2016/06/02

大家との退去トラブル2

前編は序の口でここからが今回のトラブルの本番。これは踏み倒してくる可能性が大いにあるので、さっさと取り戻さないと、ってことで

9日夕方からまずはSMSで

「いつになったらデポジットを返してくれるのだ?」

と何度か催促をしたところ、

「別のお客様が本日夜帰国だから見送りに行かないといけない」

とか夜になっても

「まだ病院にいる」

とか明らかに矛盾した様々な言い訳と

「お前はクレージーだ」

とか

「俺がこんなに忙しいのに催促してきやがって頭の悪いやつだ」

とか

「俺のことが信じられないのか」

だの言い訳と誹謗中傷メールを織り交ぜたSMSが来て、全く返金の話にならない状態。

ともかくお金を返してもらわないといけないので、SMSを何十通も送りながら、同時
に大家の部屋は同じマンション内で分かっているので、

「デポジットを返せ」

とドアノックをガンガンしに行ったりしていたところ、

9日22時半頃ようやく大家(B)から今から姪っ子を仲介エージェントの部屋に行か
せるので、そこでデポジットを受取って欲しいとSMSが届いたので、行ってみたところ、

デポジット1,200USDのうち、何故か1,000USD分のしかもドンで返金が(契約書にはUSD
で返金の約束)。

姪っ子を攻め立ててもどうしようもないので、渋々受け取り、また、そこから大家(B)
とのSMSのやり取りが再スタート。

残りの200USDを何故返せないのだ言ったところ、契約書の備品リストにすらないラン
プが見あたらないから返金できないという回答から始まり数十回のやり取りを経てよ
うやく10日夜にまずはドンとUSDを交換することに。

交換に当たって

「誰が交換にやってくるのだ?」

と確認したら、

「なんで、そんなことお前に教えないといけないんだ」

という理解不能なメッセージをもらいながらも粘り強く交渉し、ようやく誰だか知らないおっさんの名前と連絡先だけは教えてもらい1,000USD交換。

その際に200USDをドンでも良いから返せって交渉するもおっさんは

「俺は彼に交換してこいって言われただけなので、200USDも渡せって言うなら帰る」

と言い出され、交換できなければ元も子もないので渋々交換のみ。

仕方がないので、終了後、また大家(B)に

「いつになったら200USD返すつもりなんだ?」

と聞いたら、

大家(B)「インターネット代や水道代が来月請求書が来るまで返せない」

僕「既にエージェントが全て計算済みで金額出てるよ。」

って言ったところ、今度は

大家(B)「明日は真夜中にお客様の見送りがあるから、渡せない、当分忙しいから
渡せない。なんでお前はそんなに催促するんだ。頭が悪いのか。」

と言い訳としか思えないような返事が。

「これはビジネスだから、あんたの都合のいい時間に合わせるから何時でも良いから返せ。時間を指定しろ」

と伝えたところ、そこから音信不通状態。

仕方がないから再び大家の部屋に行ってドアノック。

さすがに2回ドアノックを繰り返したら家族もビビり始めたのか、ようやく翌日11日16時頃、

「今日の18時半頃家に持って行くから待っていてくれ。」

との連絡が。

18時過ぎには急ぎ家に戻り、待っていたところ、

「エージェントを同席させる。エージェントは外出中だからしばらく待ってろ。」

というメッセージが。まずはお金を取り戻さないといけないので、

「最後くらい約束守れよ!!」

と突っ込みたくなる感情を押し殺し、エージェントに「何時頃戻れそう?」とメッ
セージで聞いたところ、大家(B)から、

「勝手にエージェントに連絡しやがってこの馬鹿。」

と何故かお叱りのメッセージが。

おそらくエージェントから大家(B)に連絡が入ったものの、エージェントに一言も言ってなかったのでしょうね。

そこで観念してくれたのか、その後、エージェントから、

「大家(B)から残金は受け取った。今、外出中でもうすぐ戻るから戻り次第連絡する」

というメッセージが。

そして、30分後エージェントより、戻ったので取りに来て欲しいとの連絡があり、
エージェントの家まで出向き、残金を受取りようやく終了。最後はエージェントのみが対応で
大家もその関係者も現れず。

とまあ、SMS100通以上のやり取りによる退去とデポジット返還交渉は無事完了。

おそらく大家(B)がうちの家賃を他のことなどに使いこんだりしていて、大家(C)
への支払いも滞ったため退去させられた上、僕らが預けていたデポジットも使
いこんでいるため用意できず、

こちらが催促してくるものだから、様々な言い訳しながらなんとかお金を準備して返
金したというのが実際のところなんでしょうね。

大家がつけてきたエージェントというのは良い人だったのですが、ベトナム語しか話
せない人だったため一苦労。

英語のできる同じマンション内の別のエージェントに頼み通訳をしてもらったりしている中で、

そのエージェントから

「彼はお金関係で過去にもトラブルを起こしていて、警察沙汰になっている奴なんだ。」

という驚きの情報が。

どうやら僕らは去年6月に大家(B)の部屋を選んでしまった時点で間違えてたってことのようです。同じマンションだったのでエージェントも使わずしかも大家(B)も日本語も少しできる人で日本関係の仕事をしている人だったので安心してたのですが。

久々にベトナムあるあるを体験してしまいました。ただ、こんなのベトナムではまだ全然マシな方で、翌朝うちのスタッフの1名が仕事もせずSMSばかりしてるので、

「いったい何してるんだ?」

と聞いたら、

「実は今、住んでいるアパートの大家の息子がドラッグ中毒のようで、毎晩通路を走
り回ったりしているのだが、今朝、自分が出勤した後に、ナイフを持ってドアの外で
振り回して暴れているようで、

弟から危なくて部屋から出れないというSOSメールが届いた。

仕方ないので、こちらから大家に連絡して家族に来てもらって連れて行ってもらっ
た」

とのこと。

翌日、どうしようもない状況なので急きょ引越ししたようです。ちなみにその息子は
その数日後近隣の人をいきなり切り付け逮捕されたとのこと。

彼の前の家は1週間連続で早朝までカラオケ大会が行われて寝れなくて引っ越したとのこと。

ベトナムでの部屋探しはやはり頼れる日系業者の方にお願いすべきだなぁと改めて思った次第です。特にベトナム来て間もない人はこんなトラブルに巻き込まれたらストレスが半端じゃない状態でしょうから。

大家との退去トラブル前編はこちら





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Posted by いのっち at 13:37│Comments(0)ベトナム生活情報
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