、お客様は日本人だらけ。

もはやレタントン通りの日本食屋
さんと変わらないような光景でした。

5区には飲茶のお店はちょくちょく
ありますが、餃子はここくらい

なので、餃子食べたくなるとついつい
行ってしまうのですが、皆さん同じ
なのでしょうね。


5区の中華街も開拓すればもっとおいしい店いっぱいあるのでしょうが、
時間が無くてなかなか開拓でき切れていないので、また時間見つけて
探しに行ってみようと思います。

大娘水餃住所：964 Tran Hung Dao Dis5 HCM